アレルギー

■3日ぐらい前だろうか、帰宅すると何か脇の下がかゆい。それは鼠径部や下腹にもあるようなので虫刺されかなとも思いムヒをつけた。何かのアレルギーだったら効かないかもしれない。翌日、腕の内側、さらに太ももの内側が赤く晴れてかゆい。さらに赤いシミができたかゆい場所が動いてきたことに驚く。別に何もおかしいものは食べてないし、もしかすると右ひじの先日転倒して出血した傷のせいかなと考えた。この個所は自然乾燥させて別に薬もつけず自己治癒力にまかせるベトナム式にしていて局部はかさぶたがかゆいくらいに回復しているのだが、局部で抗体などの治癒反応の副作用的なアレルギー症状（そんなのあるかどうか知らないがいわゆる「瞑眩」的なものかな）かなと勝手に思っている。そして、きょうはすっかり治っていた。

　だんだん自信のようなものが出てくる。膝の痛みはヨガで解消。原因不明の下痢はヨーグルトの乳酸菌で解決。ここでは原因不明の病気や不測の怪我に1人で立ち向かわないといけない。怪我をしたら薬をつけ、病気になったら病院に行くという常識の通用しない時空をこえた哲学てか健康力が求められる。日本で治しきれなかった足の水虫、親父にいわせると満州からもらってきた2世代にわたる病？？のせいかどうか知らないが右足小指の又にできる原因不明の潰瘍性皮膚剥離ももしかして、、と思い、はだしでサンダル生活を続けてみようと考えた。2，3日で傷消滅状態。右足のしつこい白癬菌も右股関節の自由度が進化し血流が良くなったかどうかしらないがかなり良くなって、昔日本で薬治療していた時と変わらないぐらいになっている。なぜか、どんどん健康になっていく。

　近くに開店したランドリーで初めて洗濯物を搬入。アヒル食堂がなぜか休業なので夜おなじく近くに開店したバインミー屋さんで夜食注文。お茶付きで１５ｋ。そして同じく2つ隣のコンビニ風店で買ったヨ－グルトにヌックサオをどっさり混ぜた新デザートを発明して楽しんでいる。

減量達成

■今日は早く起きて予習もしたし、早く学校に来たので隣のカフェ「Ｍot」で予習の続きも終えた。ここの2階もひさしぶりだ。新しいテキストにはカフェ「Mot」が出てくる。レジのねえちゃんも同じだし、店の前のおっさんも顔を合わせるたびに愛想よく声をかけてくる。今日はクラスにチョウが来たのでコロナなどの話も弾んだ。金曜は午前のクラスだけだから今日は52番バスでモールに来てみた。47番バス停から歩いて10分以上かかりそうだ。まず食品売り場でおにぎり2個買ってフロアの休憩所で食べてシャトレーゼに行く。

　最近はヨガを優先している。なにしろヨガでは一番のへたっぴだしバランスは最悪。でも減量で60キロを維持している。62キロがやっとだったので、ここ1日1食が効いてきたかもしれない。空腹感はないし、口内炎も出ないのでうまくいっていると思う。いつもデイバッグは勉強一式8キロぐらいをいつも運ぶようにしている。膝から手をまわして太もも手にかかえる型が先日できた。結跏趺坐も不十分ながら先般からできている。もっと痩せるともう少しできるようになるかもしれない。常時右股関節の可動域に変化があるのか異常感があるがそれほど痛くもない。日曜のインド人先生は最高にエアロバティック。昨日のベトナム男子先生はきついが最後に皆の足指をおって音を鳴らすのが不気味。今日の足の長い女先生も最後は背中を踏んでくれるが快感とまではまだ行かない。

　カフェの前のソファでアメリカ人のおっさんとベトナムの若い女の子が楽しそうに話している。昨日みたいに隣の席で若い男がアラブ語で電話をかけてけんかしていたりするよりましだ。いろいろな人生模様のみえるカフェ、、かな。

iPhone 修理

■Yen先生のクラスは８：３０からだったので午前中にクラスが終りiPhonを修理する店を探しにでた。先日の回収劇の際夜道で転んだ時に左手に持っていたiPhoneをひどくぶつけたらしくスクリーングラスが割れてしまっていた。

