くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

Dongly

2010年09月30日 | Weblog
■サルサ「どんぐり」という人達とのつながりが最近できた。サルサ関係なのだが自治的なグループとして活動しているので、サルサ教室の生徒さんつながり、という訳ではなく、毎週火曜の夜の練習会の当番、出欠確認、会計などを決めて、ちゃんと行事報告、反省会などもある。

しかし、代表者とか会則などきちんと決まっているかどうかは定かでない。ダンスコンペD1のあとの打上げのときU2くんに誘われてノボルくんと一緒にお邪魔するようになった。U1、U2君達の「なかよし男子ペアサルサ」で代表されるグループのメンバーとは顔なじみも多く、アラシさんも演技指導格で顔をみせていた。そのうち、ナカセさんも顔をみせるようになり、にぎやかになってきた。

「どんぐり」は来る10月24日の式部公園イベントに参加しサルサパフォーすることになっていてその練習が始まったのだがなかなか大変だ。まったく初めてのパフォーで、サルサもよく知らないくせにやたら長くてややこしいフリを考えるがなかなか決まらないU1、U2ペアにさすがの僕も業を煮やして、とてもついていけないから「やめる!」と言ったら、メーリングリストで反応があって、もっと短く簡単にして年寄りでも覚えられるようなフリにしようという流れになったので、練習に戻ることになった。

あと3回で覚えなくてはいけないフリのビデオをi-Phoneで撮ってやっとYouTubeにアップしたら喜ばれたが、本当にこれで間に合うのか?

センスのいい女子チームリーダーのiちゃんとU2君のペアはいい感じで踊れていると思います。彼女この「Dongly」という形容詞をいたく気に入ったみたいだ。

Dongly [形容詞]
(1)平等な 均等な  (2)どんくさい、どんびきするような、はたで見ていていらいらする程ドングリアス(?)な、、、

アップしたビデオです。
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サルサリズムの練習

2010年09月28日 | Weblog
■オン1オン2ステップの正確なリズムを説明したサイトを見つけたhttp://scphillips.com/dance/salsarhythm.html#player

新たな発見があった。クラーべの音だけが他の楽器と違う。16分の1拍子で11拍目を16分の1前に進めるとなんと15分の3拍子になってしまう。最後の16分の1拍があまるのだが、3拍子と4拍子のリズムが16分の1ずれて重なり合っている複雑な構造が見えてきた。

サンバやメレンゲのような2拍子は行進曲で人が歩くリズム。ワルツなどの3拍子は騎馬民族のリズムだと昔教えてくれたのは歌舞伎の玉三郎の振付師だった。馬の走りは3拍子なのだ。彼は足音で韓国人か日本人かを区別できると言った。日本の田植え歌は4拍子なのだ。
心臓の鼓動に近い4拍子が一番自然な4本の手足を動かす動作の基本リズムといえるのではないだろうか?クラブにかかっているテクノハウスなどの曲が典型だ!、、、あんな子でも踊れる(?)、、、。

キューバの音楽はアフリカ、スペイン、20年代のアメリカなどの音がスパイスのようにごっちゃまぜになったソース(Salsa)のようだと言われる。甲高いクラーべの音は拍子木のようなクラベスを打ち鳴らして出すのだがこいつは一体どこから来たリズムなんだろう?

オン1オン2共にクラーべの第1、4、5拍めにステップを合わせることができることがわかった。コンガの「ポポ」の音は最後の8拍目に続くので、そこから直にステップをスタートすればいい。ただオン2では最初LB(左足バック)次にRB(右足バック)と続くのでオン1学習者にはタイミングがとりづらい。

、、さあ、楽器欄にチェックをいれてスイッチオンでステップしてみよう!


