くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

格差社会

2011年02月26日 | Weblog

■上海に帰っていた美香さんが戻って、旦那さんと一緒に3人で食事に行った。上海の変化のようすが聞きたかったが彼女の口からは久しぶりで会った家族の中でのトラブルに対する愚痴や不満の数々、、、。彼女が購入した上海のマンションに住む、お兄さん夫婦との間がうまくいっていないようだ。

お兄さんとしてはせっかく帰ってきたのだから一緒に親戚の挨拶回りをして欲しいのに美香さんは自分の友達とばかり連日出かけて家でゆっくり食事をする時間もないという。ところが、美香さんとしてはマンションをただで使っていて更に美香さんの資金を勝手に運用しているくせに感謝の言葉もなくぶらぶらしているお兄さんに対する不満がたまっている。

上海の人は見栄っ張りでメンツが大事。昔の美香さんのお金持ちの友達たちは久しぶりの美香さんに上海の最近のトレンディなスポットに案内したがり連れまわしている。一方、お兄さんはたくさんいる親戚の面々の手前、ちゃんとしきたりどうり皆と食事をして挨拶してもらって親戚にいい顔をしたいと言うのだ。

上海は最近の社会の急変で格差が広がっていて富裕層と貧困層に2分されている。その格差が家族の日常の付き合いにまで入ってきて家族関係まで分裂の危機がおしよせている。バスの運転手のお兄さんと警備パートで働く奥さんの給料だけではこんな暮らしができないのだが、美香さんのマンションや資金を使っていて他の人のように馬車馬のように働かずにいるのが美香さんには我慢できないのだ。こういう社会の急変がない日本では起こらない問題が生じているのかもしれない。

そんな話をしながら美香さんのみつけた新しいレストランで3人で食事をして別れ、車庫証明の仕事に出た。今月はたった2件しか仕事がない。車庫の仕事は2月3月がヤマ。年間の3分の1ぐらいの量があって息つく暇もない、、、はずなのだが、、、車が売れないにしても異常だ。理由がわからない。

今は実質年金生活になっていて、労働状況調査の仕事があるので、生活不安があるわけではない。これをどうにかしようという気持ちはおこらない。逆に、もうそろそろ潮時かなぁという気持ちになってくる。そして生活を中国に移す準備を、、、、。この上海の格差社会に入り込む準備を、、、、。

 

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健康の森

2011年02月21日 | Weblog

■久しぶりに「健康の森」で泳いだ。約1ヶ月さぼっていたが、体重、体脂肪ともに62キロ、20%を維持。食事が遅くて乱れがちな割には体重も増えてない。学生時代からほとんど変化しなかったのが健康のしるしだと思っている。日曜の午後の時間は驚くほど来館者が多い。いらいらするほど健康的な高齢者が多い。

なにしろ「なぜか長寿」の福井を代表するような施設だから、利用者が多くサービスも良好だが、こう人が多いと器具がほとんど使用中で待ち時間がいらいらする。今日はエキササイズ中に音楽を聴きたいと思っていろいろ試してみた。iPhoneをどうやって体につけておけるか?

百均で買った携帯用のポーチを首から下げて、イヤホンで聴くことにしたが、iPodを連続演奏にして繰り返し聴き続ける事は出来る事がわかったが、ポーチから出さないと操作ができない。そこでポーチに穴をあけて液晶画面が大きく見えるようにしてみた。なんとか操作できそうだ。しかしエキササイズ中にぶらぶらするのはいただけない。

百均で腕にバンドで止める形のものは買ったのだがiPhoneには小さすぎた。しかし中にゴムバンドのワッカがついていたのでひらめいた。そうだポーチを裏返してワッカを外側にだしてiPhoneを裸で差し込んでおけばいい。見栄えは乱暴だが操作もできるし、運動中も邪魔にならない。普通、ブルートゥースで接続できるエキササイズ用のイヤホンとか小型ラジオとかが出回っているが高いものばかりだ。これなら費用は105円。

ただ、これだけではWiFi接続でYouTubeの無料ダウンロードができない。ポケットWiFiも持ち歩かないと、、、。しかし、ここでは携帯の3G回線のアンテナマークさえ満足に立たない地域。常に「圏外」表示が出ている。曲は購入するか、事前にインストールする手立てを考えにゃぁ、、。

