くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

留学生活のスタート

2017年09月05日 | Weblog

■初めて登校するのは午後3時。なにしろファンバンドン大通りを渡りさえすれば学校だから歩けばいいのだがいつもの交通量。そして学校の門までバイクや車をかいくぐりながら、、、。A棟の入り口を入り受付けデスクの守衛さんが「日本人?」と聞く。時々いろいろなところで日本語を聞くからそんなに驚かないが、、さすがーと思う。なにしろここはベトナムトップの外国語大学だから、、。

オリエンテーションの講堂には既に何人か集まっていて、振り返ってにっこりした女性に軽く会釈して彼女の後ろの席に座る。やがて人がたくさん入ってきてオリエンテーションが始まった。まず、この学校で勉強した先輩のスピーチとして最初に素敵な女性がパーフェクトなベトナム語で挨拶をした。とても背が高くて長い髪のびっくりするほどの美人で、はじめはベトナムにはすごい美人がいるなーと思っていたのだが彼女が「ミサキ」と呼ばれたので、あれぇー、、、。日本での学習暦を合わせると5年になるというが、、新入生の間にため息のような声があがる、、。是非声をかけてみたかったがオリエンテーションが終わる前に彼女は退室してしまった。

新入生はほとんどが韓国人のようだ。1人1人の自己紹介が始まる。みな結構英語がうまい。中には相当勉強している人もいて、来てから1年ほどになる人もいる。20歳くらいの若い学生で英語はまだおぼつかないような子もいるし、ベトナム人の彼女同伴で来てる子もいる。僕の番が来て準備していたようにベトナム語で自己紹介を始めたのはいいが、最後の「どうぞよろしく、、」の部分で真っ白になってしまった。全然思い出せない、空白の時間が過ぎていく、、久しぶりにすっかりあがってしまい「ヘルプミー、プリーズ」と思わず叫んでしまった。ま、しかし69歳のところで「オー」というリアクションもうけたし、ベトナム語で挨拶する人は少なかったから、それなりインパクトはあったと思う。

最後に2人の先輩男性の我々に対するアドバイスとなるベトナム語のスピーチがあった。はじめの1人は韓国人、なにかちんたらした感じだったので思わず聞こえよがしにベトナム語で「チャン、ヒウ、チー、カー(全然わからん)」とつぶやいてみた。通訳のヒウ先生が笑い出し、件の韓国人呆然と、、。だって僕たちこれからベトナム語を勉強するんだからちんぷんかんぷんは当然だろ!!

2人目は中国人のスピーチ。手際よくまとまっているようだ。中国語は聞き取れなかったけど、、。終わって韓国人の数人が韓国語でぶつぶつ言い出した。どうも、20人近くもいるのに1クラスなんておかしい、、みたいな事のようだ。ほとんど韓国人のようなので韓国語ばかりになりはじめた。そこで思わず「ハングーマル、モリュムニダ(韓国語わからん)」とつぶやいてみた。

すると僕の後ろの席から日本語で独り言のようなが、、。あれっ彼女中国人のはずなのに、、驚いて振り向いてしまった。周袁さんという日本人配偶者でだんなさんの仕事関係で1月前からきているという。パーフェクトなバイリンガル。「すごいです。韓国語もできるんですね。」

中国語でどこの出身かと聞くと目をまるくして「安徽省!安徽省!すごーい」
 
僕は文章をいくつか暗記してるだけであんたの日本語のほうがよっぽどすごいよと思ったが、ちょっと得意顔!
 
前の席のチャーミングな女性は「シンシン」という2ヶ月前に広州から来た中国人だった。そしてもうひとり中国人の子がいるようだった。
 
A棟の入り口でみんなで写真。ほんとにベトナム人は写真がすきみたいだ。あすから早起きしないと、、、。

 

 

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