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女子学童軟式野球 県選抜「和歌山ハーモニーズ」 室美成里さん、成田陽菜さん(日高DG)メンバー入り 〈2021年5月22日〉

2021年05月22日 08時30分00秒 | 記事

 学童女子野球日本一を決めるNPBガールズトーナメント2021全日本女子学童軟式野球大会(7月31日~8月5日、愛媛県)に出場する県選抜チーム「和歌山ハーモニーズ」に、日高地方の女子学童チーム「日高ドリームガールズ」から室美成里さん(中津小6年)と成田陽菜さん(御坊小6年)がメンバー入りした。ハーモニーズは2大会連続準優勝しており、2人は初の栄冠に闘志を燃やしている。

 ハーモニーズは県内7チームの6年生19人からなる選抜チーム。合同練習は今月16日から始まり、今後3、4回程度行い、大会に挑む。19人はレギュラー入りをめざしてレベルアップに励んでいる。
 室さん、成田さんとも日高ドリームガールズの主力メンバーとして活躍している。室さん(136センチ、右投右打)は〝走攻守〟3拍子揃った選手。ドリームガールズでは3番・遊撃、チームの要として牽引している。シュアな打撃が持ち味で足を生かしたセーフティーバントも得意。守備は堅実で鮮やかなグラブさばきに定評、投手もできる。ハーモニーズでは主将に抜てき。攻守にわたるプレー、メンタル両面でチームの支柱として期待されている。
 成田さん(152センチ・右投右打)はドリームガールズでは4番・投手、チームの中心選手だ。御坊少年野球クラブでも4番・一塁手として活躍している。打撃はレフト方面への長打力が魅力。投手としては長身から投げおろす投球は急速、球威ともに優れ、抜群の制球力を誇る。捕手もでき、ハーモニーズでは投攻守での活躍に期待されている。
 室さんは主将として「チームメートと仲良くなって、チームを一つにして日本一をめざしたい」と意気込み、「打撃では強い打球、走者を進める打撃を心がけ、守備では捕球、送球を大事にして確実にアウトをとりたい」と話す。成田さんは「チャンスでヒットを打ちたい。投手ではコントロール重視の投球でアウトを重ね、捕手では堅実なプレーで頑張る。全員野球で県代表チームとして全力を尽くす。優勝が目標」と闘志を燃やす。
 全国大会は昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したため2年ぶりの開催。松山市の坊ちゃんスタジアムを主会場に、全国から約40チームが出場して熱戦を繰り広げる。


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