くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

出会い

2009年08月28日 | Weblog
■ぺルアーノのHさんから忙しくなって会えないとの電話があった。先週のサンセットビーチでのビーチサルサで知り合って日本語を教えるという約束をした。

彼は日本語も不十分だがサルサも習いたいという。ペルー人のくせに日本人にサルサを習わなきゃあならんとはなんとも情けない、という表情。去年にくらべ、今年のビーチサルサはもっと盛況。マサノリ先生からは「くまさんは実践が足りん」と言われているのでパーティではしっかり誘って踊ることに徹しよう。

その日はともみとその同僚のアイルランド人のエーダンの3人で僕の車で行った。エーダンはサルサができんと言うのでわれわれのメンバーに教えてもらっていたが、そのうち何人ものパートナーを変えて踊っているのには、、、さすが。

パーティーで妙な外国人家族と知り合う、なんてのもいい。日本語を教える、というのもちょっとそそられる。日本語教師の知識は将来の海外生活でかなり重要なことだと考えているので、、。ただ会話を教えるというのではなく、読んだり書いたりすることを教えるというのがいいのではないかと思う。今度は日本語教師関連の情報を整理してみよう。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二足わらじ

2009年08月27日 | Weblog
■シルバーの仕事の合間をぬって車庫証明の仕事をするのはかなり忙しい。

早朝、書類を作って鯖江署に8時30分に提出してすぐ帰ってワークプラザに出勤しても9時過ぎになる。調査票の入力作業でコンを詰めながら午後3時ごろまで、、。それから早退させてもらって越前町の事務所に、、。業務が終わる夕方5時30分までに役場で住民票を取ったり地番を調べたりしておかないとだめだ。その後、現地に調査に出る。昨日みたいに承諾書をもらうだけで大忙しと言う場合もある。書類発送は夜半福井の郵便局から速達で済ませるともう10時を過ぎていたり、、。いくら仕事が少ないと言っても月末は急ぎの仕事が集中するし、、。

朝、センターから電話。やべえ、郵送書類の中身を間違えた!A社あてにB社の書類を送っていた。早速担当者に電話してひらあやまり、、。午後郵便を回収に行って直接配達。ああしんど、

これって、「いつかやるぞ」と思いながらついにやってしまったケースだ。

この1週間はほぼこんな調子だからブロ具を書く気にならなかった。随分いろいろ」あったんだけど、、、。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悩み事

2009年08月19日 | Weblog
■前々からKさんに頼まれていたPCのメンテナンスに赴く。フリーのウイルスチェックソフトを更新して有料のものにしようとしたら送金先がチェコの会社だったとか??もうひとつは知人に薦められたPDF作成ソフトPDFXチェンジビューワーが全部英語でわからないというもの。

フリーソフトの方を登録更新し、ビューワーをインストールし直して日本語機能をオンにした。このビューワーはなかなかよさそう。晩御飯をご馳走になってKさんの悩みを聞く。彼女の弟さんのこと。事故で脳機能障害が残り、過去の自堕落な生活習慣をひきずっているので、妻や子供に捨てられ、働き口もなく消息も途絶えがちだという。彼女のほかの兄弟も見放した状態で生活保護の途もむずかしいとか。

姉からいくらしっかり働きなさいと言っても聞く耳をもたないというからもうどうしようもないのだが、、。もう60近いので仕事といっても無理だろう。もう黙って聞いているほかない。こんな人って結構いるのかもしれない。気持ちが重くなるなあ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先端農業

2009年08月12日 | Weblog
■柔道部後輩でわが家の下宿人でもあった山本君に電話した。卒業後大企業をやめて農業に志し勉強して同じクリスチャンの奥さんと広島の山の中に井戸を掘って家を建てて養豚を始め、、、。

「最近はどこも厳しいがそっちはどう?」「ここは始めからずっと厳しかったから別に変わらないけどなんとか食ってます」2人の娘さんも嫁いで今は奥さんと動物たちとの生活だそうだ。主に養鶏だそうだ。今度10月10日に親父とお袋の墓参りを兼ねて「熊谷組」下宿関係者同窓会を予定していて病人から知らない人まで集まるけど、というと是非参加したいとのこと。「幹事の白崎君にメールアドレスを教えてくれれば、、」「そんなもん、ないです。電話してください」。

