みちのくの会

■たまみさんの紹介で「みちのくの会」にいってみた。東北関係者じゃなくてもいいということで。そういえば死んだおばあちゃんは秋田出身で親父の葬式に親戚の坊主がきてたっけ。底なしの酒飲みという、、。１５人ほど集まって乾杯をくりかえして、、。日本語教師の人もいて色んな話をした。環境アセスメント関連の人に聞いてみると、あのべトちゃんドクちゃんの話は枯葉剤やダイオキシンではなく風土病でベトナムの反戦運動に利用されていたという話は本当だったことを確認することができた。でもおそらく今でも日本人の大部分は枯葉剤の影響で奇形が生じたという話を信じているのではないか。ここにくるとベトナム戦争の映像はラオスであったとか、いろいろ今まで信じていたことが全く違うという事実に出会うことがある。

ヘアデザイナーの佐々木君と知り合う。彼はニューヨークにあこがれがあって僕の在米生活の話に興味があるみたいだ。jtbに勤める若い女性もニューヨークは好きだという。やはりハノイより若い人はニューヨークなんだろうなあ。そういえばニューヨークには女と見ると手当たり次第に手を出すという危ないヘアデザイナーがいたっけ。女と金の話題しかなくて、、。それが５０過ぎてめっきり落ち着いて、、。ハノイで日本人のグループで話すとニューヨークでも同じように日本人が集まって話したなあ、、と思い出す。はっと気づくと１１時を回っている。門限過ぎた。

ウーバー呼ぶとすぐそばに来ていた。ところが途中で方向がおかしい。方向転換してそうとうよりみちした。車内で電話番号を探し、ツウさんに電話してあけてもらうよう頼む。ガードのタウさんの電話番号が見つかったが電話してもやはり言葉が出てこない。とにかくちゃんとベトナム語が話せるようにならなくちゃあ、、。

 

開発研究会初出席

■日本語教師会の権代さんから紹介されたハノイの同好会に出席。この日は東京外大研究生の勅使河原さんという方のハノイ市内の戦中の日本施設、等の調査報告会。場所はＪＩＣＡの会議室。ファンチューティン通りのコーナーストーンビル１１階。立派なところだ。随分早く着いて準備をぼっと見ていた。人が集まってくる。なかなか紳士淑女の面々。企業者、弁護士、団体職員、それに教師会の面々もちらほら。こちらにもう１０年以上なんて人も多く質疑応答も専門的詳細に渡る。

「河内」は明治のときより下村洋行等こちらで手広く活動していた企業もあり今の旧市街はフランス占領下の特別な外国人高級居住地の感が会ったようで中国の上海のようであったらしい。当時親日的ビシー政権下でここでもフランス居住区の中で企業活動をしていたがフランスでドゴールがビシーを追放し、日本人も一緒に追い出される形になる。ハノイで日本軍もクーデターを画策するがぱっとせず、フランスはホーチミンと戦争してディエンビエンフーで負けて追い出されることに、、第一次仏インドシナ戦争、、、と、ここは戦争がたくさんあった。そして１度も負けていないのです。「戦争の話を聞きたい」というと「いつの戦争のこと」と聞き返されるそうな、、。このへんの歴史背景は知る人が少ないようでよくわからないが興味はある。

懇親会は近くのQuanCamPhoベトナム料理店。とても雰囲気のある、、まあハノイでちょっと入るところはどこも雰囲気にあふれているけど、、コンカフェみたいに、、。ヤマハの人がいた。なんていってもベトナムのオートバイは９０％日本製、やはりホンダ半分だそうだ。日本国内でバイクが伸びないのでこちらでそこそこやっているんだという。こちらで特殊な印刷を請け負っている会社の人もいた。JAICA青年海外協力隊上がりが多い。この日１９歳のスカラーシップの日本生まれのベトナム人の女の子が来ていた。両親がピースボートで難民申請したというケース。いろんな人がいる。

店に会った日本人情報誌SKETCHの１１月号をもらって帰る。これが意外に便利。

 

 

