ゲアン訪問旅行II(畜産解体)

■結婚式会場設営はまず土盛りから始まった。ユンボで木を掘り起こして移し．ダンプで盛土を搬入しその後を水牛が地ならしをするというハイブリットな作業に感心。日本なう業者に頼んでやることだろうがここでは近所から家族から数十人が集まって三日四日かけて準備する。別に指揮する人がいる訳でもないのに全員が何かしら作業していて、何かルーティーンの仕事のように誰かすることがわからないという人はいないようだ。

　食亊時には人数が多いので食料準備も大変だ。土間で豚の解体があった。ラックにしばりつけられ血を抜かれても生きていて最後の断末魔を痙攣してあばれ廻って終わるのは哀れなことこの上ない。皮はお湯で毛をむしられバーナーで焼かれる。腸は水で洗われ、肉は各家族に分けられて食卓に並ぶのだが、肉の部分は意外に少ないのだ。

　後で、牛の解体が戸外で行なわれている場所に行った。牛の皮をはいだ頭がゴロリと置いてある。となりで皆が肉をつついているが、全く脂肪がなくて軟らかくてうまい。胃が異状に大きくて水で内容物を流している。

　こういう所でしか見られないのだろう。そのうち段々と会場設学が進みステージができ音楽が流れ始める。戸外ライブ会場的雰囲気が出てきた。

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ゲアンのティン君家族訪問

■ゲアンには去年行けなかったのでこの建国記念日(9月2日)を挟む1週間は是非行って見たいと思っていた。ヒユウ君の奥さんはゲアン出身で汽車で行くのがいいと言われたが Yen先生がバス予約の手配をしてくれたのでニュックガムバスターミナルからヴィン駅までツアーバスで行った。Vinh駅には誰もいない状態でティン君から遅くなるが空港で待て欲しいと連絡があった。駅前のハイランドカフェにいてグラブを呼ぼうとしたらタクシーの運ちゃんがいて空港まで行った。

　遅くなってティン君一家が到着(カンちゃんと奥さんはニャチャンに残って)tinh君の妹家族など10人くらいが1台の車に鮨詰めになってtinh君の父母の家に着いた。

　まず言葉がわからん。ベトナム一言語が難しいと言われる地方。暴風雨が多く、天災の多い、ベトナムの福井といわれるこの土地は真青な田園がどこまでも広がるベトナムの田舎の典型。家族の結婚式準備があるというので毎日観察することになった。ところがここに来て疲れたこともあってのどが痛い。コロナに感染したかも知れないと思ったが、検査はせずにのどの薬を買ってもらってやりすごすことにした。幸い状態は良く回復傾向に向かった。

ゴミ拾いと引っ越し

■この辺りから3週間ほど毎日忙しい日が続いて記録できなかったので後日思い出しながら書いている。

　統一公園のゴミ拾いは我々日本人が参加しなくなって段々とベトナム人日本語教師が参加するようになった。ガーさんも毎回自転車でくる。日本人は近くに住んでいる進藤さんだけ。外大の須藤君はコロナに感染して会えなくなってから来なくなった。僕がロンビエンに移って早朝出て来るのが大変だと言ってガーさんが掃除用具を近くの中学校に預けることになった。この中学の先生が生徒と一緒にたくさん参加してくれる時があるのだ。

　この活動サイトには日本人投稿者がいないベトナム語サイトなので二宮さんの登録もなくベトナムの先生方だけの活動グループだったことが窺える。ベトナムのボランティア活動に僕が参加しているという形だ。二ノ宮さんが予備のトングなど管理を僕に任せると言って他の日本人の参加を止めた。彼は一番そのことを良く知っていたのだろう。

　引越しは今回業に頼まず一人で荷物搬出を決めた。一往復2時間かかるので．一日3回ぐらいしかバスで運べないが2週間もあればなんとかできそうに思った。それに、タイン君、ティェン君などが助けてくれるというのでどうなるか試してみたい。

