重松 清 著 「エイジ」を紹介します。
ぼくの名はエイジ。
東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。
その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第にエスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった―。
その日から、何かがわからなくなった。
ぼくもいつか「キレて」しまうんだろうか?…
家族や友だち、好きになった女子への思いに揺られながら成長する少年のリアルな日常を描く。
頻発する若年層による衝動的殺人事件・・・。
エイジ(AGE=時代、世代)が勇気を持つことが
今求められているのではないだろうか?
山本周五郎賞受賞作。