くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

スキーの後は日本語レッスン

2013年01月31日 | Weblog

■朝から雨だし、今日は「日本語の輪の会」として初めて生徒さんに教える日なので、しっかり準備したい気持ちもあって交流センターに行こうかと思ってうろうろするうちに雨も止んできた。まぁいいか、なんとかなるだろう、、スキー行ってみよう。

くもり空で最初のリフトをあがったところで既に濃い霧が立ち込めている状態で、この先はどうなるかというような感じだったがリフトは動いているしボーダーもちらほらみかけるのでとにかくイリュージョンまで行って滑り始めて驚いた。すばらしいコンディションだ。ゲレンデにコブはなく深い雪もない。おまけに人もいない。真っ平らの雪面に薄くしっかりと新しい雪が張り付いている感じでスキーエッジがしっかりと食い込んでパーフェクトな硬さだ。前方視界がぼんやりとしか見えないのが難だがコースは知り尽くしているので不安なく一気にふもとまで、、。

リフトで乗り合わせた40前後の男のボーダーと話した。やたらうまくて早い。やっと追いついて一緒にリフトに乗っている間ボードの事をいろいろ教えてもらった。かれのはハードブーツで、スピードを追求するタイプ。一般的なソフトブーツは若者に人気のフリースタイル用だ。こちらは安くて2,3万でそろうが彼のハードブーツは板は10万、ブーツやビンディングで20万ぐらいとか。板は細身でちょっとモノスキー風。定休日の水曜に滑りに来るがボードのはしりの頃、ちょうどこのスキー場ができたころから20年ぐらい滑っているという。

3時間ちょっと滑って体の調子がちょうどいい感じのところで帰ることにした。その前に、課題の35°をトライしよう。残念、途中で止まってしまった。ここをすいすい行くのはそう簡単ではないぞ。

東京から博幸が相続問題の整理に帰ってきていた。東京永住の覚悟を決めたそうだ。明日からしばらくうちに泊まる予定。ホテルに送ってから交流センターへ行ってブラジルからの夫婦を待った。彼らは2人の小学生の男の子を連れてきた。僕ははじめてで勝手がわからず、通りかかった谷内先生に聞いて受付の手続きを終えた。

用意した新しい教科書を見せると、奥さんのマリシアが「先生、これ使えません。この人日本語読めないんです。」「、、、、」話がちがうなぁ。少しできると聞いていたので新しい教科書でやりましょうと言ってウエブで関連書籍と共に購入したのに、、、。

家で家族は日本語を使っているのにアントンさんただ一人話ができないのだ。聞く方はかなりできるのだが日本語を使う機会がない。会社では屋内での荷物の移動、整理の仕事を8年やっていて福井弁の必要なコミュニケーションはできるのだろうが一般的な会話ができないというのが悩みなのだ。読み方よりまず話すことを教えて欲しいというのである。

夕方5時まで仕事で帰宅して食事入浴後はもう疲れて寝てしまうという。誰も起きていない朝4時に会社にでかけ、ずっと仕事。日曜の休みもほとんど寝ている時が多く、最近は日曜出勤も多くなったそうだ。TVでニュースを見たり、ラジオを聞くこともなく、特に外出することもない。まるで奴隷のような人生だ。

彼に「まず、平仮名をおぼえて、テキストを読めるようになってから、、、」などと言うのはむなしい気がして、とにかくローマ字版を使い、会話練習の時間を多くとって、とりあえず話せるようになりたいという希望を最優先することにした。マルシアの漢字の練習もしたいという要望もある。テキストに沿いながら出てくる漢字を覚えてもらうことも一緒にしないといけない。もうテキストから離れたほうがいいかもしれない。最初の生徒さんからして、かなりハードルの高い授業になりそうだ。