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携帯でスカイプ

2010年09月26日 | Weblog
■i-Phoneでメールをしたら文字化けして見えないという返信メールが届いた。そういえば、通話料金が毎月約20000円とはばかに高い。いちど契約を見直しする必要があると感じていたので販売店に行って聞いてみた。

言いにくそうに文字化けはOSの障害であるから設定では直せないんだという説明だった。要するにバグだからメールは使えないということだ。契約については、現状では割引がついていないから高いのでWホワイトプランをつけると約半額になるという。な~んだ、そんなこと始めから言ってくれよぅ。3ヶ月分3万円節約できたのに!3万円で立派なPC買えるのに、、。

ところで今キャンペーン中なんだけどC01HW(モバイル無線ルーター風のWiFi中継器)つけませんか?といわれてのってしまう。本体24回払いで月1400円を1年は400円にするのだそうで、カバンにいれて持ち運べばどこでもWiFiが使えるだけでなく、直接pcに繋げば携帯の3G回線でインターネットにつながるモバイル接続ができる。結局、21600円になるがこれは便利だ。

どうもこういう携帯販売店では2,3ヶ月ごとに契約の見直しを顧客に勧めているそうだ。技術革新の早い今日では店も客もそのほうが結局双方の利益になる、ということだろう。

先日、スカイプをi-Phoneにダウンロードして使ってみた。バンクーバーの妹の固定電話にスカイプアウトで通話できた。それならi-Phone同士なら国内外を問わずタダで電話できることになる。国際電話なら時差を考慮して通話料を気にしながら国際通話契約のある固定電話で電話することを考えると、気が向いたときに時差だけチェックして誰とでもスマートホンで会話できるのだから、すげえー。

昔はデータ処理というのはデータベースが必要という考えがあったがグーグル検索が登場すればもう不要だ。スマートホンはアナログの電話とデジタルのPCが一体化したもので、おまけにデジカメ機能付き。テレビ電話やテレビ機能もある。これらが全て胸ポケットにはいってしまうi-Phoneでできる。さらにインターネットTV番組表の「テレビ王国」でTV録画予約を携帯でリモート作動させたり、画像文書をコンビニでプリントさせたり、ネット上に保存し公開し検索し、、、。

ウエアブルコンピュータ、クラウドコンピュータ、ユビキタヌスとかなんとか、、、。コミュニケーション手段は日々進化発展している。しかし目的、内容についてはその進歩が遅々としてはかどっていないようにも思える。これらのIT機器の発展により利便性が増す、というよりデジジタル化により人が時間を処理できるようになった、というか、、なんとも形容の難しい時代になったものだ。



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茂木式仕事術

2010年09月20日 | Weblog
■連休最後の日。名古屋でパーティがあるがこの日はゆっくりしようと思った。中国語も復習したいし、、。でも、結局ぼんやりパンディエロたたいて1日終わった感じだ。パンディエロの方は自分でも結構腕が上がったんじゃあないかな、と思えるようになった。でも、このサンバ用楽器ではサルサの曲が叩きにくい。理由は右手の指先、かかとの交互打ちで高速連打する関係上どうしても4拍子の最後の1拍が強くなりサルサのヌルビートがだせないからだ。サルサの変則4拍子は4泊目8拍目がヌルビートになり、むしろ3拍子風な感じになる。どうしたら叩けるか?難しい。

ちょっとうとうとして遅くなった。外出して久しぶりにブックオフで書棚をみるとちょっと目を引くタイトルがあった。「フィルマーの最終定理」「茂木健一郎の仕事術」。フィルマーのほうはちょっと立ち読みってわけにはいかない。

iPhoneアプリのFastFingaがメモを取るには便利だ。iPhne画面を指でなぞって文字入力するのだがけっこう簡単に書ける。立ち読みに音声入力は具合が悪いし、記載ページを写真でコピーする必要もないだろう。茂木自身この本でインターネット接続のあるPCを持ち歩く生活を紹介しているが、もう胸のポケットにiPhone!でこと足りる時代なのだ。1時間半もあれば一冊立ち読みできる。

仕事場にかかわらず、生き生きとした人生を生きるために人間に備わった力がある。創造力、ひらめき、ダイナミックな意識や思考、楽観主義等々を茂木流に解説している本で、「勉強術」「生活術」のシリーズになるらしい。NHK出版の発行である。

「創造性=経験X意欲+準備」であるから創造性は意欲のある高齢者の方が経験の少ない若者にまさることがあるという。経験とは知識・情報というインプットを思考・実行というアウトプットを何度も繰り返すことで形成される。側頭葉のインプットデータである「知識」を前頭葉にアウトプットして始めて使い物になる「知恵」となると理解した。

