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和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

2018年12月 データバンク

2019年01月19日 10時48分31秒 | データバンク

1日
日高川町社協が川辺地区福祉バザーを開催市民教養講座で元代議士の杉村太蔵氏講演

2日
御坊市総合計画実施計画策定委員会が19年度から21年度までの3年間で着手、実施する84事業を採択大洋化学(株)がハイブリッド型水耕栽培システムを活用した真妻ワサビの葉の量産と本格的販売促進を開始みちしおの湯で軽トラ市「ええやん!MIHAMA夕暮れ市」が4周年記念市第4回タイガースカップで御坊が2年ぶり2度目の優勝JA紀州女性会が5周年記念大感謝祭を開催

3日
印南町と(有)ワコー産業が「災害時における災害廃棄物処理等に関する協定」を締結

4日
柳岡楠美さんが平成30年度障害者自立更正等厚労相表彰を受賞

5日
御坊市総合運動公園に屋根付き交流施設建設へ

6日
ヨシダエルシス(株)が第52回グッドカンパニー大賞の最高賞・グランプリを受賞

7日
「世界津波の日」2018高校生サミットin和歌山で高校生議長を務めた中井充歩さん(日高)らに安倍総理から感謝状

8日
美浜町老人クラブ連合会に全国老人クラブ連合会会長表彰滝本宏子さんの日本てまりが台湾の美術展覧会で人気かわべ天文公園「星めぐりを奏でる夕べ」で圦本尚義北海道大学院理学系研究科教授=日高川町出身=が講演第14回タイガースカップで紀州由良リトルシニアが初優勝

9日
丹生神社の正月恒例初笑い神事が中止決定美浜町農業まつり2年ぶり開催紀伊御坊駅待合室に「りんこう図書館」オープン

11日
平成30年度援護事業功労者厚労相表彰で、田嶋弘章氏が戦没者遺族援護功労を受賞

12日
尾崎水耶さんがプレミオ・フィレンツェ2018美術部門で特別賞受賞

13日
小竹八幡神社に2019年の干支「亥」の大絵馬奉納NPB12球団ジュニアトーナメント2018の出場チーム「阪神タイガースジュニアチーム」に、中元煌翔君(印南黒潮少年野球クラブ)がメンバー入り

15日
第24回全国都道府県対抗男子、第37回同女子駅伝競走大会の県選手団に、日高地方から久保亮太君(大成中)家吉新大君(和歌山北高)上畑真由さん(大成中)原幸日さん(日高高)がメンバー入り第1回梅の里ガールズベースボール大会で日高ドリームガールズ優勝

16日
第12回きのくにロボットフェスティバル2018開催

17日
特殊詐欺を見破り被害を未然に防いだ紀陽銀行御坊支店の鳥前美桜さんと西田寛子さんに、大野御坊警察署長から感謝状

19日
平成30年度県優秀技能者表彰で、MES-KHI由良ドック(株)の湯川卓さんが県青年技能賞を受賞美浜町浜ノ瀬地区津波避難施設起工式御坊市12月定例議会が定数2削減の条例改正案否決し閉会御坊市消防本部がタンク車更新

22日
松てるわ広場でイベント「みんな集まれ!キッズDAY」開催第34回クリスマス大合唱の夕べ開催

23日
御坊市が日高港塩屋緑地「Sioトープ」の親水池に舞妃蓮を植える計画を進行中県高校野球連盟のけが防止講座に球児ら250人参加

25日
JR西日本和歌山支社と印南町が合同地震津波避難訓練を実施

26日
御坊日高映画プロジェクト実行委員会が発足

27日
矢田川改修推進委員会発足富山凌雅投手のオリックス・バッファローズ入団祝賀・激励会開催

28日
西川河川整備工事が追加予算10億5000万円で進行管内平野部で初雪官公庁で御用納め御坊市名屋地区津波避難タワー完成


御坊市議選「お願い」きょう(19日)限り 〈2019年1月19日〉

2019年01月19日 08時30分00秒 | 記事

 20日投開票の御坊市議選(定数14)の選挙運動も残すところ、きょう19日限り。定数を2人超過する現職12人、新人4人の計16人が激戦を繰り広げ、4人程度が上位争いを展開か。下位は最激戦地区の旧御坊町を中心に6人程度が激しく競り合っているとみられ、誰が抜け出すか最後まで予断を許さない状況。最後の1日で戦局が大きく動く可能性もあり、各陣営とも気が抜けず「最後のお願い」で1票でも多い票の上積みに総力を挙げる。