「みんなの日本語」テキストでは1課4時間で2冊50課の100時間が必要だが週1、1時間半の中で2人に違うことを一編で教えないといけない。しかし考えてみれば十分聞く力のある彼が自由に話せる雰囲気が作れさえすればいいので、一家4人がちょっと緊張した充実感を週1回体験してもらって学習意欲を満たしてあげることはさほど困難ではないかもしれない。授業パターンにとらわれずにやってみようという気持ちになった。

 

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格闘の日々

2013年01月29日 | Weblog

■スキーも連続4日目。1日目の金曜は悪天候でガスが厚く立ちこめていて何も見えない時間があったが,正午前にはしばし爽快に晴れた時があり、深雪の滑りを初体験できた。もう一発で虜になった。まるで波乗りのような浮揚感がたまらない。この日の午後は秀子さんときぬさんを宇一郎くんの風来窯に案内することになっていたがお二人は偶然風来窯に行きあわせて結局僕が最後に到着することになった。宇一郎一家の仕事場はなかなか感じの良いところでさすが工芸家一家のお宅を思わせる造りだ。パリの越前町工芸展プロジェクトの話は1人1人の工芸家を訪問することで少しずつイメージを固めていくながれになるようだ。

翌土曜も雨模様の天気だがラナさんとジャムにでかける。若干昨日よりもましだったがガスが厚く雪模様のゲレンデだった。僕はすっかり悪天候になれた、というより、天気が悪いほど雪質のバリエーションが多彩で面白いことを知ったので少しも苦にならない。しかし問題は視界悪化の際のゴーグルの性能だ。僕が中古で買ったフエルト膜のやぶれたものではせっかくのスキー気分が台無し。この日はイリュージョンに向かうリフト横の例の”35°の壁”に思い切って挑戦。一気に下まで、、とはいかなかったが2度3度休みながら、時折ころげつつも、とにかくなんとか降りるところまではいけた。

この日は金沢のサルサパーティで我々のパフォーマンスがある。この日の天気は荒れ模様とかでスキー帰りの運転で金沢まではきつそうに思われ、仲間からも心配されたがそれほどの波乱もなく順調に到着できた。ところが我々の「カンナムスタイル」がはじまったとたん、先頭中央のぼくが「ふっとん」でしまい、むちゃくちゃ、、あぁ!「最後はあってたよ」という慰めがむなしく感じられる。準備もまるでなしの本番はまだ「スキーモード」のままだった。、、、ま、たまにはこんな余興もいいんじゃぁないかな、、。帰ると、我々のあとですばらしいパフォーマンスをみせてくれたインストラクターのタカシ先生からフェイスブック友達要請が来ていた。引き立て役だったのかぁ、、。

そして、3日目の日曜はすばらしいスキー日和!パーティーから帰って3時間しか寝てないが、おにぎりを作ってラナさんを7:30の「定刻」にピックアップ。予想どうりの人出で第2駐車場は既に一杯で第三駐車場へ、、。リフトの止まる16:30までぎりぎり遊んだ。帰宅するとさすが疲れて、、、。

4日目の月曜は仕事オフでぐっすり寝ていて、、9時!さあ、今日も半日は滑るぞ、、と雪の降りしきる中を1人でジャムへ!実は昨晩Dipoでゴーグルを買ってきたのだ。1万円クラスが3割引!くもり防止、ヘルメット用、眼鏡使用で装着感のいいやつにした。高いものではファン付きの2万円というのもあった。昔、大道門の大将が持ってたやつとおんなじだ。彼は初めてつけてはじめてリフトから降りて滑ってきたが、このゴーグルでは曇って「何も見えん」と文句たらたら、、ふっとその顔をみると、、なんと鼻がゴーグルの中に、、、。「ゴーグルって鼻の上にかけるんですよ」、、、思い出してしまった。