ひらめきともいうべき能力をセレンディピティ、幸運を掴み取る力、というそうだ。このチャンスをものにする能力こそ毎日の持続的な準備努力に他ならない。準備は創造性の重要な要素だ。そして人間の持つ無意識を耕しさまざまな無意識モードともいうべき能力を呼び出す。そのためには意識的に考える作業だけではなく全く無関係にみえる簡単な動作、ちょっと背伸びをして散歩したり、コーヒー飲んで音楽聞いたり、、、というきっかけが重要。

なるほど。そしてこの「掴み取る」ためには「行動」し「気づき」「受け入れる」ことが必要。何かしないと人との出会いはないし、謙虚に聞ける耳がないと気づかないことがある。そして多少の想定外もこだわりなく受け入れる度量がないと幸運の女神も振り返らないよ!

ダイナミックなレンジでの実践がいい、というのは専門馬鹿じゃあだめだということ。1流のプロは専門外のことも多く極めているものだ。その広がりは大きいほどいい。オレはこっちは得意かな、、。

そして楽観主義が前進するエネルギーになる。お金や具体的な将来の目標みたいなものがなくても、なにか、なんとかなるだろうという「根拠のない自信」みたいなものがあればなんとかなるものだ、ということ。楽観主義は脳の扁桃体と関係があるようで、ウツはここが悪いそうだ。そしてなんといっても「笑い」がいい影響をもたらすようで仕事上のどんな困難も笑って解決するというプロの例が紹介されていた。

とてもなるほどな内容で大事なことだと思った。今日はこれくらいの収穫しかない1日でもあった。

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再会

2010年09月17日 | Weblog
■潤一が来た。金沢に来る途中で福井に寄るから会えないかとメールしてきたので金曜の夜会うことにしてそれを楽しみにしていた。彼はNY留学中の最初のルームメートで同じラガーディアコミュニティスクールのESL(English as a Second Language)で知り合ったと思う。それからハンターカレッジのマスメディアを専攻した。

2年半で卒業して帰国。その後頑張って公認会計士になりトーマツに入社、英語を生かしてヨーロッパを中心にいろんな国で仕事をして、入社5年目、今度退社し独立することになったという。42歳、独身。

普通ならとても辞めさせてもらえないはずだがこのご時世だ。会社も高給取りがやめるのは歓迎なのだろう。彼の夢がかなうことになったのだ。日本のトップの会計監査会社で一部上場トップ企業を監査している会計士が一般の会社でも仕事をしてくれるというのであれば大歓迎だろう。なにしろトーマツの監査報酬たるやべらぼうに高いらしいから、、。

そういえば友人のヨネ君の自慢の息子も名古屋のトーマツにいるはずだ。彼は工学部出身のSEでありながら大転身をして公認会計士になった。今はシステム監査という分野が非常に重要な時代で彼のような人材の希少価値も大きい。

世界の会計基準が変わって行く中、日本は欧米に随分遅れているようだ。中国はもう最初から世界基準を採用しているそうだ。国際化した時代に多国籍企業の連結決算が必要となる中で潤一のような人材も一方で非常に有望。やたら数ばかりが増え、依頼者いいなりの弁護士なんかより情報化、国際化した時代に対応した会計士のほうがよっぽど夢がありそうだ。そういえば弁護士と公認会計士を兼業しているS先生がもう30年も前から会計士の方がうんともうかるって言ってたなぁ。

静岡銀行で暗いサラリーマン生活をしながら留学費用をためてNYに来て僕と2部屋の広いスタジオをシェアした。潤一がメディアを専攻したのは映画が好きだったから。僕も映画は好きだったので映画専攻で映画オタクのヒデキの3人でよくぶらぶらしたっけ。そのヒデキとは何度か大阪で会っているがまだ派遣会社で働いているはずだ。そうだ、看護士志望のユキちゃんもいた。彼女はその後日本に戻ったようだとも聞いたが、、。