 立候補者の党派別は自民党公認3人、公明党公認1人、共産党公認2人、保守系無所属10人。13日の告示以降、16陣営が生き残りをかけたサバイバルレースを展開。短期決戦で票読みが難しい中、上位争いは前評判が高く勢いのある新人、経験や組織力のある現職の4人程度が競り合っている模様。下位は最激戦地区の旧御坊町を中心に現職、新人の6人程度が激しいせめぎ合いを展開し、うち2人は苦戦か。最終日の19日は地元を中心に歩くなど「最後のお願い」に奔走し、票の掘り起こし、上積みに全力を挙げる。候補者、陣営に得票の目標などを聞いた(届け出順)。
 栁岡克子候補 組織力がなく苦戦か。身内や知名度を生かし、どこまで支持を広げられるか。「12年前(654票)を上回りたいが、出遅れたので厳しい。最後まで頑張ります」
 田中数将候補 切り崩しもあるが、地元票を固め支持拡大を図っており、前回票を維持できるか。「前回以上の得票を目指したい。地元を中心に一歩一歩積み重ねるしかない」
 小池佐左夫候補 商店街を中心に名田町などで支持を広げており、前回票を維持し、上積みできるか。「前回より票を増やしたい。票は読めない。大丈夫だと言われるのが怖い」
 宮路雅仁候補 地元を中心に前回落選者票を取り込むなど支持を広げ、上位をうかがうか。「前回得票を上回りたい。感触は分からないが、湯川地区をまとめ、支持を広げたい」
 芝田学候補 着実に支持を広げ、上滑りがなければ上位からトップをうかがう勢いか。「過去以上の戦いが目標。一人でも多くの方に名前、人柄を知ってもらえるよう頑張りたい」
 村上宗隆候補 危機感を持ち、地元を中心に支持を広げ、前回票から上積みできるか。「前回以上の得票がいただけるように1票1票の積み重ねを大事に最後まで頑張り抜きたい」
 田端卓司候補 切り崩しにあっており、前回票を維持できるか。河南地域で支持拡大を目指す。「1000票の峰を超えたい。地元名田、河南中校区を中心に頑張り抜きたい」
 松屋久紀候補 前回トップ当選だけに切り崩しも激しいが、支援者らが活発に動き、支持拡大を図る。「前回票を下げないように支持を広げたい。守りに入らず最後まで攻め抜く」
 平井俊哉候補 塩屋町唯一の議員として着実に支持を広げており、上位争いに加われるか。「目標は900票以上。票は読めないが、地元をまとめ一人でも多く支持を広げたい」
 向井孝行候補 藤田町を中心に支持拡大を図っており、ベテランの底力で安全圏入りを目指す。「当選ラインを超えることが目標。感触は良いが、油断せず最後まで頑張りたい」
 西本和明候補 地元をまとめ、前回落選者票の取り込みを図っており、上位争いに加わるか。「強いと言われ、非常に厳しかった前回のようなことがないよう気を抜かず頑張りたい」
 小川春美候補 知名度がない分、前職と二人三脚でコツコツと歩いた結果が票に結びつくか。「手応えを感じている。1000票を目標に子育て世代、若い世代に訴えていきたい」
 山田勝人候補 強固な組織力で地元を中心に支持を広げており、上位争いからトップをうかがうか。「目標は前回以上。『一票でも多く』『もうないか?』を合言葉に頑張り抜く」
 山本清司候補 前回最下位当選だけに危機感を持ち支持拡大を図り、前回票に上積みできるか。「前回以上が目標。厳しいが、横、縦のつながり生かし、一票一票積み重ねたい」
 松本隆史候補 地元票や身内票を固め、支持拡大を図る。切り崩しもあり前回票を維持できるか。「最後まで必死にやるだけ。危機感を持ち、思い切りやれることをやりきりたい」
 山本勝也候補 組織がなく前回に続いて厳しい戦いか。浮動票をどこまで取り込めるか。「感触は前回よりも良い。とにかく当選することを目標に最後まで自分の考えを訴えたい」