エキササイズ中は音楽のビートに合わせてペダルをこいでいると驚くほど楽に出来る。やはり4ビートのテクノハウス系、ラテン系ダンスではバチャータやメレンゲがいいかも。僕のiPodにはキングのスタンドバイミーとスティングのデザートローズがある。後者は1度聴いて魅了されて以来スティングはこれしか聴かない。僕の好きな曲はどうもクールダウン系のようだ。曲にあわせて体の動きをを刷り込むように繰り返すと曲にプラセーボ効果を持たせることも出来ると思う。

サルサのステップに「スレーブ」というのがある。片足を鎖で繋がれた奴隷がもう一方の足だけでステップしてぐるりと回る技だ。黒人奴隷は激しい労働の負荷に耐えるためにサルサのビートで陶酔したのだ。曲を聴きながらのエキササイズも同じこと。同時にサルサのステップに残るタフで強靭な動きとビートにあわせた体重移動こそダンスの基本。

エキササイズの後、久しぶりの水泳。ゆっくりクロールで、たまにバタフライで流して約30分。泳いでいる間に音楽が聴けるともっといい。そんなガジェットがあってもおかしくないなあ。

トレーニング後のこのけだるい疲労感。たまらん!

 

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テレビ再考

2011年02月19日 | Weblog

■僕がPC自作にはまったきっかけは最初に組み立てたPCにビデオキャプチャーカードとテレビチューナーをつけて初めてPCでTVを見たときの感激が忘れられなかたからだ。最近、ビデオチューナーなしで見ることができる「TVなう」が出ていることを知ってさっそくダウンロードしてみた。

これはNHKのスタッフが試験的に作ったものだと言う。ニュースをYOUTUBEを使ってビデオ映像を流すというもので、ニュース、映画、洋楽など、いくつかのオプションがある。ワンセグでも、地上デジタルでもなく無料で簡単にテレビが見れる、というのは便利。充分ニュースが楽しめる。

今年の地デジに対応すべく僕のモバイルにつけてTVを見ることを考えないといけない。

「テレビに出てたね」とよく言われる。先日、国際交流会館で行われた「ペルーふれあいフェスタ」に行った際、民族衣装で踊っていたスペイン語の先生のベルスカがいきなり僕の手をとってステージにひっぱりあげて一緒に踊らされたのだ。それをNHKが放送をしていたものだからニュースですぐに放映されてしまった。すぐにTVを見ていた知人から電話があった。その後もいろいろな人から言われた。さすがにTVの影響力は大きい!

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てんこ盛り

2011年02月18日 | Weblog
■シルバー人材センターは高齢者の職場。高齢者はこれまたむずかしいのだ!男も女もみんな大声なので職場がうるさいというだけではない。個人の能力差が極めて大きく、その識別が実に難しいのである。若いときしっかりしているほど老いて急に変になる人が結構いるのだ。一方で能力ある人は実にいい仕事をする。その典型がまかないのおばちゃんだ。

わが職場であるワークプラザはシルバー会員の研修、訓練を会員が自主的に行っている施設で、ふすま張り、縫製、紙漉き再生、染めなどのなんとか工房がいろいろある。さらに「あのね」という子育て支援事業が行われていて若い母親と就学前の児童のコミュニケーションの場になっている。子育て専門のスタッフが常勤で見てくれるので育児専業母親にとっては費用もかからず便利な環境だ。これらの人の昼ごはんを準備してくれているスタッフが何人か交代で勤務している。

450円の食事はおいしい。まかないのおばさんがたはいずれ劣らぬ料理の腕前。この値段では材料費もおぼつかないと心配になるが、この前まで先頭になって働いていてくれたYさんなど、娘からそんな赤字のボランティアはさっさと止めるようにいつも言われていたとか、、。お客の人数は変則的で当日にならないと分からない。数十人になるときもあれば、2,3人しかいない時さえある。本格的な調理場があるわけではなく、普通の流し台と冷蔵庫だけ。準備がいるものは自宅で準備してくるとか、、。

