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全日本学童女子野球 熊代まなさん、土塀千聖さん、笹未羽さん、梶原のんさん、石方由真さん 和歌山選抜準Vに投打で貢献  〈2019年8月10日〉

2019年08月10日 08時30分00秒 | 記事

メダルをかけ準優勝盾、表彰状を手にし喜ぶ笹さん、熊代さん、梶原さん、石方さん、土塀さん(左から)


 学童女子野球日本一を決めるNPBガールズトーナメント2019全日本女子学童軟式野球大会が愛媛県松山市の坊ちゃんスタジアムを主会場に2日から8日まで開かれ、日高地方の熊代まなさん(内原6年)、土塀千聖さん(同)、笹未羽さん(同)、梶原のんさん(湯川6年)、石方由真さん(由良6年)がメンバー入りしている県選抜チーム「和歌山ハーモニーズ」(メンバー19人)が準優勝した。5人全員が試合に出場し準優勝に大きく貢献した。

 7回目の今大会には全国から42チームが出場しトーナメント戦で競った。昨年初勝利を上げ準優勝し、初優勝をめざして臨んだ和歌山ハーモニーズは1回戦をサヨナラ勝ちで劇的勝利を上げると2回戦は10-2で圧勝。3回戦は6-5で逆転勝ちを収め、4回戦は10-6で勝ち上がり、準決勝は沖縄代表を7-4で下して決勝へ。決勝で大阪代表に4-14で敗れ優勝を逃したが2年連続の準優勝と健闘。
 土塀さんは2回戦、4回戦、決勝の3試合に先発するなど全試合フル出場。決勝以外の5試合で安打を放ち5割近い打率をマーク。梶原さんも3試合に登板するなど全試合フル出場、準決勝、決勝で2安打を放つなど投打に活躍。笹さん、熊代さんも全試合に出場。笹さんはフル出場で4安打、熊代さんは決勝で初安打を放ち勝負強さを見せた。石方さんは決勝での代打出場だけと出場機会は少なかったが大きな声で応援してチームを支えた。
 5人は準優勝を喜ぶとともに土塀さんは「全国大会に出場できてうれしかった。みんなと一丸となってプレーできた。優勝できなかったけど悔いなくできました。これからも野球を頑張りたい」、笹さんは「初めての全国大会だったけど、みんな一丸となって試合ができてよかった。すごい球場で野球ができてうれしかったです。これからも野球を楽しんで頑張りたいです」、梶原さんは「6日間貴重な体験をすることができました。立派な球場で投げて、打って、走って、とても楽しかった。決勝まで一緒に戦った監督、コーチ、チームメートには感謝しています。この経験を生かしてもっともっと活躍していきたいです」、熊代さんは「去年の成績を超えられなくて悔しかったけど、全国大会でここまでこられたことはうれしいです。舞台が大きくて初戦は少し緊張しましたが、素敵な経験になりました」、石方さんは「決勝は残念だったけど良い経験ができた。これからも野球を頑張っていきたいと思います」と話した。


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