くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

米国の専属管轄裁判籍

2009年01月30日 | Weblog
■先日ある行政書士から連絡があり、米国に医療器具を輸出している会社と買主間の契約書を見てくれといわれた。問題は管轄と契約解除条項。英訳がうまく出来ていなかったので翻訳しなおして説明した。

双方が条項の案を交換しているのだが英語のコミュニケーションがよく出来てないようだ。解除は必要だろうというので日本式の催告して解除できるという条項を付けたら無視されたそうだ。当然だろう。

催告解除条項だけ入れても解除してどうなるのかを決めなくては意味がない。日本民法541条(だったっけ?)で原状回復、損害賠償の原則を規定しているから契約に催告解除条項をつければ事足りる、というのは日本での話。六法全書を使う大陸法を承継している国の話。米国の判例中心のコモンローの伝統を受けつぐ法体系においてはこんな催告解除条項が突然出てきてもどうしていいか解らないはずだ。

そんなことより、相手方はノースカロライナの裁判所を専属管轄に指定してきている。そんな田舎に日本がわかる弁護士いる?日本人の弁護士はNYかLAにしかいないということ知らないのだろうか。この条項で紛争が生じたらもう手も足もでないということが解らないのだろうか?すぐに管轄をNYにするよう進言。

こういうきわどい事態は高校の英語の先生ぐらいに翻訳を頼んですむようなことではないのだが、、。こんな問題をかかえる会社がたくさんあるんじゃあないのだろうか。この分野に進出できるといいなあ。けっこう自信あるんだが、、。
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会報記事執筆依頼

2009年01月28日 | Weblog
■行政書士会報誌の趣味紹介などの欄に記事を書いてほしいと言う依頼があった。2月末が締め切り。趣味のことならありすぎてこまるほどだが、せっかくの機会だから何かいうべきテーマにしたい。ならば9.11の話になるなぁ!

いつも話が長いと言われる割には話すべきことを話してないと言うフラストレーションもあるのだろうか?考え出すと簡単にまとまらない。ここにいろんな思い出話を書き溜めていって後でいろいろつなげてまとめてみようか、と、考えている。

渡米したころの説明をしていたらきりがない。取りあえず9.11から始めてみよう。仮タイトルは「NYそして911」。請うご期待!!
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なつかしの下宿人

2009年01月25日 | Weblog
■阪藤くんから年賀状をもらったことを思い出し、福大下宿時代のメンバーで集まってみようと急に考えた。白崎君、多賀君に連絡して新築の多賀宅に集まる事にした。阪藤宅は芦原温泉駅裏の多賀宅の近くで奥さん同士顔見知りだそうだ。

阪藤は工作機械などの回路設計をしていたが、このところずっと農家組合長として農業問題に没頭する日々だという。多賀は退職して数週間というところだから「毎日が日曜日」をどうすごし始めただろう。日曜大工仕事をやりたいと言って大きなテーブル、イスのセットを作った。といっても大工に指示して作ってもらったのだから何のためにそろえた大工道具だろうというきがするが、、。

確かに頑丈なつくりの素朴なフォルムで存在感があるが木材の材料費だけでも4,5万はかかる。作ってほしいと言う注文もあるんだそうだ。

彼は機械設計の専門だから図面くらい描きそうなものだが描いてないという。しかし大工にはメモや手がき略図で詳細を指示したというから、さすがプロだと思った。つまり製作のプロセスをどう正確に伝えるかと言う点について最も手抜きをすることができたからだが、、。

高校ではあのデザイナーの川崎和男と同級だったとか。デザインではかなわないけど、物作りのプロセスでは多賀流で独自の顧客開拓に励んでもらいたい。

しばしの農業談義のあといい気分でおいとました。2人は大学時代に我が家に下宿していた仲間だ。

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プチ同窓会

2009年01月24日 | Weblog
■越前町のMさんと清水町のHくんとの3人でプチ同窓会をした。このところ食事会をやたらに企画しているが、この年頃になると皆結構乗ってくる事がわかった。余裕が出来たというよりすることがなくなって来たからだろうが、、。俺も考えてみると年金が入るようになるまでの時間つぶしを毎日しているような気がする。

気比庄の「楽膳」はMさんお気に入りでいいとこなんだがHくんに道順をまちがって教えたのでしばし混乱。ひさしぶりの顔合わせで話がもりあがった。しかも宗教談義に、、。

H君の祖父は僕んちと同様、浄土真宗のお寺さんだったことを始めて知った。H君の親鸞の教義に対するこだわり、Mさんの感動法話のさとり体験ともに興味深いなあと思う一方で、俺は人から相談受けるくせに本当に人生のなやみに縁がないなあと思う。