このゴーグルの初使用テストに最適の天気の悪さ!イリュージョンまで行くとゲレンデ上は見渡しても誰もみえない(いない)。深い膝までの雪は止まるとスキーが沈んで動きがとれなくなってしまう。転倒しスキーが外れると雪の中から見つけて掘り出すのが大苦労だ。しかし深雪の小回りが連続するときの爽快感はたまらん。この日3時間雪の中を格闘した結果、ゴーグルを一度も外すことなく終わった。テスト成功!パリ展プロジェクトの主催団体となる一般社団法人の登記申請手続きを仲間と検討するため早く帰ったが、3時間ぐらいでも十分楽しめることを確かめた1日であった。

この4日間のスキーで思い知ったこと!①スキーの醍醐味は悪天候にあり、②スキージャムには良いゴーグルは必需品。

 

 

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日本語を教えよう

2013年01月23日 | Weblog

■日本語の輪の会の紹介で若いブラジル人夫婦の日本語を教えることになった。交流センターで会ったのだが14,5年福井にいるのにほとんどできない。ニッセンで働いているというが、物流関係はあまり言葉は必要ないのかもしれない。奥さんはよくわかるようだが「漢字」の勉強がしたいとか。漢字ってどう教えていいかわからないから僕も勉強だ。

2人に2人の男の子がいて、この日はかなり恰幅のいいお兄さんがついてきた。日本生まれだから日本語は問題ない。柔道をしているという。「僕も中学から大学まで10年柔道やったよ、弱いけど、、」「この子、福井の中学柔道チャンピオンなんです」「、、、、、」

お母さんが16歳の時の子供だというからお母さんも若い。すごいな、こういうところがブラジルのパワーの源泉だろうと思った。日本じゃあ女子は婚活にあくせくしてるころ、むこうじゃあ子育てほぼ終わっているんだから、、、。

テキストは「みんなの日本語」の新版が出ていることを知ったのでこれを使うことにしたがポルトガル語版はまだない。スペイン語で通じるからあまり問題ないだろう。テキストについては新しいものが出ていてアクラス嶋田和子氏の研修講座に出席できたのでテキスト「できる日本語」の概要がわかった。文型から学習するのではなく具体的状況のタイプ毎に話せるように学習すべきだというのだ。実際の需要に近いほうが知識の定着がいいし興味の維持が保てるので説得的だ。

とりあえずテキストをネットで注文しておこう。でも同時に2人に別々のことを教えるのは難しいなぁ。ひと工夫いるところだ。

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またスキー

2013年01月20日 | Weblog

■ラナさんと一緒にまたスキー。彼女は前日にもバスで1人で来て濃い霧の中を滑っていたというから自分で言っているように相当クレージーなので、同類である僕も安心して誘えるというものだ。今日はジャムの大平社長も一緒に滑ることになった。長身で勝山出身の彼は50歳ぐらいだと思うが、蛍光色のウインドブレーカーを着て黒のフルフェイス(みたいな)ヘルメットでビュンビュンとばすのを後ろから見ているとまるで10代のクレージースキーヤーのようだ。

「こんな仕事ってうらやましいですねぇ」「羨ましがられるのも仕事のうちなんで、、まず一通り見回っておかないと従業員に注意することもありますしねぇ、、」

滑るうちに彼は目ざとくゲレンデに落ちていた財布をみつけた。イリュージョンまで行って別れたが、リフト終了後メンバールームに戻ると彼も来ていてレナさんと話していた。財布はあとで持ち主が現れたそうだ。スキー場の夏場の利用の話を色々聞いた。

「シーズンが終わるとお金とかいろんなものが落ちてますよ。夏も来てしっかり下を見ながら歩くといい、、正面ゲレンデは夏は一面芝生でバーベキューができます。恐竜博物館を見るにはそんなに時間がかからないので家族でここまで来てもらえばホテルで宿泊もできるし、、」