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御坊市議選、投票率低下に歯止めかかるか 〈2019年1月18日〉

2019年01月18日 08時30分00秒 | 記事

 定数14に現職12人、新人4人の計16人が立候補している御坊市議選の選挙運動は終盤に入った。最激戦地区の旧御坊町を中心に生き残りをかけた激しいデッドヒートを展開。有権者の関心も日ごとに高まってはいるが、投票率に反映されるか気になるところ。各陣営とも支持拡大へ若者世代や前回落選者の得票など浮動票の掘り起こし、期日前投票の利用に力を入れているが、昭和62年の92・11%以降、前回まで7回連続で過去最低を更新しており、今回は歯止めがかかるか。

 投票率は、定数23に5人超過した昭和46年は92・40%あり、1人超過の54年は91・38%、2人超過の58年は91・87%と若干下がったが、定数20に3人超過の62年は92・11%と上がった。平成に入り、1人超過の3年は89・80%と初めて90%を割り、1人超過の7年は86・95%、定数18に2人超過の11年は86・08%、定数16に2人超過の15年は83・24%、定数14に3人超過の19年は80・23%、同じく3人超過の23年は78・22%と初めて80%を割り、下降の一途をたどっている。
 前回27年は4人超過し、5人超過した昭和46年以来44年ぶりの大激戦となったが、有権者の関心は高まらず76・47%と過去最低を更新した。前回の投票所別投票率を見ると、最高は野島会館の85・43%、最低は加尾会館の68・29%。最激戦地区の御坊地区は薗会館以外の6カ所は80%に乗らず、候補者の少なかった湯川地区は上富安集会場を除く5カ所で70%台、藤田地区は3カ所いずれも70%台。全体30カ所中、80%を超えたのは9カ所だけだった。
 今回は昨年末まで無投票ムードだったが、年明けに新人2人が出馬表明し、一転して短期決戦に突入。各陣営ともあの手この手で支持拡大に努めており、特に前回落選した3人の得票数合計1570票、共産党前職の1120票、選挙権引き下げにより新たに投票権を得た18~19歳と20歳の新成人あわせた750人など浮動票の獲得に躍起だ。ちなみに18~19歳の投票率は30年知事選が31・59%、29年総選挙が34・04%、28年参院選が37・55%。一般的に選挙に関心が低いとされる30歳未満の若い世代の有権者2927人をどれだけ掘り起こせるか。
 選挙戦は終盤に入り「誰が落選するのか」「トップは誰か」など有権者の関心は高まっており、期日前投票を見ると、初日から3日間の累計は1784人で、前回同期1522人、28年の市長選同期1539人よりも多い。この時の市長選は保守分裂の激戦となり、期日前投票は当日有権者数の20・45%を占める4125人で、投票率も78・10%と高かった。今回は市長選を上回るペースで推移しているが、過去の各種選挙戦では期日前投票の多さがそのまま投票率アップにつながらない場合が多く、今回も投票率低下に歯止めがかるかは微妙なところ。
 陣営からは「手応えはあるが、実際に投票に行ってくれるか。とにかく投票に行ってくれるようお願いするしかない」「投票率が下がれば厳しい。若い世代などに訴え、関心を高めたい」との声が聞かれる。市選管では広報車、市内放送、地方紙への折り込みチラシなど広報活動のほか、先日の成人式で新成人にリーフレットを配布。18日にはオークワロマンシティ御坊店などで街頭啓発を行い、投票総参加、棄権防止を呼びかける。
 選挙戦は終盤に入り、各陣営とも「あと一息、もう一歩」「助けてください」など懸命の運動を続けている。下位グループは依然として現職、新人あわせて6人程度がしのぎを削っているものとみられ、最後まで予断が許さない状況が続きそう。上位争いは現職、新人あわせて4人程度が競っており、誰が抜け出すか。選挙運動はきょう18日を含めて残り2日間。地元票を固めつつ、他地域での支持拡大に全力を挙げる。


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御坊市議選、後半戦突入 6人程度が当落ラインで攻防か 〈2019年1月17日〉

