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二階怜子さん偲ぶ会「朗らかで慕われ、政治家の妻の鑑」 大島、菅、王、杉さんら5千人参列 〈2019年2月26日〉

2019年02月26日 08時30分00秒 | 記事

献花台にカーベラを手向ける二階幹事長


 二階俊博自民党幹事長の妻で、昨年12月26日に77歳で死去した二階怜子さんを偲ぶ会は23日、御坊市民文化会館大ホールで執り行われ、政界要人ら各界著名人をはじめ地元関係者や後援会、一般ら5千人(主催者発表)が参列。政治家の妻、3人の息子の母親として二階幹事長、二階家を支え、朗らかで明るく誰からも愛され、慕われた怜子さんの在りし日の姿を偲びながら遺影の置かれた献花台に怜子さんが大好きだったガーベラ(御坊産)を手向け、安らかな冥福を祈った。

 政界から大島理森衆議院議長、総理代理の菅義偉内閣官房長官、伊吹文明元衆院議長、武部勤元党幹事長、斉藤鉄夫公明党幹事長、世耕弘成経産相、石田真敏総務相、片山さつき地方創生相、岸田文雄党政調会長、古賀誠宏池会名誉会長、小泉進次郎、細野豪志両代議士ら与野党国会議員に加え、財界関係者、駐日大使ら外国要人、王貞治ソフトバンクホークス会長、俳優の杉良太郎さんをはじめ県内首長・議員、一般の参列者が訪れ、会場は立錐の余地もなく、外には順番を待つ人で長蛇の列ができた。
 冒頭、怜子さんの幼少期から二階幹事長との出会い、結婚、政治家の妻、3人の息子を育てた母親としての一生を映像で振り返るとともに「主人は政治の仕事をするために生まれてきたような人」「選挙で事務所や後援会の方が必至に動き回ってくれているのを見て、主人の言うことは聞かないが、事務所や後援会の方の言うことは聞こう」など生前、インタビューを受けた際の音声も流された。
 実行委員会長で新風会長の榎本長治氏が怜子さんを紹介しながら「朗らかで明るく気さくな方で、誰からも愛され、慕われていた。精神的支柱として二階先生、ご家族を支えられた」と開会のあいさつを行い、故人を偲び黙とうを捧げた。
 続いて仁坂吉伸知事が「怜子さんは地元を歩き、選挙区の人たちと数多くのご縁を紡いできた。まさに政治家の妻の鑑。怜子さんが愛してくださった和歌山をさらに発展させるため、残された私たちが全力を尽くしたい」、二階幹事長の友人代表で大島議長が「政治家の妻、3人のご子息の母親とし、理想的な人」、家族ぐるみの付き合いがあった武部元幹事長が「怜子さんがおられたから二階先生の今日がある」、怜子さんの友人代表で川湯温泉冨士屋女将の小渕祥子さんが「いつもたくさんの元気、笑顔をありがとう」と追悼の言葉を述べた。
 二階幹事長は「遠いこの地までおいでいただきましたご厚意に対し、私どもはなんと申し上げて良いかわかりませんが、おそらく故人も心の底から手を合わせていると思います。残された私たち家族一同、力を合わせ、皆さまからちょうだいしましたお心、ご恩に報いるため、これからもそれぞれのポジションでしっかり頑張ります」と謝辞を述べたあと、親族、特別来賓、来賓、後援会、一般の順にガーベラを手向けた。


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