シニアクラブのメンバーはもう今年で既に20人ぐらい入会していて、去年より50%増の勢いだそうだ。既に僕とラナさんの表札もかかっていた。何人かのメンバーが来ていた。ここは家族友人を連れ込むことはできないくて、1人で来ている男性が多く、黙々と着替えをしたり、お茶をのみながらTVを見て休んでいる。

ラナさんはブーツしか持ってないのでスキーはレンタルだが、スキーのシーズンレンタル¥18000というのもあってシーズン中スタッフがチューンナップをキープしてくれる。メンバーならスキーブーツをシーズン中預かってもくれるという。、、他のスキー場にいけないが、、、。

今日のコンデションは午前中は霧が濃く視界が悪くてゴーグルのないラナさんはあまり滑れなかったようだが午後は次第に雪もやんで良い状態になった。コブ斜面もできてきたがまだここはスムーズにはいかない。ころげまろびつ、、、。とにかく、ラナさんは今日も大満足のようす。週末はスキー一辺倒のつもりのようで心強いスキー友ができた。

彼女のスキーがないので、帰って2人でリサイクルショップとDepoに行ってみることにした。大和田のオフイスOFFには前に見つけたスキーはもうなくてスノボだけ。彼女は食器類や衣類、旦那のジーンズとかお孫さんの子供服とか、、、。となりのHardOffではジャンクのDVDプレーヤーを再生できないリスクを覚悟で¥1000で買った。そしてDepoでは高級スキーヘルメット売り場で、、、「くまさん、これ似合う?」

あぁ!彼女急に元気になって、、、。今度ディスカウントショップめぐりやりましょうね!

 

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シニアクラブ

2013年01月15日 | Weblog

■早朝、ラナさんから今日は雨だからどうする?というメールがはいったが、僕はシーズン券があるので天気が悪くても行く、と返事した。プールで泳いでいてもいいし、本でも読んでゆっくりしてもいい。しばらくあって彼女から一緒に行くとの連絡が入ったので車でピックアップしてスキージャムに出かけた。

車中で色んな話を聞いた。モスクワのご主人は僕と同じような法律関係のコンサルタントをしていて家族同様の老犬と暮らしているそうだ。ロックシンガーの息子さんはモスクワを中心に活躍しているそうだけど最近彼女とわかれて、、、。ラナさんは25年間モスクワのオリンパス支店などで働いていたので流暢な日本語を操るが、メジャーが英語だったそうで今は福大医学部でスタッフや学生のための英語のクラスを持っている。就職は面接で決まったのでTOEICは受験してないそうだ。フランス語の他にチェコ語を話せるという。連邦時代に旅行ガイドをしていたのだそうだ。

スキー場は雨と雪。でもけっこう人が来ていた。彼女はブーツしかなかったのでスキーはレンタル。アトミックのいいスキーだ。はじめ半日券を買おうか迷っていたので持っていた3000円の優待割引券を使ってもらった。この雨でポンチョを使おうかと思ったが、バイク用につかっているレインウエア上下を持ってきていたので試してみることにしてスキーウエアの上に着込んだ。もこもこするが暖かい。南極へも行けそうだ。お昼にロビーで待ち合わせた。彼女は悪状況の中を結構楽しんだようで一安心。おにぎりとお茶で一休みしようとしているところにスキージャムの社長が来てラナさんに親しそうに話しかけてきた。

彼女は県の観光関係の仕事で翻訳などスキージャムの仕事をしているそうだ。社長直々のお誘いで我々2人は話題の「シニアクラブ」に入会することになった。会費2000円。メインロッジエントランス横の専用ルームが自由につかえる。そこに荷物の収納コーナー、椅子テーブル、TV。壁にはメンバーの名札が一面にかかっている。最初が「三浦雄一郎」。勝山市長もいる。彼は朝一番に来てリフトを待ち、頂上から直滑降、、なんだそうだ。