死んだ親父は巨漢山本・吉田が大のお気に入りで、2人を従えて大通りを横断するとトラックも止まったというから、まるでコーモン様の気分だったのだろう。その吉田はだれやらの結婚式で10.10には来れないそうだ。

当時、同じように農業畜産を始めた人たちが集まってきていたようだったが、一度も見に行く機会がなかった。今や農業は先端産業、、、。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゾンバルトの経済学

2009年08月10日 | Weblog
■図書館で借りた「恋愛と贅沢と資本主義」を夢中で読みきった。最近めったにない感動を覚えた。マルクスもケインズも金融工学も役に立たない現代の経済状況にあって87年前に書かれたナチス時代の忘れられた社会学者によるこのユニークな本の視点からは奴隷貿易の時代からサブプライムローンの破綻まで見通すことの出来る驚きの経済学をみた。すごい!

経済の発展はアダムスミスの言うように生産的な労働に予定調和するものでもなく、マルクスの言うように資本主義が植民地主義と搾取を形成したのでもない。ましてMウエーバーのようにプロテスタント的な勤勉性が資本主義の生産性の基本ではない、という。宮廷の堕落した文化と成り上がり貴族の不貞と娼婦、売春の世界が産み落としたものが資本主義に他ならないという。資本主義は工業化と大量生産で発展したのではなく、宮廷女性の欲しがる高価な贅沢品、嗜好品を手に入れるため成金貴族が非生産的なものを世界中から集めてくる歴史が資本主義だったということを立証していく。貴族の凋落と成金が資本主義を形成したのだ。

バロック様式からエロチックなロココ様式にいたるまで、高級家具デザインは王が妾に与えたものが一般市民に広がって流行をもとめる風潮を作っていくのだ。劇場、レストラン、ホテルなども社交界で不倫相手の気を引くために作られたものだと説く。モンテスキューの法の精神より「王国では奢侈はなくてはならぬ。もし富者が贅沢のための消費をあまりしなくなると貧乏人は飢えてしまうだろう」と引用する。(へえー、こんなこと言ってんだ!)

手工業が大量生産に変わったのではなく注文をうける小規模の手工業こそ基本であり、国際的に販路を確立した手工業はいつの時代もあったという。

思うに、日本のブランド志向、行政改革、ネット販売のビッグテール理論、エルピーダの資金調達問題、等々現在の日本の経済問題に切り込むことのできる新しい視点が見える。

資本の蓄積があれば生産性を高め安いコストで販売力がのびるというのではない。たとえ注文生産であったとしても代金回収や流行のはげしさで奢侈産業は常に危険であり、低い回転率で生き残るために多額の資本が必要というだけのことである。その販売力こそが最大の条件であり、販売力を導き出すのは人が贅沢に優雅にくらしたいという人の欲望であってそれは女性の気をひきたいという男の性欲に由来するのだ、、、というのが僕の解釈の切り口なんだが、、。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

写真集

2009年08月09日 | Weblog
■東京の博幸が帰ってきていつものように一緒に食事したり話したり。まず、高校同級生の三上さん、日種君に連絡していつものようにココスかガストで会おうということになったが、日種君は留守電に気づかず出張に出かけてしまったらしい。

三上さんの3人でわいわいいいながら夜中12時まで、、、。博幸の上海旅行の写真集のゲラ2冊をみせてもらった。なるほど、旅行写真も1年かけてこれくらい整理すれば立派な写真集になるなぁ!