今日の話題として最近使い始めた謎の万能薬(パナセア)「UMO」の不思議を用意したのだが話題になる暇もない。しかしこのパナセアも実際考えてみるとつまらない気もする。今、僕の水虫が治り始めているが、これも水虫治療薬を使えばすむこと。牛乳がおいしくなるといってもおいしい牛乳を買えばいいこと、、。パナセアを使う意味は??。

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オバマ効果

2009年01月23日 | Weblog
■オバマ大統領の人気がすごい。

実体経済に対する大衆心理の効果というのはどれほどのものだろうか?きっと景気は回復すると皆が思えば回復し、後退するだろうと思えば消費は落ち込み投資意欲は減退するだろう。なにかしら頼れるものがあれば希望がでてくるに違いない。

この点ではオバマ大統領は人気の中心にある。アメリカの政治制度はさすがだなあ、と思った。日本は経済を政治がだめにしているんじゃあないかなとさえ思う。

具合が悪くなると、悪いところを地道に直すと言うより、面倒だからすっかり心機一転して白紙状態でやり直す、といった日本風「ご破算の法則」(僕の造語)が合衆国大統領選挙ではアメリカの政治に成立している、、と言うのが僕の持論。

共和党が退き、民主党として新大統領が新たな閣僚を引き連れ新しい制度に「チェンジ」なのだ。滝にうたれて心機一転、、。すっかりアメリカにお株をうばわれた形。
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大根の威力

2009年01月21日 | Weblog
■テレビでオバマ大統領の就任演説の後、夜中の3時「ためしてがってん」は大根の話。いきなり越前のおろしそばが出てきた。

大根の上が甘く、下が辛い、という定説をくつがえす事実。それは実際は中が甘く、外の皮の稠密部分が辛いということだった。下のほうが皮が厚いということだ。

そしておろした大根は5分後に辛さがピークになる。甘さを倍増させ臭さを出さないようにするにはおろした直後から加熱する。

カニをおろしの中でなべで煮て味噌で味付けする「みぞれなべ」なるものがあるそうだ。聞いたことがない。福井のどこでやっているのだろう?

おろし汁でたけのこを煮たり、牡蠣や鶏肉をおろしでもんだりするとおいしくなるとか、、。ううん。大根はすごい。

大根役者とはあたらない役者のこと。大根では食あたりしないから、というが大根は胃病によいということは漱石の我輩は猫であるに引用されている。

ううん。もっといろいろ料理してみよう。
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再会

2009年01月16日 | Weblog
■ふたば会のM弁護士とO病院のS院長を誘ってアガルタで飲むことになった。M先生とは僕が帰国して初めてだから15年以上会ってないことになるかな。お二人とも会にはいつも出てこられない。最近このお2人と顔を合わせた会員はめずらしいのではないだろうか。

この2人をいっぺんに引っ張り出せる者は僕くらいかな、と思う。どうやって誘おうかとこの1週間考えていた。S院長は金曜の夜は時間ができそうだということを知り、M先生は破産事件がたてこんでいてきっと週末くらい息抜きしたいかもしれないと踏んでだめもとでM先生に電話した。S先生と飲みましょうか?と誘うととんとん拍子に話が進んだが、M先生の自宅でピックアップしますというと自宅からは絶対に出かけないのだと言う。自宅の生活では別の世界にはいるようなこだわりがあるようだった。

アガルタの不思議な多国籍オブジェやむしろ張りの天井などの雰囲気には気に入ってくれたようだ。お二人の愛犬の話や「プロフェッショナル」にでてきた福井県名田庄村の僻地医療に取り組む中村医師の話などが話題になった。

どうして僕らを誘ったの?とS先生に聞かれ、会いたいとおもった時に会っておかないと後悔する歳になったと思うから、と、数年前会って2週間後にくも膜下で逝った同業のM君の話をした。くも膜下って危ないね!

そこで「肩がいたい」と言った運転手のくも膜下を誤診した中村医師の話になった。家族は福井市内にいらっしゃるそうだ。週末ぐらいしか会えないのだろうか。村の在宅死亡率が7,8割で、S先生のO病院ですら3,4割というからすごい。癌を見つけるのがうまい優秀な先生だそうだ。

番組のためにスタッフが2ヶ月くらい張り付いたんだと言う。うまい話の作りになってるねぇ!さすがNHK.