その日は駅東のホテルに泊まるというので2人で食事をしてから片町にでる。アリスには他にお客はいなかったので静かに飲めた。あいにく蕎麦はきらしていたが、カクテルは好きだという彼がいきなりドライマティーニを注文した、、、、。静岡のこと、福井のこと、NYのこと、そのNYでよく行った日本食レストラン「花実」のこと、そこのウエイターでゲイのフジさんが死んだこと、、そしてなぜか話が映画「薔薇の葬列」に及んで店のワカちゃんがよく映画の内容を覚えているのには彼もびっくり。

すっかりいい気持ちになった。明日金沢で飲みに行く店を潤一はマスター紹介してもらってホテルに戻る途中、、、「あのマスターは潤一が注文したドライマティーニで日本一になったんやぞ~、昔のことやけど~」などと僕はろれつのまわらなくなった調子で、、、。

会えてよかった。きっと潤一にもいい晩だったと思う。
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愚者の楽園

2010年09月13日 | Weblog
■NHKテレビ番組「安保とその時代・安保に賛成した男たち」を見ていて、そこに登場した若泉敬の経歴の詳細を始めて知った。福井弁護士会会員で初の女性弁護士の若泉先生の旦那さんが自民党政権の陰の外交に深く関与している学者らしいという話は京都産大出身の知人がら聞いたことはあるが、佐藤元首相の秘密代理人として70年安保沖縄返還の核持込密約交渉にあたった当の本人だったとは知らなかった。

若泉ひなを先生には刑事記録謄写をしていた熊谷謄写館時代にお客さんとして生前何度かお会いしている。しかし若泉敬が青酸カリで服毒自殺した1996年は僕がNYにいたときなのでどのような報道がなされたのか知らない。番組ではガンで死亡したことになっていたが、、、。

番組では60年安保の学生運動のさなか「土曜会」と称して安保賛成の活動をしていた東大学生グループのメンバーとして紹介されている。初の内閣危機管理室長佐々淳行も同じ仲間だ。10年後の70年安保のときに学生運動制圧の最前線で機動隊の指揮をとっていたのが佐々で、後の浅間山荘事件などの現場指揮をとる。それで読めた。土曜会メンバーは体制内改革を叫んで自民保守政権の中で国防意識の啓蒙を図ろうとしたようだ。

僕らの暗い学生闘争の記憶につながる年代にとって当時は恐らく「右翼」と呼ばれたであろう彼ら少数者の活動が日本の政治・外交を裏で支えてきたという事実は衝撃的に感じた。その意図とは裏腹に日米秘密交渉は沖縄の基地恒久化を容認することになり、沖縄県民の犠牲の上に日本の安全保障が図られていることに国民が無関心になっていくことに危機感を覚えた若泉は「愚者の楽園」と化した日本を憂い、自己のかかわった秘密外交が失敗したことの責任をとる形で最後は自殺したわけだ。

当時、僕はNYで故ニクソン大統領をセントラルパークでみかけたこともあるし、ニクソンの特別補佐官で若泉の交渉相手であったキッシンジャーの話を聞く番組録画取りに毎年聴衆の一人として参加していた。70年安保学生紛争時代にはわけもわからず安保廃棄を叫んでいた世代の当事者としても60年以上生きていると日本の政治外交の歴史が自分の人生・経験とつながりを持つ瞬間を感じることがある。湾岸戦争や9.11の時のように、、、。

まさに日米安保は日本の過保護構造の象徴的軍事外交面を示している。日本経済の保護船団方式にしろ、過保護の家庭教育環境でいつまでも親離れのできない子供と、子離れのできない親。会社ばなれのできない従業員、行政ばなれのできない消費者、、、年金ばなれのできないリタイヤ世代、、、。基本的に「自己責任」の育たない国「日本」、それを僕は日本の過保護文化、過保護構造と呼ぶことにする。

この僕の視点は僕がアメリカでセキュリティーを学ぶなかで身につけた日本観だ。「人は1人では生きていけない」という思想で別名パラサイト文化・国家・人生、、と言ってもいい。自己責任とか自立とは無縁の世界、、、。それのどこが悪いのか?

