Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てVer.20

2015-12-23 18:54:34 | Osca Dromos Zagato
今日は午前中は曇りと言えどもほんの少しだけですが雨がパラついていました。
午後からはシトシトと雨が降ってきました・・・。
12月の終わりなんだけど・・・雪は降らないのかな??
こんな日でも午前中は畑に出て昨日剪定したイチジクの枝を拾い集めておきました。
農業系のゴミは外に積んでいるのですが今まで見た事が無いほどの量になってしまいました・・・天気が続く事が有りましたら畑の角で燃やして処分しなければなりませんね・・・。

午後からはアトリエで制作を始めますが・・・どうも気分が良くない・・・体がだるい(これは昨夜からですね)
お腹の具合もちょっと変です・・・これは風邪をひいたのかな??
今日は祭日なので病院もお休みですから明日かかりつけの病院に行ってみましょう。
大事な時なのにね~困った物です。

取り敢えず今日は重い体を引きずりながら制作開始ですね。
取り敢えず3台目と4台目のボディにサイドウインドウを取付けましょう、昨日クリアーを塗ってあったので今日はもう完全に硬化しています。
ウインドウガラスを接着しています。

こちらが4台目のボディです・・・
やっとこれで全てのボディにサイドウインドウが付きました。

4台そろい踏み・・・(笑)
この後(30分ほど経過してから)仮固定しているマスキングテープを剥がします・・・緊張の一瞬ですね。

それまでにまだ作らなければならない部品を作っておきます。
まずはフロントエンブレムです。
球形の板の上にOscaのマークが入っているのですが普通ならアルミ板をポンチで打ち抜いてからデカールを貼りますが、この車は全体が曲面でデザインされていますこのエンブレムもただの板にデカールを貼るのでは無くRが付いた板にしてやりたいですよね。
こんな場合は最初に矢坊主でプレスしておいて曲面を作ってからそれをポンチで打ち抜けば曲面を持ったエンブレムのベースが出来ます。
中央は3つの丸いアルミの板ですが左側の1個はただの板をポンチで打ち抜いたもの、中央と右のは先の通り矢坊主でRを付けてから打ち抜いた物です。

デカールもポンチで抜きますが、もう余りにも小さくて文字が読み取れませんね~。
まあ雰囲気です(笑)

ナンバープレートも作りましょう。
これはアルミの板を切ってペーパーをかけた物です。

現在のナンバープレートのデカールは先日沢山作っておりますが手元に置くものにそのナンバープレートを取付ける訳にはゆきませんからメーカーと車名を入れたデカールを作ります。
メーカー名はちょっと特殊な字体なのです・・・

デカールを印刷致しました・・・

アルミ板で作ったナンバープレートはミッチャクロンを塗ってからホワイトを塗ります。
そして先ほど作ったデカールを貼ってみました。

次はサイドウインドウの部分のモールですね
モールと言いましても普通の物では有りません。
この車のサイドウインドウは一部分だけが開閉する様になっていますのでその穴の周りに取付けられるモールですね。
素材は真鍮の帯金を曲げ難い方に曲げた物です。

ここまで来たらやっとマスキングテープを剥がす事が出来ました。
何のトラブルも無かったので案外あっさり・・・と言う感じですね。

どんどんパーツを作らねばなりませんね・・・
お次ぎはワイパーです。
ワイパーはちょっと特殊な構造の物でしてエッチングの組み合わせをハンダ付けで組上げてゆきます。

ナンバープレートに穴を開けます
このメーカー名の入ったナンバープレートも普通の物と同じでビスで車体に取付ける事になります。
だから穴が無いといけない訳ですね。

ナンバープレートを取付けます・・・
このナンバーは仮の物なので封印は不要です・・・ですから付けていません(笑)

フロントのエンブレムを取り付けです。

サイドウインドウの開閉出来る部分のモールを取付けました・・・


後はワイパーの取り付けとドアミラーくらいかな・・・
明日はちょっと病院に行ってきます、熱が有れば出勤停止かも・・・

最終組み立てVer.19

2015-12-22 23:07:45 | Osca Dromos Zagato
今日は良い天気でしたね、青空が広がってまるで12月ではない様な天気でした。
今年最後の好天でしょうか・・・
そんな天気に誘われた訳ではないですが畑の仕事を少し進めました。
もう少し後でも良いのですがイチジクの枝を剪定しておきました。
さすがに大小含めて40本近く有りますとそうすぐに終わる事など出来ないです。
朝から始めても午後2時頃までかかってしまいました、それでも切った枝は全部を集める程の時間は無かったです。
天気が良ければ枝を拾って処理しておかなければなりません。

さてもう少しで完成が近くなりましたね~
後2日か3日ですかね~。

いよいよ最後の追い込みという事ですね。
サイドウインドウの取り付けをしました・・・もうすでにクリアー塗装をしてありますのでこの時点では削ったりする事は出来ません、もしもフィッティングが良く無ければ少し曲げを修正するくらいです。
四辺をマスキングテープで固定してエポキシ接着剤が硬化するのを待ちましょう。