そうだ!ラナさんはシニアなのだ。ロシア女性としては50歳には見えない。会員証をもらいにインフォメーションに行ったときの受付嬢がびっくりしたようすを茶目っ気にまねてみせた。もともと端正なブロンドの美人だけど、こんなときはとりわけおしゃれなロシアの若い子の表情になる。

クラブルームでおにぎり食べながら社長に入会申請をしてもらって、上のレストランで晴れてきたスキー場を見ながらしばらく場内DJを聞いていた。去年ラナさんと友人になった女性DJがラナさんの息子さんのロックグループ「サクラ」の曲をかけてくれるのを待ってた。しかしなかなかかからない、、待ちかねて滑り始めようとリフトに乗ってちょうどスキー場で一番放送が聞きにくい場所に来て、、どうも、、かかっているらしい、、、。

昨日は3連休、快晴の中日で大変な人出になった。とりわけ京阪神の車だけでも1300台来た。これは普通の30%増しだそうだ。きょうは生憎だが上の雪質はいいし天候も時折霧が晴れるようになってきた。彼女は上級者のイリュージョンコースはまだ怖いからといって途中で別れたが、さすがにヨーロッパのスキー場をいろいろ回っているだけあってスキーは上手だ。午後になって気温が低くなってくるとコブの上にサラサラの雪がついて不思議な積雪状態になり、あたかも雲を踏み分けていくような爽快感をたのしむことができた。晴れの日ばかりがスキーじゃあない。色んなコンデションの雪をすべる楽しさこそ、、、。

すべてのリフトが止まってメインロッジにもどるとラナさんも戻ってきて「信じられない、、」連発!雨の日に強引に誘い出して、、と思ったが思いがけなく喜んでもらえた。彼女にとって今日がシーズン最初のスキーだった。スキー場を去るときの天気快晴、おもわず顔を見合わせる。僕にとってもいいスキーだった。シニアクラブメンバーの赤いリフト券ホルダーは脚にまくスタイルで、(この手があったか!)ちょっと、カッコいいゾ。

帰りの車中、話しながら彼女ウトウト。雨が心配で昨晩よく眠れなかったそうで、、。僕は彼女を送ったあと秀子さんとちょっと打ち合わせせにゃ、、。

 

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TOEIC挑戦

2013年01月13日 | Weblog

■試験は福大工学部の知能システム工学科の入っている教育棟で行われた。準備は模擬試験問題を2つやっただけで答え合わせもしてないという状況だが、この試験はとにかくスピードが勝負だということがわかった。いきなりやってみた最初の模試では推定500点台でヒアリング後半は全くついていけない。リーディングも3,40題やり残す状態。いきなりショックを受けた。スピードアップしてトライした2度目は20題を残して推定600点台だった。本番はもう少し調子が良かったが10題ほどやり残した。

10数年前アメリカで受験したTOEFULが550点でTOEICに換算すると推定730点。分類すると、これ以下は海外でビジネスに携わるにはほぼ問題ないレベルでこれ以上なら全く問題ないというような評価らしい。僕の感じではこの基準はちょっと甘いかもしれないという気もする。ちなみにTOEFUL550点はアメリカで大学院入学最低レベルだ。10年のブランクがあるが700点ちかくいくかなという気もするが少し練習すればまだ上がるだろう。

一緒に受験したナッちゃんは3回目で20題をやり残したとのこと。彼女が目標とする600点は海外青年協力プログラム申請基準でほぼ日本の大学卒業者のレベルぐらい。しかし、語彙はほとんど解らないというからびっくり。そんじゃぁカンでやっとるのか!すげぇ!確かに僕にもよくわからない語彙は結構出てくるが、問題自体はやさしい。穴埋め問題は問題文を読まなくても文法的知識だけでほぼ解ける(問題を全部読む暇はない)。彼女はもうこりごりの表情だが僕はもう一度ちゃんと準備してやってみようという気になった。この試験は毎月どこかで受験できるのかな?次は3月だが、、、。