2019年01月17日 08時30分00秒 | 記事

 定数14に対して現職12人、新人4人の計16人が立候補している御坊市議選の選挙運動は、早くも後半戦に入った。最激戦地区の旧御坊町を中心に生き残りをかけた激しいデッドヒートを繰り広げており、各陣営とも支持拡大に懸命だ。短期決戦となり、票読みが難しいとの声が多く聞かれ、上位、下位ともに混戦状態が続いている。上位争いは4人程度、逆に6人程度が当落ライン上でしのぎを削っていると見られるが、下馬評も様々で、最後まで予断を許さない。

 13日の告示以降、日を追うごとに熱を浴びてきており、街宣車で候補者名を連呼するウグイス嬢の声にも力が入っている。候補者本人が街宣車に乗り、支援を訴えている陣営、街宣車とは別行動で地元や人通りの多い商店街、重点地域を運動員と一緒に歩く陣営、街頭演説や個人演説会で票を掘り起こしている陣営など様々。年末までは無投票ムードが漂い、出遅れた陣営が多いだけに、一人でも多くの有権者に支持を訴えようと躍起になっている。
 地区別(一部現住所と異なる)に見ると、現職6人、新人3人の計9人が乱立する旧御坊町が最激戦地区。前回まで6期連続で旧御坊町の候補者が涙をのんでおり、今回も最後まで予断を許さない状況が続くとみられる。9人のうち、2~3人は安全圏入りしたとみられ、上位争いを展開している候補者もいる。残りの陣営は当落ラインをめぐりしのぎを削っていると見られ、うち複数陣営は苦戦している模様。前回は落選者4人のうち、旧御坊町で3人が落選している。
 湯川、藤田、野口、塩屋、名田各地区にはあわせて現職6人、新人1人が立候補。まず地元票を固めて他地域で支持拡大を図る陣営がほとんど。4人程度が安全圏、あるいは安全圏入りをうかがい、上位争いを展開している候補者も複数いる。残りの陣営は当落ライン上から安全圏入りを目指し、票の上積みを図っている。湯川、名田両地区は大票田の割りに候補者が少なく、今回も草刈り場となっており、票の行方が読みづらい面がある。
 前評判の高い新人や現職陣営からは「評判が良いと言われるのが一番こわい」と、票の上滑りや他陣営からの切り崩しを警戒。逆に当落ライン上で攻防を繰り広げていると見られる陣営からは「感触は良いが、票に結びつくか分からない」「とにかく厳しい。頑張るしかない」と危機感を持っている。総体的に現職は上位、中位、下位の3グループに分かれ、新人は健闘組と苦戦組に色分けされる。特に下位は最後までダンゴ状態が続くと予想され、1票でも多い票の上積みを図っている。


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御坊市議選 2人超過、生き残りかけた戦いスタート 〈2019年1月16日〉

2019年01月16日 08時30分00秒 | 記事

 任期満了(25日)に伴う御坊市議選(定数14)が13日に告示され、定数を2人超過する現職12人、新人4人の計16人が立候補し、生き残りをかけたサバイバルレースがスタート。早くもきょう16日は中日を迎え、寒風の中、各候補者は街宣や街頭演説などで懸命に支持を訴えている。昨年末までの無投票ムードから一転した短期決戦となったため票読みが難しいとされ、特に下位は混戦模様。20日の投票日に向けて支持拡大に懸命だ。