反対側も接着します・・・
コチラ側もマスキングテープで押さえておきます・・・。

2台目の車体も接着しておきます・・・

文章にすれば一行ですが接着までにはかなり時間が経過しています。

残り2台のボディをやっとリアウインドウとアルミ製のパネルを接着しました。
特に最後の4台目はリアウインドウとボディの部分の合いが良く無くてもう一度作り直したのは内緒です(笑)
フロントウインドウはまだ取り付けられませんでした・・・サイドウインドウの整形が先ですよね。
まあ80%の合わせは予備のボディで行なっていますが残り20%は実際のボディに合わせて整形致しますが傷付きが怖いですね・・・(笑)

いろいろ有りましたが
やっと2台共リアウインドウとアルミパネルを装着完了ですね

と言う事でサイドウインドウの枠を整形致します。
切り出しは一昨日完了していましたので矢坊主でプレスしてサイドウインドウの部分と合わせて叩いて整形します
大きさの合わない部分は削り合わせます。

糸鋸を使ってウインドウの部分を切り取ります。
アルミは柔らかいので糸鋸で切る時に多少変形してしまいます、よって予備のボディで形状を合わせておきます。

明日のサイドウインドウの取り付けの為に今日はクリアー塗装まで進めておかなければなりません。
ここまでやっておけば明日は取り付け出来ますね~。


サイドウインドウの取り付けが明日出来れば残りはフロントとリアのエンブレムの取り付けとドアミラー取り付け、ナンバープレートの制作と取り付けまで出来れば後は展示ベースへの取り付けでやっと完成ですね。

最終組立てVer.18

2015-12-21 21:49:58 | Osca Dromos Zagato
今日は昨日とうって変わって雨模様でした、気温はまあそこそこという事で12月も押し詰まってからにしては暖かかったと思います。

先日自宅の床を貼り直したと書きましたがその時にホームセンターで木工用接着剤を探したのですが、こんな物を売っていました。
最近はライトカバーなどの透明な物を接着するのに木工ボンドを使われる方も多いと思いますが木工ボンドが進化していました。
何と片側が金属や塩ビにも使えるという事らしいのです。
残念ながらOscaは既にライトカバーを接着してしまいましたのでテストはまだしていませんが金属や塩ビに対しても有る程度の接着強度が見込めるという事でしょうから次に木工ボンドを買われる時には試してみられたら如何でしょうか?

ちなみにウインドウ関係は大きな部品ですので一応今まで通りクリアボンドを使って接着しようと思います。
まずは最終的にもう一度削り合わせをしております・・・画像はウインドウの部品を載せただけです。
巧く収まっていますね。

でもこのまま接着してしまう訳にはゆきませんリアウインドウの前側の内側には黒く塗ってある部分が有りますのでその塗装をする為に仮組をしているのです。
仮組をするのはリアウインドウとその前側のアルミのパネルです、これを仮組しないと内側から塗装をする部分が決められないのです。
1台は先行して作業が進んでいますので今日は3台分の仮組です。

アルミのパネルの後側にマスキングテープを貼っていますが、その前側の開いている部分を内側から塗装します。

こちらが先行して進んでいる1台です、他の3台のリアウインドウが塗装中なのでこちらを進めます。
実はここからが時間がかかる所なんです、と言うのもウインドウのフレームがアルミ製であるのが原因なんです。
通常同じ物を作る場合にはハンダ付けして一緒に切ったり削ったりするのですがアルミはハンダが効かない・・・
なので瞬間接着剤で固定という事になるのですがたくさん重ねるわけにはいかないのです。
なので1台づつの加工となるからです。
まあ愚痴を言っていても仕方がないので・・・フロントウインドウを接着しました。
そしてサイドウインドウも加工しています。

サイドウインドウのガラスを切って取付けました。
このウインドウもバキュームで作っていますのでサッシに良く追従してくれています、ただの板ではこんなにはならないと思います。

そして2台目のサイドウインドウの加工です
まずは外形の加工です・・・左右とも合わせておいて削ってから分割し叩いて形状をボディと合わせます。

デバイダーでケガキ線を入れてその角に穴を開けます。
ケガキ線にかからない様に開けなければなりませんよ・・・何故こんな心配をするのかと言いますと穴を開ける場合に裏から開けなければならないのです。
表から開けますとキリを押し付ける力がアルミにかかりますから変形をする可能性が有るのです。
微妙な形状な物ですからなるべく変形させない様にという配慮です。