皆さんシルバーの会員さんだから60過ぎで僕など若者の部類に入る。体の具合で辞めたベテランのYさんに代わって新入りのYさんがはいった。昔、カラオケ店をやっていて料理は得意だと言うだけあって食事はおいしい。くちゃくちゃのおばさんだが口紅をつけてツケマで出てくる。彼女から「私、くまがいさんすき~♪」と告白されてから僕の昼ごはんは露骨なテンコ盛り!!
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沈まぬ太陽

2011年02月15日 | Weblog

■TVでは山崎豊子の「沈まぬ太陽」が始まっていた。御巣鷹山のジャンボ機墜落事故の物語だ。NYで危機管理を勉強していたときクラスの課題として航空機事故を選んでいろいろ調べたことがある。その当時、話題になったこの本を知人が持っていたのを借りて一気に読んだ思い出がある。航空機会社経営陣の不正経理に使われたモデルらしいANAホテルはセントラルパーク南通りにあってよく知っていたのでますます興味がわいたものだ。

この話をもしペーパーに使っていたらきっといい点数がもらえただろうと思った。事故原因が会社のマネジメントに起因しその解決に日本独特の労働組合とその活動員がかかわることによって成果をだすという筋書きはアメリカ社会からみると極めてユニークに思えるからだ。そのためには企業内組合という日本独自の制度を説明しなければならない。われわれ学園紛争に関わった世代にとって、学生運動とその後の企業内労働紛争は密接に関わって人生の暗い記憶として残っている。

主人公の恩地は第一組合の活動家だったのでアフリカ駐在に飛ばされる。「恩地」という名を著者は世渡りのオンチという意味でつけたんじゃあないだろうか?同志の副委員長だった行天は転向し経営陣の顔をうかがい組合をスパイしながら不正に関与していく。

セキュリティーと遺族補償のため地に落ちた会社の信用の復権を図るべく新社長がとった対策は企業経営陣から隔離されていた恩地を呼び戻し、中央で安全対策と組織内部の不正解明に当たらせたことだ。その成果が出揃う前に政治的圧力がかかって新社長は辞任する。

瀬島龍三らしきフィクサーが新社長に登用しておきながら中途で辞めさせるのだ。瀬島は山崎の著作「不毛地帯」の土岐として登場するが、いかにもありそうな話になっている。そして、不正に関わった役員が失脚すると、まもなく恩地は行天により再びアフリカに飛ばされてしまうというストーリーだ。

一緒に見ていた博幸は出版社の20年にわたる労働争議に関わってきた。僕も労組には苦い記憶が付きまとう。僕が会社を辞めた本当の理由は同盟系労組の反共宣伝に利用干渉されることに嫌気をさしたからだと言ってもよかった。労使双方が押す組合長の議員選挙に非協力だとかで組合のなかでは妙な中傷や圧力をいつも感じていたいやな時期だった。


当時僕の直接の上司Kは昔この第二組合の中で赤狩りの特攻隊長だった。僕と彼とは不仲で、彼の言うことを聞かなくなった僕が共産党員だといううわさを社内に流したのは彼だと思っていた。僕は社長の息子と懇意で、設計部の中でもかなり期待されていたようで部長、課長、さらに当時資材部長だった現社長からも辞めるときにはどうして辞めるのだと残念がられたが、司法試験受験を理由に飛び出したのだ。

退社後受験勉強中に当時中央労働審議会委員長の東大法学部の石川教授の労働法を聞いたことがある。東大法学部の卒業生は企業に入社した時に社長から「君は将来、わが社の社長を務めてもらわなければいけないので、まず次の労組組合委員長選挙に立候補してくれ」と言われるが君たち東大生の諸君はこの話を信じることができるか?という語り口ではじまった。

日本独自の春闘というやりかた。太田薫のこと、第二組合のこと、、、、、会社の御用組合の妙な雰囲気を経験している僕にとって目から鱗の数々。はじめて会社とはこんなところだ、社会はこういうものだ、ということを教えてもらった。こんなことを学生に教えているのでは誰も東大卒にかなわないのは当然だろう、と思ったものだ。

当時、コンピュータ会社に勤めていた友人Sが職場のなかで環境改善を求める動きがあるという話を聞いて彼に組合を作るアドバイスをしたことがある。案の定、彼はすぐに管理職に昇進し、取締役として定年を迎えることになった。、、、、、そんなことなどいろんなことをしばし思い起こしてしまった。