 立候補者の党派別は自民党公認3人、公明党公認1人、共産党公認2人、保守系無所属10人。告示日は16陣営が市役所で立候補の届け出を行い、選挙7つ道具を受け取ったあと、選挙事務所で出陣式を行った。新人陣営は「住民の声を市政に届け、御坊市を活気ある元気な街にしたい。当選に向けて一丸となってがんばろう」と若さや行動力をアピール。現職陣営は「これまでの経験を生かし、市勢発展へ全力を挙げる。引き続き、ご支援をお願いしたい」と実績や実行力を訴え、がんばろうコールや乾杯などで気勢を上げた。
 市内各所のポスター掲示場に候補者の写真やスローガンを入れたポスターが並ぶ中、街宣車が行き交い、候補者名を連呼。街宣車に手を振る有権者の姿や道路で街宣車がすれ違う際にエールの交換をするなどの光景も見られ、選挙ムードは高まっている。地元で街頭演説や個人演説会を行ったり、商店街、大型店の並ぶ国道を歩きながら有権者にアピールする候補者もあり、1票でも多く票の上積みを図ろうと懸命に草の根運動を続けている。
 現職6人、新人3人の計9人がいる(または地盤がある)旧御坊町が最激戦地区として注目されているほか、他の地域もし烈な票の奪い合いが繰り広げられている。これまでのところ現職と新人3~4人が上位争いを展開しているとみられが、前評判の良い分、上滑りする可能性もあり油断はできない。当落ラインは800票前後と予想され、現職と新人6人程度が、しのぎを削っているとみられ、最後まで予断の許さない混戦が続きそう。
 前回落選した3人の得票数合計1570票、共産党前職の1120票の行方が注目されるほか、選挙権引き下げにより新たに投票権を得た18~19歳と20歳の新成人あわせた750票をどれだけ掘り起こせるかも焦点となる。
 期日前・不在者投票は19日まで市役所5階会議室で行っている。時間は午前8時30分から午後8時まで。20日の投票日は午前7時から午後6時まで市内30個所の投票所で実施。午後7時30分から市立体育館で開票し、午後8時に1回目の開票速報を発表。8時50分ごろ50%、10時ごろ90%が開票され、大勢が判明する。2日現在の選挙人名簿登録者数は2万80人(男9498・女1万582人)。


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御坊市議選(13日)告示 2人超過し烈な票獲り合戦へ  〈2019年1月13日〉

2019年01月13日 08時30分00秒 | 記事

 御坊市議選(定数14・欠員1、25日任期満了)は、きょう13日に告示される。定数を2人超過する現職12人、新人4人の計16人が立候補を予定しており、各陣営とも市役所で立候補の届け出を済ませたあと、選挙事務所で第一声を放ち、20日の投票日に向けて1週間の選挙戦に突入する。昨年末までの無投票ムードから一転した短期決戦となり「票読みが難しい」と言う陣営が多く、特に下位は混戦が予想される。最激戦地区の旧御坊町をはじめ市内各地で生き残りをかけた熱い戦いが展開されそう。

 党派別は自民党公認3人、公明党公認1人、共産党公認2人で、残り10人は保守系無所属。地区別では現職6人、新人3人の計9人がいる(または地盤がある)旧御坊町が最激戦地区。前回まで6期連続で旧御坊町の候補者が涙を飲んでおり、今回も激しいサバイバル戦が予想される。湯川町は現職と新人各1人、野口は現職2人、塩屋町は現職1人、名田町は現職1人、藤田町は現職1人。有権者数が多い割りに立候補予定者が少ない名田、湯川、塩屋各町は各陣営入り乱れての草刈り場となりそう。
 相対的に無投票を見越して準備の遅れた陣営が目立っており、前哨戦については「時間が足りず、回り切れていない」「感触は悪くないが、票は読めない」など厳しい声が多く聞かれ、20日投票まで「とにかく一人でも多くの有権者に訴えるしかない」と総力戦で挑む。前回落選した3人の得票数合計1570票、共産党前職の1120票の行方が注目されるほか、選挙権引き下げにより新たに投票権を得た18~19歳と20歳の新成人あわせた750票をどれだけ掘り起こせるかも焦点となる。
 定数を4人超過した前回は、当選した14人のうち1262票を筆頭に1000票台は4人。900票台は3人。残りの7人が800票台。最下位は806票で下位3人の差は20票程度と混戦だった。次点は699票。今回も900票以上なら安全圏、800票前後が当選の目安となりそう。特に下位は混戦が予想されており、上位の得票によっては当落ラインが下がる可能性がある。今のところ、前評判の高い新人、組織力のある現職ら数人によるトップ争いが予想され、下位は5~6人が混戦模様で、支持拡大に全力を挙げる。
 立候補の届け出は13日午前8時30分から午後5時まで市役所5階会議室で受け付ける。各陣営は選挙7つ道具を受け取り、選挙事務所で出陣式を行い、第一声を放ったあと、街頭へ飛び出す。立候補予定者16人は事前審査などを終え、告示を待つばかり。20日の投票日は午前7時から午後6時まで市内30個所の投票所で実施。午後7時30分から市立体育館で開票し、午後8時に1回目の開票速報を発表。8時50分ごろ50%、10時ごろ90%が開票され、大勢が判明する。
 12日現在の選挙人名簿登録者数は2万80人(男9498・女1万582人)。


