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印南祭各区でならし始まる 〈2019年9月4日〉

2019年09月04日 08時30分00秒 | 記事

秋祭りに向けてならしが始まる


 残暑が続く中、日高地方秋祭りのトップを切る印南祭(宵宮10月1日、本祭り2日)に向けて、印南町印南地内で、ならしが始まった。町内各地でも10月の秋祭りに備えてならしが始まり、笛や太鼓の祭ばやしとともに季節は初秋へと移っていくが、長期予報で9月は気温が高く残暑が長引く可能性があるとされ、残暑厳しい中でのならしとなりそうだ。日高地方の秋祭りは印南祭を皮切りに、日曜日、祝日を中心に11月3日の寒川祭、宝神社祭まで続く。
 印南地内の地方区では1日から始まった。地区集会場前でへや回し(中島海成君・印南小2年)、太鼓(上野功喜君・同5年)、獅子舞(星合晃汰君・印南中3年、庄門倭君・同)を担当する役付きの子どもたちが地元青年団(今井雅基団長)やOBらの指導で、OBらが吹く笛に合わせて、動きやリズムを確認しながら練習に汗を流している。
 ならしは他の地区でも始まっており、今月いっぱいまで続く。祭り好きで知られる印南は10月2日の本番に向け、祭りムード一色となる。昨年は台風の影響で山口八幡神社、印南八幡神社で初の分散開催となったこともあり、氏子らは「今年は祭り日和になってほしい」と願っている。
 印南祭は浜、地方、津井、西山口、楠井、上野、野島が山口八幡神社。光川、本郷、東山口、宇杉が印南八幡神社で行う。山口八幡は激しい屋台の競り合いや地方区の雑賀踊り(別名・けんけん踊り)、印南八幡は屋台と神輿が印南川に飛び込む川渡りや東山口の重箱獅子があり、毎年多くの見物客らでにぎわう。


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