引越し手伝い

■3人が荷物搬出を手伝ってくれる話だったが高田君はビザ申請の為ビエンチャンに僕が行くバスルートで行ったとか。で、ティエン君とタイン君の2人だけ！。でもタインはすごい、本棚、ハンモック支持枠と椅子の3点(僕が3人用に用意した)をテープで押さえて途中ズリ落ちそうになるところを片手で支えてバイクで持っていってしまった。ティエン君はバッグ2つを前に下げて、デイバッグを背負い炊飯器を抱えた僕を乗せてロンビエンの家まで。これってすごいなぁ、と今になって思うほどベトナムでは普通の風景。2人とも家は気に入ってくれた。

　朝は2往復したらiPhoneの電池切れ、頑張って後1回で引越し荷物は終わりそうだ。2人の為に先週から用意していたスイカを食べた。イエン先生のオンライン授業があって2人は帰る。先生の学費送金が銀行でできない(外国人は送金理由証明が必要。結婚祝いではあかん)ので来週学校で会って渡す予定。

　

搬入準備

■ 土曜日曜とティエン君とタイン君に荷物搬出を頼んでいたが、両日ともに雨のため実行できず、未搬出10品目中どれだけ彼達に手伝ってもらえるかを聞くと、手伝えるのは3人だけの様だ。ならば一度に搬出は無理だから毎日少しずつ1人で運ぶしかない。日曜は朝iPhoneがまだ充電できてない。というか、故障して連絡できないことを知り愕然とする。雨模様なのでガーさんから中止の連絡が来ているかも知れないが確認できない。仕方ないので出かけると、公園にはガーさんと進藤さんが来ていてゴミ拾いは実行。ベトナム人もこんなふりそうな日でも他に4.5人集まった。

　帰宅中ぼんやり歩いていたら公園の中で道に迷って(地図確認できない)気がついたら出発点に戻っていた。

　帰宅後、洗濯したら、無料バス券をー緒に洗ってしまいあわてた。

雨がやみそうにないと思って中止連絡をして僕1人で寝袋と座イスを運ぶことにしてバスに乗った。ロンビエンバス停に着きあわてて降りようとして座イスを車中に忘れた。あぁ！老化だ。老化とは自分が老化したことに気がつかないこと。やっと気がついた。

　cellphonesでiPhoneの修理を頼んだ。後で店から修理は直接修理店「23 Phố Hàng Bài なんとかVùi 」に行ってくださいと言われて雨の中を出かけた。店につくとこのiPhoneはなんともないですよと言われて狐に摘まれるれた気分。もう一つのiPhone にSIMを入れ替えていたので元に戻したら問題なく使える。もしかすると充電コードが悪かったのかも知れない。

　おかげで大切なことに気がついた。単語を調べのためにiOSバージョンアップしないで使っているiphonは一般用途用iphonとは別にしないといけない。つまり新しいiPhoneを買わないといけない。あー！

契約問題点あり！

■ 1人搬出3日目、イエン先生の授業は例のカフェMôc anで1時からだから朝起きてすぐ新居まで往復2回、1往復バスで2時間かかる。管理人がベッドマットレスは1.560 Kで冷蔵庫は5.000kだと言う。2回目はうっかり記録ノートと充電バッテリーを忘れて充電切れぎりぎりでようやく帰宅、すぐにカフェに出かける。

　イエン先生は契約の写真を見るなり、高すぎると言ってオンラインで冷蔵庫を見るなり、もっと安いものがあるし、1人ぐらしには大きすぎると言いはじめた。そして契約書の2.2では賃料5.000k ／月が毎年10%づつ自動的に値上がりすることになっているので来年は5500k翌年は6.チゥドンを越える指摘をくれた。びつくりだ！知らずに契約して1年後には出て行くことになる。まさに不動産経営のため．客の回転を促進して．．．。

　先生は僕が騙されているような心配があるのだろう。1年毎に別な場所に転居するのも楽しみだ、みたいな気分になっているのだが．．．。

　僕にはもう一点確認したいことがあった。ニャチャンのホアン・ティイン君から9月始めの休日にゲアンに来ないかという誘いがあるが、学校はいつから始まるかを知りたかった。9月2日の独記念日前後の1週間が休日だと知ってその場でゲアンに行くとsnsしようとしたがコピペ勉強のため声調が覚えられずにベトナム語が書けなくなってしまった。見かねて先生がかわりに入力してくれた。ということで今日の授業は賃貸契約関連。

