首藤 瓜於 著 「指し手の顔 脳男Ⅱ」を読みました。
元関取が愛宕市内で突然暴れて多くの死傷者を出し、精神科の入院歴が問題にされた。
他にも事件を起こした元患者たちが揃って直前に行方不明になっており、精神科医の鷲谷真梨子は患者の話から監禁に使われた小屋を探しあてた。
が、事件の鍵を握る医療ブローカーと小屋を監視していた刑事二人が殺される・・・。
映画化もされた『脳男』の続編です。
前作から1年後の話。
舞台は前作と同じ愛宕(おたぎ)市。
登場人物も刑事の茶屋、精神科医の鷲谷真梨子、そして脳男こと鈴木一郎。
三者それぞれに異常な連続殺人事件の真相に迫ってゆくと云うストーリーですが・・・
肝心の脳男の出番が少なすぎます!
前作を読んで期待度が大きかっただけに、がっかりでした。
この小説の満足度:☆☆
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