「愚者の楽園」のどこが悪いのか?いやなら出て行けばいい、、、とまで言うような問題でもないが、、。

外交交渉であれば勝つこともあれば負けることもある。安保維持を画策しながらも交渉で失敗し、自己の責任を重く受け止めてついに安保廃棄の考えに至った若泉はまじめすぎた、と評価するのは軽すぎる。しかし、最後まで憂国の国士だった、というのはもちろん論外。

1人の「愛国者」だんたんだろうか?


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サルサづけライフ

2010年09月08日 | Weblog
■Nさんに月曜の夜のマリエ先生のサルサ教室に行って見ようと誘われて行くことになった。行くときっと誘われて断わりきれずに通うはめになってしまう、と思いつつも、どんなことやってるのかなぁ?という気持ちで見学を試みた。

靴を持っていったのでいきなり誘われて、、、先生から集中的に個人レッスン受けてしまった。なにしろ3,4人で人が少ない。特に男性が少ないからとうまいこと言われて、、、。

僕の踊り方のいろいろな点を指摘され、どうも当たっていて納得できる内容なので、いよいよやむを得ず通うことに決めた。しかし、このマリエ先生は教え方うまいなあ。

その結果、土曜の朝のサルサグループ:カリエンテの練習、夜のナオミ&キッシィのオン2クラス、とパーティ、翌日のサルサラボのマサノリ先生のレッスン、翌月曜のこのマリエ教室で、翌日火曜が武生のサルサグループ「どんぐり」で、、、となると土曜から火曜日の週4日間の連続レッスン。そんなにサルサにおもいいれなどないぞ!

しかし、レッスン後、西村コーヒーでNさん、アオちゃんのイスラ組3人でだべった結果、サルサ始めて2年目が一番盛り上がる時期だそうで、2年目の僕もその発情期になるそうで、、、。

そうか!サルサでは皆いろいろ苦労してるんだ、我々オトコは!
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ドラムの力

2010年09月06日 | Weblog
■今回のドラムサークルは前回と同じく木田橋の下であった。この千年酷暑(この暑さ続きは1000年に1度のことだそうだ)の中、風がめっぽう気持ちがいい。いつになく盛り上がっていて途中で10分ほど休んだだけで昼の2時から2時間叩き続けた。

輪の中にファシリテーター役の人が入って音の強弱、奏者やリズムの指定をしたりして変化をつけたり統一性を維持したりするのだが、その役をドラムサークルのスタッフではなく前回来たばかりの青年が飛び入りでつとめたり、輪の外では数人が鳴り物を持ちながら踊りだしたり、、、。

札幌から駆けつけた佐々木先生も今日ばかりは出番なし。でも、何もしないのに誰からともなくいろんなことが始まるという、なにかグループの成長、進化の過程を見ているようでご満悦の風情だ。もちろん、音やリズムの中身もはっきりと進化がみえる。輪から遠く外れた場所で、母親と2人の子供たちが一緒に鳴り物を叩いていたりする。その意味では空間的にも広がりが見られる。

サルサでよく会う顔見知りのSねえさんが来て隣で叩き始めた。彼女は習ったことあるようで左手の使い方など慣れている。でも「ここは、むちゃくちゃ叩いていいの?」

いいんです。きもちよけりゃ。

次回はどこか農園風なところで?
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追悼パートII

2010年09月02日 | Weblog
■kさんに聞いたら亡くなったOさんの東京のお兄さんが今Oさんのお宅の整理をされているというのでお線香をあげに行こうと思った。特に何かを話したり聞いたりすることもないし、行ってどうということもないが、、と思っていたが実際は大違いだった。

お隣のkさんのところには別にOさんの親友という方も来ていて、結局3人で訪問してお兄さんとお話することになった。僕は知らなかったが最近Oさんの飼い猫が死んで彼女はひどくショックを受けていたそうだ。

僕が話を聞いて驚いたのは彼女がが母親の胎内で被爆したのではなかったことだ。そう思っていた人も多いと思うが、そう言えば年齢的に勘定があわないし、ご兄弟もぴんぴんしている。被爆されたのはお父さんで、当時彼女はお母さんのお腹ではなく、お父さんのお腹にいたのだ。だから膠原病との直接の因果関係はわからないということだ。彼女自身が被爆手帳を持っていたわけではなかった。