　4時ごろなので一旦帰宅し本棚と折りたたみイスを運ぼうとしたら歩いていて突然本棚が崩れた。この本棚は筒単に組立式だったのだ。バラしてまとめて運ぶことにした。管理人に会って冷蔵庫をキャンセルし．マットレスを入れてもらった。管理人はボソッと「日本人はむずかしい」と言った。

　仕事机を4脚欲しいと思っている。どうやってオンラインで注文するかが課題。

荷物搬出開始

■起きたらガーさんから「今日はゴミ拾いしますからお願いします」のメッセー心した。曇天で降るかもしれない天気なのに通知期限の6時を過ぎていたからだ。

　日本人は進藤さんだけ、うっかり手袋を数個しかもってきていなかったが、10人ぐらいベトナム人参加者がいる。そうか、日本人がいる事が障害だったのかも、、。

　帰宅後洗濯してブランチは昨日買った椎茸のバター炒めと味噌汁で済ませて今日から家財の搬入。スーツケースと旅行デイバッグ3回の往復で本と衣料の相当部分は搬出できたと思う。久しぶりの旅行用デイバッグ、こいつよう入るわ！

アパート契約締結

■午後3時ごろになってようやくタイン君の迎えが来てバイクでロンビエンのアパートに行き契約する。ベッドの寸法を測ろうとするとベッドなどは出て行く借家人の物があると言う。洗濯機も冷蔵庫もあると言って新しい大きな冷蔵庫のある賃借人の部屋を見せてくれた。6階の屋上が物干しになっている。敷金と賃料10tr.(頭金2tr を含む)払って鍵をもらう。13日が支払日になる。管理人のチュンのベトナム語はわからないし僕のベトナム語を聞いてくれない。通訳のタインにしきりと一緒に住めという。彼もこんな所にすんでみたいと言っていたから、、。

場所確認

■朝雨が降っていて、ガーさんからゴミ拾いを実行するかどうか聞いて来たので6時30分に中止の連絡をした。そうだ、このボランティアグループの管理はサイトの運営にあるのだと気づく。ここに二ノ宮さんの登録がないようなので招待した。ということはガーさんはこのグループをベトナム人先生達のためだけのものとしていたということ。日本人がベトナム人を指導しないとグループは育たないというような発想はそもそもおかしい。二の宮グループ日本人がこのグループに一切来ない理由が納得できる気がした。進藤さんから出席できない連絡があったので招待しようと思ったが、僕とのfb友人になってない為かできなかった。

　雨でボランティアが、なかったので伴の借家周辺を歩いてみた。住所はタイン君が送ってくれていた。バスルートはロンビエン駐車場からロンビエン橋を通るルートとビンツウイ橋からいつも通り行くルートがある。100番でロンビエンルートで行くと

イオンモールバス停の手前で丁度伴の借家に行ける。歩いても10分かからない距離なのだが、、。ロンビエンは空気がまだきれいだという点もある。ここはいかも知れない。

貸家候補

■タイン君に先の貸家のオーナーに連絡してもらって件の貸部屋で窓がある所を見に行ったタカさんもついて来た。この物件は場所がちがってCau Vinh Tuy 通り の西、イオンモールの反対側、81 Pho Tramの4階、寝室が别部屋になっていて、リビングがある形。キチンにhpヒーターもあり wifiもある。洗濯機と冷蔵庫がない。机もない。居住者がいたようで炊事していた形跡がある。5 Trで水道電気は别。

　来週契約すると言って1週間で周囲の状況など調べて、他に候補があれば探すことにした。着手金として2 tr(1万円)支払う。領収書も出さない国柄なので、タイン君は管理人のメモを写真に撮っていた。バイクにのせてもらって来ているので場所もどのあたりがよくわからない。後日、ゆっくり歩いてみようと思う。