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由良町議選、8年ぶり選挙戦の公算大 〈2019年1月12日〉

2019年01月12日 08時30分00秒 | 記事

 任期満了(2月26日)に伴い2月12日告示、17日投開票の由良町議会議員選挙(定数10)は告示まで1カ月に迫った。藤田富三前議長の死去で1人欠員となっている現職は9人が出馬するとみられ、新人は3人が出馬を表明し、現時点で2人超過。前回無投票だっただけに今回は「選挙をすべき」との声が早くからあり、新人登場で8年ぶり選挙選に突入する公算が大きい。

 昨年10月に一人目の新人が出馬を表明したが定数ちょうどで、前回に続き無投票かと思われたが、11月と12月に新人2人が相次いで出馬を表明し定数を超過、選挙戦突入の可能性が高まっている。
 町議会はこの12年でベテラン議員が勇退し、9人のうち半分以上が1期生、2期生で、女性議員も2人に増えた。
 1人超過の少数激戦となった8年前は有権者数が5682人(男2658・女3024)だったが、人口減少に伴い有権者数が年々減少。8年ぶりの選挙戦になるとみられる今回、選挙人名簿登録者数は昨年12月3日現在で5120人(男2475・女2645)で562人減少している。
 無投票から一転し選挙戦突入が色濃くなる中、現職組も気を引き締め始めた。任期が長くなるほど自然減などで票数が減っていると懸念する議員もおり、残り1カ月で票をどれだけ上乗せできるか、地盤固めに躍起。新人組は現職に比べ知名度が低い分、地元を中心に地道な運動で支持を訴えていく構えで、激しい戦いが予想される。
 立候補予定者説明会は17日午後1時30分から役場で開き、現職、新人の顔ぶれが固まりそうだ。立候補が予想される現職、新人は次の皆さん。現職は当選回数、五十音順。
【現職】川出純(61)=共産党・6期・里=▽玉置一郎(54)=無所属・4期・門前=▽馬場博文(55)=無所属・3期・衣奈=▽山名実(62)=無所属・2期・吹井=▽由良守生(59)=無所属・2期・門前=▽吉田ひとみ(70)=無所属・2期・里=▽中谷茂生(62)=無所属・1期・大引=▽中村真一(57)=無所属・1期・神谷=▽森三枝子(62)=無所属・1期・里=。
【新人】岩崎清和(64)=里・自営業=▽野田悟(70)=畑・農業=▽山本大(27)=網代・会社員=。


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美浜町長選へ、 14日に森下誠史氏・籔内美和子氏両陣営事務所開き 〈2019年1月11日〉

2019年01月11日 08時30分00秒 | 記事

 任期満了(3月3日)に伴う2月5日告示、10日投開票の美浜町長、町議の同時選挙は、告示が3週間後に迫った。町長選は、現職・森下誠史氏(63)=三尾・2期目=の対抗馬として、新人で、前町健康推進課長の籔内美和子氏(56)=浜ノ瀬、無所属=が年明けに出馬を表明。役場出身同士の現職と新人の一騎打ちが確実となり、両陣営ともに14日午前に事務所開きを行い、激しい前哨戦が火ぶたを切る。