余韻をのこしてサルサのクラスに行く。練習に来ていたロシア人のラナさんがスキーをすると聞いて明日一緒に行こうと持ちかけた。クラスが終わって普通皆で食事に行くのだが、パりの秀子さんが帰国していて連絡が入っていたので会いに出かけた。彼女は今パリ7区のシティホールで「越前焼き」展を企画している。福井の伝統工芸をフランスに紹介したいというのだ。話を聞いて、陶芸村で活躍している宇一郎君や越前和紙の勲君にも面白そうな話だと思ったので連絡してみた。彼らに今度彼女を紹介してみよう。

朝、多賀からスキーの誘いがあったのだ。天気がよくて最高の日だから「ちくしょー」、、、で、今日も1日あわただしく過ぎた。

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ゆっくりできない年始

2013年01月11日 | Weblog

■月曜の午前中は工業統計調査の回収をして午後はスキーに出かけた。調子がよくてショートターンに自信が出てきた。たぶん、今までで一番体の動きがなめらかに滑れるような気がする。たいていは年とともに体がいうことを効かなくなるのが普通だが、スキーはそうでもなさそうだ。ターン直後に脚を伸ばし体を傾けて速度制御する方法と、ターンの瞬間に思い切り前傾して加速するスキーエッジをを滑らさないターンの使い分けができるようになった。不整地滑降でもかわらずできるようになれば目標達成なのだが、、やはりまだコブ斜面に飛び込む雰囲気にならない、、歳のせいかな?

水曜はMyrianに日本語を教える日で「使役」表現の自動詞と他動詞のばあいの区別をして助詞「を」と「に」の使い分けを説明するのだが、僕自身知らなかった事。他動詞なのか使役動詞なのか訳がわからなくなる。幸い聞かれることはなかったが、、こんな文法知識は学習者に不要ではないかなぁと思ってしまう。

途中で「日本語の輪」の会からブラジル人の指導を頼むという連絡が入った。最初なので来週の土曜の教室見学をしてから日曜の夜からでも始めることにしよう。僕はポルトガル語は判らないが、彼らはスペイン語を聞けばわかるはずだ。横で話を聞いていたMyranが、気にしていたので、彼女の指導は変わりなく続けるから気にしないでと言うと、彼女は日本語の通信教育を受ける準備をしている話をした。なかなか日本語を書く練習の効果がでないのだが、環境上、勉強の意欲が出ないのも仕方ないなぁ、と思っていただけに少し驚いた。喜んで協力すると話した。

帰って、TOEICの準備のために模擬テストをやってみる。ヒアリングだけだったが全く手が出ないので唖然とする。こりゃだめだわ!これは準備する暇もないし、ただ自分の今の英語力を測定してみたいというだけで受験するのだが、それは今度の日曜日。試験の状況を知ってパニックにならないための準備段階でもうパニックだ。10年勉強して10年使わないのだから錆付いて当たり前かな、、。

昨日はスペイン語の今年最初のクラスがあった。小原さんはスペイン語検定にむけて邁進中の模様だが、こっちはそれどころじゃあない。彼から借りたテキストは全然やってない。5月の試験だから、、、。クラスではここでもヒアリングに重点があったが、、ううん、、微妙だなぁ!

今晩は野々市でパーカッションのクラスがある。各自のテーマ曲を決めて叩き方を練習することになtってるのだが、僕はTakeFiveにしたのが頭痛の種。難しい!と言われ、コンガの前に座ることもなく1週間経ってしまった。車で曲をかけっぱなしにしてハンドルを叩きながら調子を取ろうとするが、、、。5拍子は今までやってきたラテンビートと違うし、、、。まぁいいか、、。

明日の晩はパーティ前に「おんさんず」パフォーマンスの特訓!カンナムスタイルはこの前スキー場でもかかっていたぞ、、。やっと曲の速さについていける動きに、、、まだ、自然と体が動く状態にまでなってないので前回みたいに始まったとたん、真っ白で止まってしまうハプニングの恐怖からも解放されてない。が、、まぁいいか、、。

多分そのあとパーティで、、、と、そういえば警察から呼び出し状がきていたぞ!昨年暮れの金沢のサルサパーティからの帰りに8号線でオービスに引っかかったらしい。夜中の3時とあったので、、、。嗚呼!