はじめモールのティージードン（ベトナム有数の携帯チェーン店）でガラスシートを交換しようとしたときにスクリーンが割れていることを指摘され、アップルのセンターをいくつか教えてもらっていた。クラスで先生から学校の近くにも安い店があるよと教えてもらったが見つからなかったのでロンビエンのTrung tam bao hanh apple serviceにモールから９８番で行ったが見つからない。ベトナムのことだから店はつぶれてなくなっているのかもしれないと思ってバス停に向かって歩くとアップルの看板がでている小さい店を見つけ聞くと４５０kでスクリーンを交換するというので１時間ほどその場で待って修理は終わった。あっけなかった。

本来なら、近くのお兄ちゃんのところで見てもらうのだが今はバインミーの店に変わってしまっている。隣のビンマートはなくなり、ビナフォンの電話、インタネット料は近くのティージードンで払っているが、そのまた隣にコンビニ風店ができビールやヨーグルトが買えるのがありがたい。そこのお兄ちゃんは日本語を話す。

ヒエンチ―先生のこと

■クラスにチョウは来なくて僕一人。ヒエンチ―先生は残念そうだ。チョウに投資関係の話を聞くのが楽しみらしい。３６歳の独身だからかなりのＥ（ベトナムでは行き遅れの女性のことを「エー」と呼ぶのだ）だ。回収の話をすると（冗談のつもりで）私にも貸してほしい、という。僕は日本では

債権回収が専門のくせに数人に合わせると２０００万円以上の回収不能の貸金があり自身の銀行借り入れ分約１５００万の返済に10年かかった話をしたから彼女は僕もチョウみたいにすごい金持ちと思っている。

チョウの親は韓国レンタルカーの会社ですごい金持ちらしい。なんでお金が欲しいの聞くと、ベトナム語教室をホアンキエム近くで開きたいが教室家賃が7－10万するという。これじゃあ物価１／４のベトナムもハノイの不動産は日本と変わらない。コロナで今生徒が集まらないし、、というから損益分岐点を出してからどれだけお金が必要かを計画してからじゃないと、、、この家主だけがもうかる仕組みになっているハノイでは固定費を少なくしない限りビジネスできないことを伝えたいのだが、、。イエン先生が言うには彼女は行き遅れでしっかり貯金しているから、、と。まあ、どこでもみんな同じようなことを考えるのかな、、。

貸金全額回収！一件落着

■昨晩タンは電話するといいながら何も言ってこない。夜の９時になったので電話して今から行くといって彼の家に出かけた。部屋には彼の他、女の子が１人いて彼は一生懸命お金の勘定をしている。

　いきなり「オアシスないの？」？？どうやら「あいさつくらいしたらどうか」という意味らしい。ついに僕も切れてしまった。「金を貸したのは俺だぞ、なんだその態度は、、、」と声をあらげると、彼は大声で「もう、あんたは友達じゃない。もう来ないでくれ！」

　「？？（それってこっちのセリフでしょ）返せないんなら１か月待ってやるからこの契約書にサインしろって言ってるだけじゃないか」「今全部返すATMへ行く」、、？？えっ！いったいなんだこの展開は、、。

　実は今日一日中何も手に付かず、こいつは今までいろいろ頼みに来て苦労して答えてあげたのに何のお返しもないばかりか報告も一言の挨拶もない、、年寄りと思って利用しやがって、と怒りがあふれるのをこらえるが精いっぱいで、いっそ「あいさつ」の意味を教えてやろうか（若い時のつもりで、こいつらの２人や３人は一瞬で倒せる。今でも格闘技、武術空手の類ばかりYTubeで見てと新しい技も知ってるからという思いにかられる危険な瞬間があるのがこわい）と思っていた憤りがふっと消えてしまった、、。