 森下氏は、昨年9月議会の一般質問で「地震津波対策や住みたくなるまちづくりなどまだまだ進めるべき施策があり、地方創生は緒についたばかり。住民のみなさんに許されるなら、引き続き町政を担わせていただき町の発展のため誠心誠意尽くしたい」と3選目の続投に意欲を示した。
 前回同様に吉原地内ローソン東側に事務所を設け、14日午前10時から事務所開き。後援会長に阪本綾子氏を置き、推薦を受けている団体(10日現在で4団体)と連携を図ながら組織固めを進める。
 森下氏は1期、2期と「感動の美浜は笑いと元気から」をスローガンに町政をかじ取り。1期目は町道吉原上田井線整備の新規着手や中学生までの医療費無料化、出生祝い金創設、小学校の空調設備整備などに尽力。2期目は笠野和男副町長を腹心に、松原地区高台津波避難場所や三尾場外離着陸場など防災施設整備を進め、財務省出身の西山巨章氏を地方創生統括官に迎えて3つの地方創生プロジェクトを創設して町の活性化を図るなど実績を重ねた。
 3期目は8年間の実績を軸に、現在進める事業施策の継続と計画の促進実現を唱い、さらなる支持拡大を図る。阪本後援会長は「現在の美浜町を見ていただいたらこれまでの功績が分かる。私たちは一丸となって森下氏を応援していく」と後援会を結束し、広く住民に支持を訴えていく。
 籔内氏は、去る7日に正式に出馬を表明。出身地の和田地内、常徳寺南に事務所を設け、14日午前11時から事務所開きを行う。出馬表明から告示まで1カ月弱しかなく、後援会組織の立ち上げも遅れており、知名度で先行する現職を相手に、知名度の拡大を図ろうと懸命。事務所開き後にはパンフレットを配布し、本人が中心に知名度アップに地道な活動を展開していく。
 籔内氏は「『強く』『優しく』『美しい』まち美浜」をスローガンに、多くの声を聞き入れて住民と語らえる風通しの良い役場づくりから、防災面では田井畑、上田井両地区に避難施設を早期に実現し、避難行動要支援者の把握など「共助」と町職員を中心にした「公助」などソフト面を見つめ直し、「1人の犠牲者も出さない」体制づくりに取り組む。「健やかで長生きを応援」を目指して社協と連携のお買い物サロンや高齢者の居場所づくり、「子育てする母親を応援」を合言葉に、高校生までの医療費無料化の検討や新生児の聴覚検査、子どもの口腔ケア充実、女性らしさを生かしたトップセールス実行で「儲かる産業振興」などの施策を訴えていく。
 塩崎治後援会長は「現職の知名度は高く、壁を崩すのは容易ではない。後援会活動も出遅れており、組織力もなく、今は点の活動しか出来ていない。点を線にし、最終的には円になるように支援を広げていきたい」と話す。
 12月3日現在の選挙人名簿登録者数は6302人(男2888・女3414)。


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日高町議選、新人・湯川克巳氏出馬も無投票か 〈2019年1月10日〉

2019年01月10日 08時30分00秒 | 記事

定数ちょうどの11陣営が出席

 2月12日の任期満了に伴う日高町議選(定数11、29日告示、3日投開票)の立候補予定者説明会は8日、町中央公民館で開き、11陣営が出席した。現職は一松輝夫氏(69)=阿尾、当選9回=が引退を表明した以外、全員の10陣営で、新人は、この日に出馬表明した湯川克巳氏(61)=志賀=だけ。定数ちょうどの無投票ムードで、選挙戦になるかは微妙なところだ。

 説明会で小宮正昭・町選挙管理委員長が「町議選挙は町民にとって最も身近な選挙。地方行政の一層の発展へ、明るく公正に執行されることを望むもので、公明正大な選挙が行われますようお願いします」とあいさつした。
 その後、御坊警察署員が公職選挙法などの選挙運動関係や選挙運動用自動車について、日本郵便御坊支店社員が選挙運動用通常はがきについて説明。町選管事務局が選挙日程など管理執行について話し、候補者のしおりや候補者心得など関係書類を配布した。
 町選管は21日、22日の午前8時30分から午後5時まで、役場総務政策課で届出書類の事前審査を行う。
 これまで新人擁立への具体的な動きや噂もほとんどないと言っていいほどで、全くの無風状態。この日、初めて名乗りをあげた湯川氏は、以前から観光振興への思いがあり出馬を悩んでいたが、2025年に大阪万博開催が決定したことから思いを強め、年末に決心したという。
 湯川氏は日高中、日高高、神奈川大学工学部電気工学科を卒業後、IT系関連会社に勤めて定年退職。地元の柏で地域の居場所作りへ実家の農業用倉庫を改築してカフェ店を開業した。
 大阪万博に向け、ゲストハウス等の観光インフラ整備を進めて受け皿を作り、テレワークやサテライトオフィスを推進して働く場を広げることで移住促進につなげたい考え。
 子育て世代が暮らしやすい町、暮らしたい町、シニア世代が元気で楽しく過ごせる町をモットーに湯川氏は「例えばドローンで海岸線を上空から撮影してPRするのも良いだろうし、何より町の魅力発信が重要。今、始めないといけない大事な時期で議員になって働きかけたい」と話した。
 立候補が予想される現職と立候補を表明している新人は次のみなさん。現職は当選回数、五十音順。
【現職】西岡佳奈子(56)萩原、5回▽清水正巳(72)比井、4回▽井垣弥(50)志賀、2回▽榮茂美(62)高家、2回▽芝充彦(47)高家、2回▽稲垣崇(55)志賀、1回▽楠山博之(53)荊木、1回▽清水和人(59)荊木、1回▽玉井博和(62)池田、1回▽辻村昌宏(63)萩原、1回。
【新人】湯川克巳(61)志賀。