特に、石畳のいろんな模様に焦点をあわせた構図のものが印象的。中国の方から、中国人はこんなところにを普段気にしないから面白い、というような評価をもらったそうだ。彼は日本人としても妙なことにこだわる性癖があるからそんな点が生きたのだろう。

そこでタイムスリップ。

そういえば、高1の頃だろうか、彼の部屋に女性の腋毛が写った写真がはってあって、そこに興味を持つのだと聞いて、どう反応してよいか分からなかった覚えがある。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型インフルエンザ

2009年08月08日 | Weblog
■2週間まえの「夏風邪」の咳だけが止まらない。他人に言われるので田中病院で診療を受けた。

「体はもうなんともないのですが咳がとまらなくて、、なにせこういう時期なので、ごほんごほんすると周囲の目が冷たくて、、」

「そうですねぇ。どこも悪くはないですが何かアレルギーでも?、、とりあえず薬出しておきますから。うがい薬も出しときましょう」

みたいなことになって、薬を飲むためにご飯食べて、午後の中国語クラスにでかけた。

あんまりきかんなあ、と思いつつも1時間半のクラスで随分楽だった。プラシーボ効果くらいはあったみたい。

人から「エアコンにはいっぱいダニがいるんだから、、新型じゃないの?、、」とかうんざりするほど言われるんだが、、知人の内科のK先生にぐちっても「そんなのどうしようもないのよ。ただ寝てるだけよ」と一蹴された。

風邪をひいたら医者の診断がないと冷たい世間にはこまったもんだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

訪問者

2009年08月07日 | Weblog
■今日は仕事のパートナーSさんが仕事が終わって訪ねてくれました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神秘学

2009年08月03日 | Weblog
■たまたまヨーガ関係をブラウジングしていて「グルジエク」という神秘学者に出会った。あの「エ二グラム」の創案者のようなことが書いてある。最近立ち読みした分厚い数学書「虚数の情緒」のなかで初めて出会った円を9等分する図形のことだ。3と7という素数の神秘さを具現するパターンだが彼はそれを人の思想パターンの哲学的基盤に置いているというような感じだ。、、つまり僕の理解できる範囲の解釈で想像すると、、という話だ。

「クンダリーニの覚醒」という言葉の意味を調べていたのだが、ヨーガでいう尾骶骨の下にあるチャクラが背骨を上昇し人間の潜在能力を覚醒開花させるということだという僕の理解からすると、中国の陰陽二元論、気功食養理論などの統一場の理論みたいなものが既に古代インド哲学の中で実践・訓練されていたという気がしてきた。なしてこの不思議なロシア人がこんなことを、、。

「背骨をぴんと立てる」健康法があるならこのチャクラの上昇という考えに似てくる。ヨーガ哲学がいつかハタヨーガなどの修行方法を通じて健康法に転用されるという世間のこの軽いのり。そんじゃあつまらん、という思いをこの神秘学者いつか満たしてくれそうな気がするが、、、。

ハタヨーガのハタって「太陽と月」つまり「陰陽」のことだそうな、、なるほど。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行政書士志願

2009年08月02日 | Weblog
■茜屋の日曜のいつもの時間、ラジオ講座を聞こうとしていると、カウンターに座っていた青年を紹介された。行政書士になりたいそうだ。この店ではいつも気安くしている関係でプライベートなこともなんでもべらべらしゃべってしまう傾向がある。さっそく例の懲戒事件をたとえに仕事の難しさや危険性を話した。

専門化が進み、IT化によって依頼者との直接のコミュニケーションが少なくなるにつれ紛争全体の鳥瞰が出来なくなってくるのではないか?自分の専門だけで仕事をして他の分野に手を出さない。パターン化した仕事以外はボランティアばかり。

何でも屋であるかぎりはどんな分野でもひととおりはわからないといけないし、仕事につなげる人脈とITセンスを持ち合わせていないといけない。資源の管理技術としてまず資金の会計処理、人材の社会保険労務、不動間の処分、登記、車等動産の処分、登録、さらに事業の開始運営にかかわる各種許認可などきりがない。

土地バブルがはじけ、人材派遣とIT化の時代、司法書士、税理士、社労士などみなインターネットを中心とするITの嵐で仕事が変わってきている。その中で行政書士はいったいどうやって生きていけばいいのか?自分自身に問いかけられている問題でもある。

農協で働いている彼は、成年後見などの話は聞いたことがあるという。経理も勉強したいと言う。「農協」と言う場所で行政書士をめざした実務につながる勉強をするというならきっといい勉強の機会があると思うと話した。経理を勉強するならフリーの会計ソフトを実際使ってみるのがいい、、、等々。

まあ、しかし難しい仕事だわ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする