■5年ごとの第13回党大会が開かれている。第一位グエン・フ―・チョン書記長が2期に続き初の3期目続投、2位グエン・スアン・フック主席、3位ファム・ミー・チン首相(日越議員連盟議長)4位ブオン・ディン・フエ国会議長(ハノイ市トップ)となる模様。ここに南部が入っていない。
チョンの功績は汚職摘発とコロナ対策にあり、汚職摘発は政敵、前首相グエン・タン・ズンの引退(第12回大会)後の関係者の追い落としに主眼がある。これは行政より党の力を強める方向に働き最近強まった憲法上党が政府を指導する規定を削除して一党独裁を廃するという考えを抑える方向性を持つようだ。女性副議長のキム・ガン(南部出身)の再任もなかった。先に死亡したチャン・ダイ・クアンが元公安相で前公安相トー・ラムが10位に落ちていることから公安重視はなくなったかもしれない。
党員450万は人口の5%。党員になって何の利益もなかったとヒエン・ティ先生が言っていたように党に力がないところが問題なのかも。若い人はベトナムの歴史を知らないし、コンビニ店主はホー・チ―・ミンの出身がゲアン省だと知らなかった。あぁ、、。