僕ら3人、かって会の役員を務めたことがある。S先生の病院でスキーに行ったり、ソープ嬢のトラブル相談にM先生のアドバイスもらったり、いろいろあったなぁ。敬愛するお2人との時間が取れたことで、やっと肩の荷が下りたような気すらした夜。
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遺言

2009年01月15日 | Weblog
■僕は子供がないから急死した場合は兄弟姉妹が相続人となるが幸子はカナダにいるから相続手続がやりにくい。たくさん財産があれば楽しみだが、何もないと手続費用で足がでてしまうこともある。少しの財産でも簡単に扱えれば貴重だ。

甥の豪君に電話して遺言するから本籍記載のある住民票を送ってもらうことにした。いつでも一方的に書き換えられるから誰かいい人ができればそっちにすることができる。

いつも仕事では遺言しておきなさいよ、と言っておきながら自分で何もしてないのでは紺屋の白袴だ。と、仕事仲間に言われた。そうだ、僕もそうした年になったのだ。仲間同士で遺言しあってもおもしろい。

NYにいた時、もしもの時を考えてアメリカ的な遺言を作ろうとしたことがある。エキササイズのグループにハーバード卒の女性弁護士がいた。彼女に自分で作った遺言案を見てもらったことがあるが、遺言を管理保管する者がNY在住でないと具合が悪いとかいろいろ問題があってあきらめたことがある。弁護士が扱うことになると1000ドルぐらいかかると言われてやめた。

具体的な問題を考えるには自分でやってみるに限る。
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ブレンダからのメールII

2009年01月12日 | Weblog
■昨日一日がかりでNYの友人からのメールに返事を書いたが、ブレンダからすぐ返事が来て、来日の際にどういう形で会うか、福井に来れるかどうかを検討している内容だった。こりゃあ福井に来てもらうように考えなくっちゃ、と返事を出す。

うちに泊まって永平寺で座禅できないかな?などと考えつつ構想を練る。彼女のことだからよく調べて来るだろうし、本物を見たがるだろう。僕のバイクで勝手に見てもらったらいいな。

でもせっかく有名な人なんだから会いたい人に紹介したり、何か話してもらう機会を作ることもできる。消防関連やマスコミに知らせてもいいかなぁ。女性消防士としては世界1有名なんだから。

話題なら、911のことだけでなく、ホワイトハウスでの仕事のこと、ヒラリー候補のこと(彼女の応援をしていたようだ)、彼女のTV放映されたドラマのこと、モデルになったブロードウエイミュージカルのことなど聞きたいことはいっぱいある。

取りあえず、僕の家の場所を伝えて、4,5日くらいはゆっくりしていってよ、というようなメールを出した。GoogleMapは日本語でないと住所をピンポイントできないようなので、日本語の住所でうちを示した地図をgoogleMapでメールした。これだと縮尺をじぶんで操作して日本の一体どこなのかわかるはずだ。

たしか来日は秋になるはず、、。
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ダイエットやりにくいなぁ

2009年01月11日 | Weblog
■正月は出歩かなかったし東京からの友人も帰ってこないとのことで時間があったはずなのだが、、、一体なにをしていたんだろうという感じだ。

越前町の同級生Mさんに余った野菜をどうかと言われて行ってみると、あるわあるわ、、。だいこん、にんじん、カブ、ごぼう、ナンキン、キャベツ、白菜、ジャガイモ、レタス、グリーンピース、さや豆、とうもろこし、たまねぎ、それにお餅をもらってきた。お米はどうしよう?といわれ、先日10キロかったばかりだし、、またなくなったら、と答えたものの今はダイエット中で一日ごはん1合って事になってるのでいつになることか。

Mさんちは専業じゃないし販売って事になると作物の選別などややこしいので友人にあげるだけにしているそうだ。旦那ももっぱら作る過程を趣味としとしているので持ってってほしいのだそうだ。有難い話ではあるが、、ダイエットはどうなるかな?

大なべで手当たり次第にぐつぐつ一緒に煮た。レシピがどうのこうのというより、痛んでしまわないうちに食べきらないと、、。根っこ部分は煮込んで、葉っぱ部分はビタクラフト五重構造なべで蒸す。なにも味付けしないで食べてみた。

煮た野菜はうまい。全く味付けしないで煮ただけの野菜を食べたのは初めてだったのに気づいた。ほんの少しの塩コショウで充分。昔の人はこれを食ってたんだ。

蒸した葉っぱはそこそこおいしくそのまま食えることは解っていたが、人参、大根、カブも葉っぱまで食ってようやく食べたことになった事実に静かに感動。

葉っぱ部分は柔らかくならないまま残る部分が多少ある。野菜は味付けしないのがいい。味覚を合わせていく感じがいい。温菜のかたちで相当量が食べられることに気づいた。
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