　車で一緒にATMをあちこち探して、２０チュウ（１０万円）受け取り僕が名刺の裏にメモさせた領収書を返して１人帰宅。途中夜道で転んで腕をひどくすりむいてしまった。不思議な展開にぼんやり考えて歩いていたからだ。

　真夜中に腕から血を流しながら借金を回収して帰って来たと言ったらこの年寄りは一体何者だ！やくざかと思われそう。

　わからん！ベトナム人は何考えとるのか？？

SNSが届いた．「有難う。今から貴方と関係ない」

きっと友達関係以前に言葉が通じてなかったんだろうね。

契約交渉失敗

■昨晩事務所から単なる契約書作成依頼のメールに契約書を添付して送っていいかという確認が来た。やはりそうか、事務所側は交渉をさけ契約書作成だけで終わらせたいのか。指示とちがうがもし成功したらいくら払わなくてはいけないのかと皮肉っぽく質問すると翌朝それは払わなくていいという返事。あたりまえだが成功報酬があるとか言い出す可能性も考えた。もしあればすぐ事務所との関係終了のつもりだった。手続き進めてくれと連絡した後、事務所が電話したらFBでつたえてありますたとのことです、と連絡があった。これは後で電話がつながったときタンはお金の工面ができたとしらせたかったらしいが返事がなかったので今は全額払えないとかいう。FBにはお金のこととしか書いてないので無視していたものだ。今晩話をつけることにした。ヨガから帰って９時半ごろになる。直接乗り込むつもりで契約書を印刷屋で印刷して（始めiPhonからどうやって印刷するのかわからなかったがPCを経由すればいいと気づき店に行くとちゃんと店のPCのメルアドが貼ってあった、、俺も歳だなあ）書面の訂正方法、契印のことを写真例つきでズイ弁護士にSNSしたがついに返事なし。彼ら事務所以外で仕事したことがないから知らないのかも、、。電話とメールでしか仕事できない弁護士に期待することは何もない。

夜、雨の中タンの家に行くと扉はロックしてあった。は電話があり、明日の夕方５時に連絡してくれとのこと。

法律指南

■今日はタオさんの法律事務所へ行ってズイ君に間違いを正して相手方タンの呼び出し方教えてどのように進めていくかの指示をした。このところヨガの後帰宅して食事をすると、疲れて部屋で横になったが最後真夜中過ぎまで寝てしまう毎日が続いていて、今日も2時ごろ目覚めたがスイ君に指示する内容を考え続けてしまう。段々に古い記憶がよみがえって福井で一番の悪と言われた在日金融業者の福井信販と僕と父の2人でかって父がお世話になった辻岡氏の３千数百万の債務返済減額交渉の話を思い出したりして、、ふと気づくと９時過ぎ、急いでグラブで事務所へ。

 ズイ君に契約書の不備な点を説明し、わざとまちがいの過大請求をして相手の電話の反論を録音して証拠をつくる方法を教えるとようやく理解したようで、、それにしても新米のベトナム人弁護士は言われたことをするだけ、電話とメールでしか仕事したことないんじゃないか、、僕の話は刺激になったようだが、、。

  ぼくとしては専属管轄条項の入っていないことを第一に指摘したかったのだがベトナムは債権者が管轄を指定できると聞いて納得。さて、タン君との交渉どうなることやら、、。

カフェシャトレーゼのこと。

■いつものようにイエン先生のクラス（カフェ・パリスガトー：ここを皆は「カフェ・ありがとう」と呼ぶ）のあとイオンモールのシャトレーゼに来る。ショウガと蜂蜜の紅茶をいつも注文するので店員は注文する前に了解してくれる。先日は僕が忘れて行った電子辞書を出してくれて驚いた。忘れていたことにさえ気がつかなかったから。

　実はイオンモールは記念写真の名所らしい。いつも入り口付近で写真と取るカップルやグループが着飾ってポーズをとっている。どうもネットで洋服を売っているらしいグループがモデルと一緒に来て服をとっかえひっかえして写真を撮っていてシャトレ―ゼで更衣したり会議したりする。美人コンテスト好きのベトナム人のなかにはなかなかのスタイリッシュな女性がいて見ているのも楽しいものだ。

