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御坊市野口オートキャンプ場をユーザー発「CCCパラダイス御坊」で全国区へ 〈2018年7月28日〉

2018年07月28日 08時30分00秒 | 記事

全国区に躍り出る野口オートキャンプ場(写真は5月のオフ会)


 御坊市の野口オートキャンプ場を「キャンピングカーの聖地」にしようと市と市ふれあいセンターが、日本RV協会公認で日本最大のキャンピングカーオーナーズクラブ「くるま旅クラブ」(会員約7000人)、フェイスブックで国内最大級の「キャンピングカー倶楽部」(同約3500人)と連携し、8月から同キャンプ場を「CCCパラダイス御坊」として全国に売り出す。ユーザー発の新しい取り組みとして両クラブが全国に先駆けて提案し試験実施する。併せて1万人を超える会員がいる両クラブが広報、宣伝することで野口が一躍全国区に躍り出ることになり、御坊への集客、地域活性化につながると期待される。

 今年5月26日、27日に野口オートキャンプ場でキャンピングカー倶楽部の2018関西和歌山オフ会が開かれ、関西を中心に東京や埼玉、山口、福岡などから約100台参加したのをきっかけに、市のGO!GOBOプロジェクト協議会のアウトドア&食チームが「野口をキャンピングカーの聖地」にしようと、同オフ会の代表幹事を務めた森本秀司さん(55)=和歌山市、南海フェリー船長=に協力を打診。快諾を得て今後の取り組みを検討する中で今回の話が持ち上がった。
 26日に森本さん、くるま旅クラブ(株)=東京都=総括本部長の吉井章二さんが市役所を訪れ、柏木征夫市長を表敬し、同席した柏木正之・市ふれあいセンター理事長ら担当者に「CCCパラダイス御坊」を提案した。日本RV協会が「キャンピングカーオーナーが快適に安心して車中泊できる場所」としてキャンプ場など全国107カ所を「RVパーク」に認定しているが、関西は京都、兵庫、奈良に各1カ所と少ない上に、キャンプ場自体もスペースの小さいところが多く、大型化しているキャンピングカーが快適に利用しにくいのが現状だという。
 野口オートキャンプ場は高速インターや市街地に近いなど利便性がよく、電源サイトや温水シャワー、トイレなど設備も整い、日高川沿いの自然の中にある広々としたキャンプ場が売り。森本さんは「全国あちこちのキャンプ場を利用したが、電源サイトがここまで広いのは他にない。ここなら200台はいけそう」、吉井さんは「利便性が良く、設備も整っている。ロケーションも最高。ここなら喜んできてくれる」と絶賛。オフ会参加者から「広くて素晴らしいキャンプ場」と好評を得ている。
 今後の展望として登録条件があるRVパークの認定をめざすより、現状の施設をそのまま生かして「ユーザーが認めたキャンプ場として全国に売り出そう」と提案。キャンピングカー倶楽部の頭文字を取った「CCCパラダイス御坊」と名付けて、くるま旅クラブ、キャンピングカー倶楽部がフェイスブックやホームページ、キャンピングカーイベント、専門誌などで全国の会員にキャンプ場や市のイベント情報を発信。それを見てキャンプ場を利用した会員については、ふれあいセンターが利用料金を割り引く特典を設けることで、お互いにメリットがある仕組み。
 キャンプ場だけでなく周辺の温泉施設、海産物直売所、観光農園、紀州鉄道、飲食店、土産品店などに会員特典導入を働きかける「面展開」の取り組み、地元食材や名物を活用したグルメイベントなどのオフ会も考えており、会員が年間通してキャンプ場や周辺地域を訪れる仕組みにしたい考え。森本さん、吉井さんは「地域活性化の新しいモデルとして成功させ、全国ベースに広げていければ」、柏木理事長は「全国に情報発信し、年間通して利用していただけるのはありがたい」と話した。


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