日本語教師会

■朝のフォードン大学の林先生のクラスの発表には風邪の具合が悪くて行かなかった。しっかり寝て夕方の教師会に備える。

今日のテーマは①敬語の教え方、②介護実習生の法整備③近況報告。懇親会には出席せずバスで帰る。

①３分類法から５分類法への意義など②滝田さんの会社での今後の対応を例に、まだベトナムにも日本にも何も決まっていないのにとびかううわさ、国内の施設向けパンフレットによる一人いくらの費用広報の数々のたぐい。③、新会員が続々と登場してくる。中には中国語の専門家でありながらベトナム語を教え、翻訳、辞書編集、、国内外大学、企業、、そして送り出しに流れ着いたという人もいて、、、今の入管手続きをしながら一体入管はこれらの書類を前に一体どうするつもりなんだろう、、と考えるそうだ。意味するところは申請文書がベトナム語レベルでもうむちゃくちゃ、、なにかわけがわからないものばかり、、、と言いたいようだ。

この会は貴重な情報ルートなので風邪をおしても出席した価値あり。

 

西湖のほとりでデート

■平日に日本大使館に行って在留届の変更をしようと思った。４９番バスの中で隣の女の子に声をかけられた。ミンさんは国家大学の日本語学科。話しているうちにバスを乗り過ごしたので彼女は大使館まで案内してくれることになった。そこで彼女と一緒に大使館に入って僕は在留届の変更をした。うっかり部屋番号505号としてしまったが、、、。その後で彼女が好きな西湖のほとりへ行って散策。僕は19歳の彼女のおじいさんよりは年上。ベトナムの子は意外と田舎志向だ。都会の喧騒をいやがる傾向があるようだ。今までに会ったベトナムの子とは一風代わった雰囲気の持ち主。日本語を教えてくれる日本語教師ができたと飛び上がってよってくる風でもなく。自分のことはそっちのけで親切にどこまでも助けてくれるというベトナム人の親切さをもちあわせていて、とくに話しかける風でもなく、相手の意向にあわせる、、めずらしく写真をとられることを嫌う。でも本当はこういう子がベトナム女性かもしれない。帰るの１３番バスでは僕がファンバンドン＃９で先に降りて別れた。

雨宮さんと会う

◼️今日はハノイに雨宮さんが来ているのでホテルに送り出し会社を作りたいというタン君を連れていって紹介した。彼と一緒に来た送り出しの事務をしているザンさんは日本語教師の溝口さんと同じ会社、同僚だと知ってびっくり。雨宮さんも熱心にアドバイスしていた。この日の晩は遅くなりすぎて11時ごろになり、マンションはシャッターを閉められていた。しっかり怒られる。門限は１０時半。

由美子さん達来越

■クラスの後でビットとA1ビルのエントランスで待ち合わせて友人のタウと学校横丁のチェ屋さんでおすすめバインミーを食べ、ヨーグルトチェをごちそうになって例のビナホーン販売店へタクシーで行き３Gシムを４Gシムに変えた。ベトナム語の申請書を彼女たちに書いてもらい、パスポートを忘れたのでビットに身分証明をしてもらって１０ドンを彼女に払ってもらって起動してもらう。

ビットは授業があるはずなのにタウと一緒に付き合ってくれた。次にコーザイの著名電器屋TRANANHでLenoboIdeaPad120s11IA PN3350/ 2G/32G/11.6"/(81A40072VN)/Xam-Moi 5,190,000ｄを購入。OSのインスタレーションを待つ間、ビットたちは４時からの授業があるので帰ってもらった。インストラクションはベトナム語だが、ベトナム語、日本語の変換を聞いてウィンドウズ互換のキングソフトがあるのを確認して安心して帰った。バスに乗ったその時、由美子さんから電話が入った。ホテルに着いたとのこと。帰って荷物を置いてホテルに向かった。

２人は僕が来るのをずいぶん待ったらしい。もう６時になっていたがホアンキエムを少し歩き「水上人形劇」を見る。そのあとで湖畔の大きいレストランカフェで食事しながら話すともう９時を回っていてホテルに着くと９時４０分。バスがないのでホテルからタクシーで帰る１３５ｋくらいだった。

帰るとガードのタウさんが待っていた。お土産のお菓子を一つ上げて味付けのりを味見してもらう。よる部屋に訪ねてきて水道チェックしていたのはそのお礼だったかな。。。