投票所の準備も万全(写真は御坊市内)
第24回参議院議員通常選挙は、18日間の選挙戦を終え、きょう10日に投票、即日開票される。三つどもえとなった和歌山選挙区(改選1)は自民党現職で党参院政審会長の鶴保庸介氏(49)=当選3回・公明党推薦、岩出市=が着実に支持を広げ、リードを保ったままゴールへ。野党統一候補の無所属新人で弁護士の由良登信氏(64)=共産・社民・生活推薦、御坊市=、幸福実現党新人で党県副代表の西本篤氏(46)=和歌山市=の追い上げなるか。先月21日現在の県内有権者数は国内外あわせ84万1055人(男39万3203・女44万7852)。
投票は午前7時から県下845カ所の投票所で始まり、一部繰り上げ地域を除いて午後8時に締め切る。日高地方の投票所は御坊市30、美浜町6、日高町14、由良町16、印南町18、みなべ町13、日高川町31の計128カ所で、すべて2時間繰り上げて午後6時に締め切る。開票作業は日高地方などは午後8時から始まり、選挙区、比例代表の順に開票する。
県選管の発表では、選挙区の開票作業終了時刻は北山村の午後8時30分が最も早く、次いで日高町、由良町、印南町などの午後9時。最も遅いのは和歌山市の午後11時35分。比例代表は管内町は午後11時40分までに終了。御坊市は翌午前1時。県下で最も遅いのは和歌山市の午前2時35分。
県下の投票率は最も遅い岩出市の午後9時20分以降に確定する。投票率は平成元年は70%を越えていたが、4年53・13%、7年50・03%と低下。10年は63・47%まで戻したが、13年58・93%、16年58・43%、19年59・34%、22年59・38%、25年54・94%と低調。選挙権が18歳に引き下げられて初の国政選挙で若い新有権者の動向も注目される。県や市町村選管は棄権防止を呼びかけている。
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