くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

Lang Son への旅

2020年05月29日 | Weblog
■カオバンから中国国境にある滝、洞窟やホーチミンが革命を構想したというバックボ洞窟に行く手もあるがそれよりバスでどこまでいけるか確かめたいという気持ちがあって、サパに近い西のラオカイか東のランソンか?ランソンはラオカイとともに中国国境に接する最北の省の省都。ランソンに行ってみよう。省人口は約80万、市は15,6万人。福井県よりちょっと小さい。1979年の中越紛争で破壊された街はいま国境貿易で活気があるという。
 早くチェックアウトして道端の食堂であれ、なんといったか米のりを薄く延ばして野菜など包んで食べるやつ、、、25K.店のおばさんが「中国人か?」と聞く。なるほどここはそういうパターンなのか。ここの人の中国人観はどんなんだろうか?興味あるところだ。バス停を聞くとタクシーで行けと隣のっタクシーを紹介してくれた。あれっどこまで行くんだろう、と思うくらい走るうちに昨日降り過ごしたバスターミナルだったことに気づいた。タクシー代90k近くでこりゃ高いなと思ったがお釣りもなさそうなので100わたした。
 ターミナルには誰もいない。窓口に人もいないしどこで切符を買うのかもわからないので事務所で聞くと、ついて来いといわれ、バスの並んでいる中で1台のマイクロバスに乗せられた。バスの中で支払うらしい。お客が集まったら出発方式らしい。ずいぶん待って4,5人集まったので出発。また長い坂道をうねりながら延々と、、、。この様子だとカオバンはよほどの高地らしい。車中でランソンの宿は町一番のビンパールホテルの予約を入れた。バスの運賃はいくらかしらないが車掌に200kを渡すと100Kのお釣りをくれた。切符もなにもないから車掌のポケットに入るのかもしれないが安いものだ。朝出発したターミナルに行くだけで100kだったのだから、、。3,4時間もはしったろうか、1人になったのに気づかないでいると、「もう、ランソンに着いてる」と言われバスを降りた。、ターミナルからタクシーでホテルまで50K.距離はかなりありそうだが何といってもVinCenterで街一番高く目立つビルで、ここでは最初に5つ星を取ったホテルだから間違うことはない。
 チェックインは2時というから荷物を預けて2時間ほど街中をぶらつくことにした。まず、同じビルのVincomCenterを覗いてみた。3階は映画館で1,2、階ともかなり小さい規模になっているが間違いなくVincomCenterだ。中国はベトナムにとって仇敵であるとともに分かちがたい経済的関係があり、ラオカイとともに陸路の結節点であるここランソンにベトナム経済を代表するようなVinGruopが手を伸ばし存在感をしめすのは当然ともいえる。
 ランソンの街はカオバンよりほんの少し人口が多いがずっと低地で経済的にも規模の大きい街のようだ。VinpearHotelの付近だからかもしれないが路地に立ち並ぶ店も洒落ている。川べりにある公園に隣接する寺院も落ち着いているし市場につながるレストランの庭のデザインも悪くない。こういうところも住みやすいかもしれないと思った。街中には大きい市場があって中国との活発な交易を感じさせる。街中は昼の時間のせいか人どおりが少ない。街中のレストランで食事をしてホテルにチェックインするときここではプールもジムもサウナもマッサージもタダだからといわれ、泳ぎたくなって水着を探しに出た。こんなホテルだから中で買えそうなものだがないという。市場で探したがない。ようやく水着を売っている店を偶然見つけて、帽子とトランクスを買ったがホテルのプールに着くまでゴーグルを買うのを忘れていたことに気づかなかった。ま、いいだろと思い25mプールで泳ぎ始めた。客は若いカップルが1組だけ。2,30分泳いで一休みすると「お元気ですね、おいくつですか」と声をかけられた。その後水着のままジムで汗をながしサウナに入る。ジムも1、2人。サウナは僕のために始めてくれたようで設備もスタッフもいて客が少なくもったいない話だ。ベルサイユ宮殿の寝室のような部屋に戻りテレビをつけベットに横になると何もしたくなくなる。これほど高級感あふれるホテルに泊まったことはないし、1泊4300円は普段の10倍もして僕の旅のポリシーに反するが経験するならここがいいと思った。
 夜食事に出た。ようやく見つけた中国料理店で肉、野菜の鍋を注文。おにぎりセットがついてきた。みるとマヨネーズが、、。そして店員がなんとわさびのチューブを置いていく。醤油なしで、、。ご飯にマヨネーズだろうが、バターだろうが、チョコレートだろうが、、しかし、わさびだけってないでしょ。何を考えているのか?何かの間違いか?わからん。でも、鍋自体はボリューム十分で230k(1200円ぐらいか)。ランソンはビンパールホテルだけで十分!
 

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