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スキーの醍醐味

2013年01月07日 | Weblog

■昨年の3日に続き、今年は2日4日を除く4日間スキージャムに通った。スキー、ブーツ共に絶妙なフィット具合で文句ない。165cmのカービングスキーも昔の200cmのロシニョールに比べて非常に扱いやすいし、高速での不安定感にも慣れたので気に入っている。そのほかにいくつかのスキーグッツの工夫がある。

まず、手袋は安物の登山用に薄手の下履き用を二重に重ねて履くことにしたが、指先が冷たくなる対策として良かった。それでもしばらくすると冷たくなる。そこで、リフトに乗っている時、気功の練習を始める。リラックスして指先の毛細血管を広げようと念ずるのだ。うまくいけば改善されるようだ。しかし、二三時間滑ると体が温まってきて自然と手足がポカポカしてくるので指先の冷たさは解消されるが、疲れてくるのでリフトに乗っている間ぐったりと眠るようにリラックスして休む時が一番いい。指先が瞬時に暖かくなるのを実感し、冷たい外気を顔に感じながら体中ポカポカの夢うつつ状態。これこそ至福の時間。

もう一つはゴーグル対策。今はコンタクトをしないので、メガネとゴーグルのくもりが出てくる。転倒してゴーグルが外れたりすると最悪だ。安い中古のゴーグルを買ったが上部のフエルトがなくなっていて(安いわけだ。1000円だった)外気が直接入ってくるのでくもりが少ない。しかし、雪や雨が降っているときは大変。ゴーグル内にどんどん入ってくる。そこで、スキー帽をやめて普通の野球帽で滑ることにした。ひさし部分がゴーグル上部を覆うので雨風が入らない。最適の対策は転倒しないことかな。その点、この短いスキーは具合がよくてほとんど転倒しない。

ストックを短くした。レンタルのストックと比較して愛用のUS製は5cmほど長いことが判明したのでリペア室で切ってもらうことにした。「そんなに切るんですか?フォームが変わりますよ」

そのために切るんじゃあないか!と思いながらも1500円でチューンアップ割引券が使えないのは高いぞ!比較したレンタルストックは身長160~170cm用で短いのは今のカービングスキー技術に合わせたからだろう。5cmも短くなると平地滑走がやりにくい。でも新しいスキーは滑りがよくて平地のスケーティングでは誰にも負けないという感じだから問題なし。

今日はショートターンの練習と割り切って僕の練習場的なイリュージョンの奥のコースの全部をショートターンで滑る決心をした。ストックワークがうまくいってストックはバッチリ絶妙な長さ。もう7日目ともなるとかなり体が慣れて高速のショートターン(昔はウェイデルンと呼んだものだが、、)感覚が戻った。

スキー歴はもう45年を超えるがほとんどシーズン中数日滑るだけの年がほとんどだった。若いときは年間30日をめざした時があったが、この20年は滑っていなくて一昨年はじめてショートスキーを履いた。やはりスキー技術はどれだけ練習を集中するかで上達するんだと思う。運動能力はあまり関係ないと思う。むしろ足が地に付かないスポーツだから逆ねじり動作などがあって運動音痴ほど有利なくらいだ。数日間のスキーでは体の動きがもどる程度で上達はおぼつかない。

今年こそ、これからが勝負だと思っている。斜滑降くの字姿勢(くノ一ではない)時代からはじめてステンマルク時代で僕の基礎スキーは終わっている。いまではスキー教師もそういえばステンマルクって人いましたねえ、って言う時代だ。でも基本は同じ、いかにかっこよく滑るか、いかに安全に楽にすべるか!だ。つまりスピードコントロール技術につきる。昨日は高速ロングターンの練習、今日はショートターンの練習と進めてきたのもその理由だ。