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御坊市議選へ山本勝也氏(新人)16人目の名乗り 定数2超過 〈2019年1月9日〉

2019年01月09日 08時30分00秒 | 記事

 13日告示、20日投開票の御坊市議選(定数14・欠員1、25日任期満了)に7日午後、16人目の新人が名乗りを上げ、定数を2超過する現職12人、新人4人による選挙戦突入が確実となった。昨年末までは無投票が濃厚だったが、年明け後の4日、7日と相次いで新人が出馬表明したことで無投票ののんびりムードから一転、前哨戦は白熱化している。特に下位は混戦が予想され、生き残りをかけたし烈な票獲り合戦が展開されそう。

 7日に出馬表明したのは新人で会社員の山本勝也氏(58)=湯川町小松原、保守系無所属=。今は妻の天倉姓だが、選挙戦は旧姓の山本を通称として使用する。平成24年の御坊市長選に出馬し、落選。その後、前回27年の市議選に出馬し、473票で落選しており、今回雪辱を期す。
 山本氏は「市議会議員さんたちが無投票に無投票にと動いていることを知り、4年前の前回から(御坊市は)何も変わらない。4年経っても(議員は)代わらない。このことは政治不信を招き、さらには若い人たちの選挙嫌いへとつながっている政治体制だと思う。多くの人から立候補しないのかという声も頂き、選挙をしなければ御坊市の発展はない、と考え、昨年12月31日に立候補することを決断した。後援会もなく、選挙体制の準備さえもなく、世間の良識に頼って選挙戦を戦うことにしました」と話した。
 キャッチフレーズに「『チャレンジ出来る御坊』を創る」ことを掲げ、抱負として「次世代がチャレンジでき、子どもたちが高齢者の方々と安心して過ごせる街にしたい」とした。新庁舎建設については「ライトなコンパクトシティーをつくるべき。市役所には有能で長けた職員がたくさんいる。その人達の知恵を借り、行政と議会が一緒になって新しい御坊市をつくりたい」と意欲を見せた。
 山本氏の出馬表明で立候補予定者は現職12人、新人4人の計16人。党派別は自民党公認3人、公明党公認1人、共産党公認2人で、残り10人は保守系無所属。地区別では現職6人、新人3人の計9人がいる(または地盤がある)旧御坊町が最激戦地区。前回まで6期連続で旧御坊町の候補者が涙を飲んでおり、今回も激しいサバイバル戦が予想されるほか、他の地域でも各陣営入り乱れての票獲り合戦が展開されそう。
 前回落選した3人の得票数合計1570票、共産党前職の1120票の行方が注目されるほか、選挙権引き下げにより新たに投票権を得た18~19歳と20歳の新成人あわせて約750票をどれだけ掘り起こせるかも焦点となる。前回の最下位当選者得票は806票。次点は699票。900票以上なら安全圏、800~850票が当選の目安となりそう。特に下位は混戦が予想されており、上位の得票によっては当落ラインが下がる可能性もある。
 立候補予定者は次の皆さん。現職は当選回数順、新人は表明順。
【現職】向井孝行(65)当選8回、藤田町吉田▽西本和明(68)7回、野口▽山本清司(58)7回・自民、藤田町吉田▽山田勝人(44)3回、薗▽平井俊哉(60)3回、塩屋町北塩屋▽村上宗隆(66)3回・自民、薗▽田端卓司(69)2回・共産、名田町野島▽田中数将(41)2回、湯川町財部▽松本隆史(47)2回、島▽小池佐左夫(68)2回、薗▽宮路雅仁(55)1回、湯川町小松原▽松屋久紀(51)1回・自民、野口。
【新人】小川春美(60)共産、島▽芝田学(45)公明、湯川町丸山▽柳岡克子(54)薗▽山本勝也氏(58)湯川町小松原。


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