紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

美浜町同時選、前哨戦活発(町長選)あるか選挙戦(町議選) 〈2019年1月24日〉

2019年01月24日 08時30分00秒 | 記事

 任期満了に伴い2月10日に投開票が行われる美浜町長・町議同時選挙は、2月5日の告示まで2週間を切った。町長選は、3選を目指す現職・森下誠史氏(63)=三尾・=と、新人・籔内美和子氏(56)=浜ノ瀬、前町課長=の役場出身同士の一騎打ちが確実とされるなか、両陣営による前哨戦が日ごとに激しさを増している。両陣営とも去る14日の後援会事務所開き以降、後援会活動を活発に展開し、選挙選本番に向かっている。

 森下陣営は、吉原890の26、ローソン美浜町吉原店東に事務所(電話24・1166)を構え、阪本綾子後援会長を中心に後援会組織を結束。
 後援会員らは手分けして町内をまわり、これまでの森下氏の2期8年の実績と、今取り組み半ばの事業施策を今後も継続し、町のために完成させたいとの熱意を伝えている。後援会事務所には、これまでの実績と今後取り組む事業施策を取りまとめた会報を置き、訪れた人らに配っている。
「会員らで町内全体をまわって、みなさんに今ある事業施策を分かってもらい、町のために完成させてほしいとの思いを伝えていきたい」と阪本会長。
 籔内陣営は、出身地の和田1210の3、常徳寺南に事務所(電話22・3020)を構え、塩崎治後援会長を中心に後援会組織を固める。
 出馬を表明したのが告示まで1カ月を切ったときで準備時間が限られるなか、これまでは籔内氏本人が、夫で事務長の籔内克彦氏らとともに町内を積極的にあいさつにまわってきた。今後も、まだ出向けていない新浜、吉原、和田の一部、三尾の半分などに足を運んで、知名度向上に努める。
「まずは顔を覚えてもらわないと。しかしまだまだ点で線には届かず、点が増えたかなという程度。とにかく歩いて、町内全域をまわっていきたい」と塩崎氏。

町議は選挙?無投票?

 町議選(定数10)は、これまでに新人2人と元職1人が出馬を表明。現職7人が続投を目指しており、立候補予定者は現在、定数と同数となっている。
 ほかにも、出馬を伺う新人や元職のうわさはあれこれささやかれるが、目下、うわさがうわさを呼んでいるようなつかめない様相。前々から出馬がうわさされる吉原の元職も、いよいよ出馬を表明かと注目されているが、本人は今なお態度を明らかにしておらず、選挙戦になるか、それとも昭和62年以来の無投票になるかはまだ予断を許さぬ状況にある。

事前審査受付中

 美浜町長・町議同時選で、町選挙管理委員会は21日から、役場総務政策課内選管で、立候補届け出書類等の事前審査を受け付けている。
 23日正午までに、町長選で2陣営、町議選では現職5、新人1、元職1の各陣営が事前審査を済ませた。
 受付は25日まで。


その他の主なニュース

 印南中学校津波班、印南小で防災おすそわけ講座開催

 初寄港「飛鳥Ⅱ」船内見学会 応募締切は2月20日

 県高校バドミントン新人大会、嶋本侑輝君(紀央館)2部単優勝

 日高地方青年農業者会議、最優秀賞に新谷力さん(印南4Hクラブ)