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衆院総選挙和歌山3区 二階俊博氏(自民)圧勝で貫禄の13選〈2021年11月2日〉

2021年11月01日 01時00分00秒 | 記事


万歳三唱で同志の厚い支援に応える二階氏


 第49回衆議院総選挙は31日に投票を行い、即日開票された。平成8年総選挙から導入された現行制度以降最多4人が立候補した和歌山3区は、自民党前職で前幹事長の二階俊博氏(82)=御坊市=が、共産党新人で党地区常任委員の畑野良弘氏(61)=串本町=、政治団体・新党くにもり新人で代表の本間奈々氏(52)=札幌市=、無所属新人で元不動産会社員の根来英樹氏(51)=田辺市=を大差で下して貫禄の13回連続当選を果たした。3区の当日有権者数は24万9909人(男11万6638・女13万3271)。


総力結集し日本一のふるさとへ
「二階強し」祝勝会で決意新たに

 午後8時過ぎに当確の報が伝わると、御坊市島の御坊選挙事務所に集まった大勢の来賓や支持者らから拍手、歓声がわき起こり、事務所に到着した二階氏を出迎えた。
 二階氏は、まず「温かく心のこもったご支援をいただき、当選することができた。ふるさとの皆さんのおおかげ、心からお礼申し上げます。政治を志し、一歩一歩、歩みを進めてきた日のことを忘れず、初心に帰ってしっかり頑張り抜き、皆さんにご恩返しすることをお誓いする」と感謝の言葉を述べた。
 その上で「選挙は終わったが、政治はこれから。私たちの子や孫の世代に素晴らしいふるさとだと胸を張って言えるように明日から私と一緒に立ち上がり、ともに走ってほしい。農林水産業、商工業などさまざまな課題が山積しており、これらをひとつひとつ解決していくのが政治の務め。私も皆さんの東京駐在員としてしっかりやる。皆さんも力を出し惜しみせず、総力を結集して和歌山をさらに飛躍、発展させ『日本一のふるさと』と言えるようにともに頑張ろう」と決意を新たにした。
 榎本長治新風会長は「我々の戦いはこれから。一緒に手を携え、地域づくり、人づくりを進めていただきたい」、鶴保庸介参議院議員は「私たちは強い。その原点は地域の皆さんの強い思いだということを改めて感じた」、仁坂吉伸知事は「和歌山のことを考えた国政をやっていただけると信じています」、三浦源吾御坊市長は「二階先生とともにふるさと発展に頑張りたい」とあいさつした。


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