　ベトナムはカフェだらけでフランス占領の影響かどこもいい雰囲気だし、パソコン持ち込みで長時間仕事をするのが普通だから日本のように気兼ねするようなことはない。僕も時間があれば昼過ぎから６０K(300円）の紅茶1杯で隣のルネッサンスで最後のヨガクラスの始まる6時半迄ずっとベトナム語の勉強をする。席は一番奥の壁際の1列のうちの一つだが最近人が多くなってきて、席がみなふさがっていることもある。かかっているBGMも若者のポップス、ラップで聞きなれた曲もあり、ベトナム民謡やベトナムのロマン演歌風がかかることはない。

　今日もこれから少し勉強して、、、。

　

　

食堂撤退

■1階の食堂が一夜でもぬけのからになった。みごとというか、、やっぱり儲からなかったのだ。店員も入れ替わり立ち替わり多かったし、、家賃が高すぎるからだ。

　エアコンのない隣の食堂の客を取り込んで無料コーラを出したりなかなかうまく立ち回ったけれど結局、、。かえりぎわに件のおばちゃんからもう帰るか買ってと言われて４，５リットルはありそうな「ヌックサウ」を1チィウ（５000円だから500回分）で買わされてしまった。こんなたくさん飲むのに4，5年かかりそう、、悔やんだが後の祭り、ま、いいか餞別だもんね。思えば毎晩店の終わり際に来て少なめのご飯と残り物のおかずとお茶、さいごのチャンリャオが特別旨くて最高。しめて50k（250円）1日この1食で十分だった。1日の食事がカフェで飲む1杯の紅茶（300円）より安いなんて想像もしてなかった。

　この3年で思い出すだけで田舎から来た5家族がここに来て撤退している。せいぜい半年もつかどうかだ。全て食堂。

　コロナの影響か前の通りに面した店のほとんどが閉店，開店して、通りの様相が変わってしまった。なるほど、ベトナムの街の食堂というのはこういうものかと思った。日本のように昔からある食堂、食料品店、、なんてものはない。ベトナムの食堂というのは行商みたいなもので、税金を払う前に店をたたんで別の場所に行く。まるで、、、デリバリーか！！

　隣のコンビニ、ビンマートが撤退して困ったなあと思ったら、その隣に新しい店が開店して、ラーメン、ヨーグルトなど買えるようになっていた。

　なんと、まるで僕は引っ越しして新しいところに移ったみたいな感じだ。

法輪功

■いつものようにシャトレーゼでいると勉強していると隣の女性からiPoneの充電ケーブルを貸してくれと頼まれ、貸してあげて返すときに少し話し始めて1冊のパンフレットを渡された。「法輪功」だと気が付いて知っていると言った。なるほど、中国嫌いのベトナムであってこそ広がる条件は整っている。江沢民が禁止して迫害が始まり学習者の臓器摘出などで問題となった。創始者は米国に渡り全世界で布教している。反共団体だがベトナムで広がっているのは皮肉だ。そういえばニャチャンでも見かけたことがあった。教義は気功の訓練だが、気功の中には大衆操作をする気功もあるから中国政府は警戒しているのかもしれない。あのマンデラの演説は一種の気功的大衆操作だという説も読んだようなきがする。

　隣の件の女性は僕が毎日のようにここで勉強しているのを知っていた。以前モルモン教のホーチミンから来た2人連れの若い女性から話しかけられたことがある。1人は日本語が堪能だった。何もしてなくてもいつも何か起こるっていう妙な、、結構面白い。

　ヨガの時間肘を支点に膝で倒立する型に挑戦してごく短時間だが成功すると女性方から（男僕一人のクラス）拍手があがった。1番前列のよくできる若めの女性群はインストラクターと同じ技を次々と成功させているので最高齢のおじいちゃん、がんばってね！みたいな感じで、僕としてはうれしくもなんともないんだが、、。