(原爆と膠原病の因果関係はなくても、遺伝子的異変とあの「底なし飲酒」間にはなにかあると僕はふんでいる)

しかし、奇跡的に生き延びたお父さんや、亡くなったご親族の凄惨な被爆状況を聞くことができた。着衣など外見はなんの変わりもないのに放射能を含む空気を吸い込んだだけで内臓が焼け爛れ悶絶死するのをただなすすべなく見ているしかない、、、、。

押入れに今まであまり見たことのない立派な仏壇があった。整理したらあったそうで、お母さんがひんぱんにいろんな新興宗教にはまっていて放置されていたとか、、。彼女はおとうさん子だが、そんなわがままで手のかかるお母さんを毎日施設に出向いてレベル以上の介護を続けてきた、、。彼女自身が介護を要する身であるにもかかわらず、、、である。

ふっと井伏鱒二の「山椒魚」(被爆小説「黒い雪」ではなく)の話がよぎった。岩穴に閉じ込められた蛙と外界にでられなくなった山椒魚との関係、、、なにか「いじめ」の関係にちかいような、、、どちらが娘でどちらが母とかいうのでなく、、、。

(なにかあの小説は「ひきこもり」の構造を解明するものだという精神科医がいたなぁ)

いろいろ問題の多い家族の中で施設のお母さんがこれからどうなるのか?、、あまり我々も知りたくないような話題はおいてそろそろおいとましよう。

お隣のkさんのお宅でkさんに思い切って提案してみた。

「彼女の命日の丁度1月前が僕の誕生日なので、これから毎月この日は彼女をしのんで一杯飲む日にしませんか?」

「???」




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なすのそぼろあんかけ

2010年09月01日 | Weblog
■職場であるワークプラザの昼ごはんは3人のまかないのおばさんたちが交代で作ってくれる。1食450円でシルバー好みのレシピはちょっと他にない。なかでも1番年長格のyさんは特にぼくに対してはやさしい。「おいももひとつあげるわ」などと露骨に人前でひいきするので僕もつい人目を気にしてしまう。

なぜこんなにおばちゃんたちにもてるかというと、僕が60歳以上のシルバー人材センターでは若い独身者であることの他、自分で料理するから話題があうと思われているからだろう。

ここではシルバー会員が縫製、ふすま張り、等の作業場となっているほか、子育て支援として「あのね」と称する3歳児未満の児童とその母親のたまり場を提供している。母親としては無料でいつでも参加して友達もできるし専門のおばさん達がサポートしてくれるので助かるし、この450円の昼ごはんがつく。

毎日の人数もばらばらで、小さい子供と高齢者の食べる食事を保健所の営業許可もない何の設備もないせまい流しで作るのだから尋常ではない。yさんなど娘さんからもうボランティアはやめたらどうかとしょっちゅう言われているというから持ち出しの方が多いのだろう。

それほどまかない好きなおばちゃんの作るものだからちょっと違う。正直言えばここで働く楽しみといえばこの昼ごはんだけかも、、。

先日、出てきた「なすのそぼろあんかけ」のレシピを喜んで教えてくれた。豆板醤と赤味噌を使うのだが、ネットに出ている普通のレシピにはないことが後でわかった。普通の味噌だけで作ると物足りないので例の「たべるラー油」をさっそくつかってみたら成功。

ひき肉の味付けが「麻婆豆腐」のときは塩に対して、こちらは砂糖という違いがあるが、バリエーションのつけ方は同じ感覚で作れることがわかった。なすといえば夏野菜。焼きなすばかりじゃ能がない。レパートリーが1つ広がった。

もひとつ。最近の百均グッツの掘り出し物は「さしみ包丁」。ペーパーナイフにもつかえるなぁ、と思ったくらいだが軽くてよく切れて清潔。「包丁とぎ」でさえ500円ほどするのに、、、。昔、アメリカで5ドルの鋸歯ぺティナイフを始めて見たときの感動にも近いものがある。今では鋸歯の包丁はどこにでもあるし、肉も野菜もパンもよく切れる。でも初めて見たときは驚きだった。この「さしみ包丁」は100円が驚きだ。
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