数日すると昨日あたりから大腿部の筋肉疲労が薄れてくる。苦手の右ターンのときの腰のねじり込みもスムーズになってくるとだんだん調子が出てくる。毎回たったひとりでリフトで上がったり降りたりの繰り返し。イリュージョン奥のコースは約10分で1週するが、これを休みなしで5時間も6時間もつづけるのだから、、。この限界までの筋肉疲労とリフト上で眠るような至福のリラックスの繰り返し、、あぁこのMっぽい感覚!あぁ~スキーはいいなあ!

 

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謹賀新年、スキー三昧?

2013年01月02日 | Weblog

■今年の正月はスキーで始まります。天気は雪時々曇り。スキージャムのシーズン券(シニア55000円)を買ってしまった以上少なくても13日以上すべらないと元が取れない。でも今日で3日目。最初の日は初めてのスキーの乗り心地チェック。霧が深かったが上々の気分。

1日おいて2日目は大晦日。一日中雨だったが、こんな日こそシーズン券じゃあないと来る気にならないが、こういう悪条件こそ練習にはいいだろうと思うので気にならない。温泉の他に、ここでは確かプールもあるはずなので、聞いてみるとちゃんと300円の温泉割引券がプールにも使えるとのこと。安心して雨の中を、、。

スキーのあと1時間くらい泳いで帰ったが、とにかく上から下までぐっしょり濡れてしまった。なんとか対策を考えないとけない。しかし、この日はスキーよりもiPhoneのグーグルマップアプリで泳いでゃんと音声ガイドつきのナビができることに感動。帰ってすぐ車に装着できるようにホルダーを買いに行った。その後、DEPOに寄って雨の日のためにポンチョと安い登山用手袋を買う。

大晦日の夜はサルサラボでカウントダウンパーティへ。

そして元旦。あんまり天気は良くないのだが人は多い。10時頃到着した時には上の駐車場は9割がたいっぱいだ。早速クワッドに乗ってイリュージョンを目指すのだが途中のトリプルリフトではたと迷った。コース中最難関の急なコブ斜面に深い雪があって腕自慢達が果敢にトライしているのを見ると血が騒ぐ。

シーズンはじめでまだ慣れてないのに、、しかしこんな深雪なら転んでも安全だし、、疲れもない今のうちに、、、これ1回きりで、、と、ついに決心。ころげまろびつ、、。今シーズンの課題!ここをバッチシ決めよう。と、いつものイリュージョンコースにむかう。

3日ともに天候は良いとは言えなかったが雪のコンデションにヴァリエーションがあっていい練習ができた。今日はイリュージョンクワッドが最終になるまで滑っていて気づかなかった。ゴーグルが曇ったので直しているとパトロールのにいちゃんが来て「ゴーグル貸しましょうか?」えっ、と思って見渡すとパトロールの他に誰もいない。「もうリフトが止まったので、、、」「はい、はい、おります、おります」。はっと気づくと胸のリフト券が取れてしまっていてない。やば!もう帰るだけだわ。

4時頃なのでファンタジークアッドはまだ動いているしコースが絶好のコンデション。下に降りてインフォメーションでシーズン券を受け取る(毎回ここでリフト券と交換することになっている)。「リフト券なくしたんですけど、、」「これからまだ滑りますか?」「、、、もういい!今日は滑りすぎ、、」

帰宅して一眠りして起きると今日の滑りのイメージが蘇る。これじゃあますますのめり込む一方だ。でも、滑る時間さえあれば、、と思うとこれは若かりし時、夢見た生活に似てきたんじゃぁないかな?毎日スキーができる、、福井っていいとこかも、、。

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