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バレンタインちょこ

2011年02月14日 | Weblog
■バレンタインデーのチョコレートなど、しばし縁がなかったような気がしていたが、今年はちがったようだ。中国語クラスの朴先生や、クラスメートのAさん、勤務先のシルバー連合の事務所、サルサラボのクラス、スペイン語のクラスもあったかな?職場のシルバーワークプラザなど、顔見知りのおばちゃんが配ってくれたりするのだが、これが手作りのハンパない生チョコだったりする、、、、、若い子からはほとんど買ったものばかりなんだけど、、、。

極め付きが、サルサグループ、ラテンどんぐりの例会。たまたまこの日は僕が「とーばん」。すげー、、、と思って証拠写真をアップ。これです。

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xpモードのプリンター

2011年02月13日 | Weblog

■昨日久しぶりに博幸が福井に来た。山本圭吾の講義とその新年会だそうだ。僕のPC、レッツノートJ9を見せたが彼も興味深々。J10が新発売らしいがちがいはわからない。先日せっかくXPモードの稼動に成功したのに肝心の仮想DVDで地図ソフトの印刷ができない。プリンターのドライバーがダウンロードできないからだ。どうしても原因が分からず、半分あきらめ状態。印刷ができないなら仕事には役に立たない。

博幸がプリントスクリーンで代用できないかと提案してきた。せっかくだからとにかくプリントスクリーンで印刷してみたがそれでは到底使い物にならない。やはり、、だめか?

一夜あけて、起きる前にひらめいた。どうしてプリントスクリーンなら印刷できるんだろう?そうだUSBメモリーに画像を保存したっけ、、、ならば逆にUSBメモリにドライバをダウンロードしたらどうだろう?

バーチャルPCではCドライブではなく外部記憶装置がネットワーク共有ドライブとして認識されるのだと気づいた。外付けDVDドライブも同様の共有ファイルになってしまうのだ。USBメモリにダウンロードされたドライバはXPモードで認識され、接続ポートをそれらしき設定になおすとやっとXPモードで印刷成功。ほっとした。たまっていたうんこがどっと出たような爽快感!!これで、仕事はこいつが全て出来るので、平手くんPCはお役御免となる、、、、はず。

まだひとつ会計ソフトのインストールが残っている。昨年度の税務申告を片付けないといけない。気がつくと今年分の仕分け処理が昨年度の仕分けに混ざってしまったことに気づいた。今年分の処理は会計ソフトの更新をしておかなければならなかった。またゆっくり直すことにしよう。

 

 

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代車ドライブ

2011年02月04日 | Weblog

■先日突然車のワイパーが止まった。オザワオートに連絡してみてもらうとモーターが焼けたみたいだとのこと。連日の豪雪のため無理をして雪を除かないままワイパーを動かし続けたのではないか、とのこと。そうかもしれないと思った。しかし、ヒューズは飛んでいない。妙だが、電流はオンになっているという。なぜなら動かないワイパーを稼動させると、エンジン音が変わるからだという。なるほど。

オザワオートの紹介でクリオで修理し、サービス用トラックを代車で出してくれることになった。車庫の仕事があったのでワイパーが動かないのでは雨や雪のときは怖くてたまらない。そしてこの軽トラが新しくて軽快に走る。ハンドルが軽く、エンジン音が静か。ライトも明るくて運転していて気持ちがいい。マニュアルシフトだから、操作がより楽しい。仕事道具がそろってないので不便だけど、この軽トラいいなー。

2日後、ようやく部品がとどいて修理が終わったというのでサービスセンターに向かった。原因はどうも雪だけではないらしい。モーター軸が偏っていて長期間負荷がかかっていたらしいのだ。そういえば、右左のバランスがとれてなかったようだ。自分の車に乗り換えてみて、なんじぁこの音!と思うくらいその違いが気になる。アクセル踏み込みからのパワー起動にいたるまで微妙にリアクションが遅い、etc,etc、、、。

そのいちいつものドライブ感覚が戻ってきて、まあ、いっか、長いつきあいなんだから、、、という雰囲気になった。この故障でしばしつかの間の新鮮なドライブを楽しめたかな?

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