1カ所開けた穴に糸鋸を通しましてウインドウの穴を切り取ります。
ヤスリで整えてから表面を整えます。
もちろん糸鋸の為に出来たバリも削っておきましょう。

表面を600番程度のペーパーで仕上げましてヤスリで付いた大きな傷を馴しておきましょう。
開口部の厚みの部分もペーパーで仕上げておきますと良いですね。

600番のペーパーで仕上げたアルミ面ですがこれで終わりでは有りません、スチールウールで仕上げますと金属色が明るく輝いてきれいな面になります。

最後にウレタンクリアーを塗って酸化防止をします。
こんな作業を1台分づつ繰り返し行なわないといけないので時間がかかるのです。


明日も同じ作業が続きそうですね。
まだ2台も有りますしサイドウインドウの取り付けも行なわないといけませんからね~。

最終組立てVer.17

2015-12-20 21:44:07 | Osca Dromos Zagato
今朝もかなり早い出勤でして6時には出ていましたね。
午後7時半まで仕事をしていましたので13時間と30分の勤務でした(ウ~ン会社員なら長時間労働でやられてしまいますね~笑)
出勤した時は今日は寒いな~と思っていましたが、その時はまだ暗かったのでわからなかったのですが芝生の上とか真っ白でして何だ!?と思って良く見ますと霜が降りていたのです。
まだ完全に夜があけ切っていないので薄暗いのですが芝生が白くなっていました。
まあ12月も後10日程ですから普通の年ならなんら不思議な事も無いのですが今年は暖冬で始めての霜でしたからちょっと驚きました。


今日は朝出勤してから昨日の分を更新しておきました、詳細は本日朝更新したエントリーに書いていますからここでは繰り返しません。
この辺りで今日の製作を始めましょう。
今日はサイドウインドウの枠からです。
この枠ですがアルミの金属地を生かした物にしようと思っていますので0.5mmのアルミ板を切り出します。
形はいつもの様にマスキングテープを貼ってから型取りをいたしますが、曲面にマスキングテープを貼る訳ですから完全な形に型取り出来る訳では有りませんので少し大きめにしておくのが良いですね。
一応左右で形状のズレが有ると良くないので別々に型取りをいたしました。
が左右のアルミ板を切り出してから左右を一対にして瞬間接着剤で貼り合わせてみますと誤差の範囲しか違いが無かったので左右同じ物でも問題が無かったかもしれませんね。

矢坊主で叩いたりペンチで曲げたりしてボディに合わせます。
そして形状が十分に馴染んだらデバイダーを使ってガラスを入れる為のケガキ線を入れます。
またフロントウインドウにつながる辺はエッジを薄く仕上げておきますと見た目が良くなりますね。

ケガキ線の内側に1カ所だけドリルで穴を開けまして糸鋸を通してからウインドウのガラスが付く穴を開けます。

ボディに合わせてみますと形状が整った事が理解出来ますから次は表面仕上げです。
目の細かなペーパー(800番程度)で磨いてから次はスチールウールの目の細かな物を使いまして磨きます。
これでかなりピカピカになります。

次は昨日切り出しておいたフロントウインドウの脇の部分を塗装します。
一辺づつマスキングテープを貼りましてその外側を塗っておきます。

リアウインドウはちょっと複雑です。
アルミのロールバーの部分を取り付けてから
その後ろの部分に少しだけ裏からブラックに塗った部分が見えます。
但しアルミのロールバーの端と同じ寸法で塗ってありますからこの塗り分けが平行に決まっていないと格好悪いですね。
その為にこの当たりの部品を一度仮組してから塗装の見切りの部分に表側からマスキングテープを貼っておきます。

裏側を塗ってからボディにガラスを装着しましてアルミのロールバーの部品を装着する事に致しました。

最終組立てVer.16

2015-12-20 08:32:22 | Osca Dromos Zagato
昨日はOscaの更新をしなかった・・・正確には出来なかったのですが・・・。
理由ですか?
まー実にバカな事でしてボケが入ったのか?・・・と

実は一日の制作を終えるとカメラからPCに画像を取り込みまして、サイズをブログ用に縮小しブログの画像ファイルに入れてから帰宅するのですが、画像ファイルに入れずに帰ってしまったのです。
帰ってから夕食、入浴、更新の順番なのですが更新しようと編集画面を出しても画像が無い・・・夕食の時にビールを飲んでしまったからもうアトリエまで行けないし・・・。
幸いな事に昨日の朝117クーペのホイールの記事を更新していたので何も更新無しという最悪の事態は回避されましたが・・・ダメですね~!
昨日はCafeの予約の為に朝5時30分出勤だったのでちょっと疲れていたかな??
今日も5時30分起床で6時過ぎにはアトリエに来ていました・・・これで夜8時まで仕事をしますと結構疲れます(笑)
明日からは通常の勤務体制に戻るはず・・・です。

さて昨日の更新をしておきましょう
ヘッドライトとリアのランプカバーは全て完了していますから今日からはウインドウ関係ですね。
ウインドウガラスとアルミ製の枠を作ってゆきます。
まずは肩ならしにリアウインドウから切り出してゆきます。
これもおおまかに切ってからボディに当てておいてマジックで下書き・・・と言うのは同じ事ですね。
それを鋏でカットします
ここで気が付いた(遅!)
良く切れる鋏で切りたかったので先日購入したトライツールの新しい鋏を使っていますが切れ味は良いのになぜか切り難い・・・
理由がわかりますか?

新しいトライツールの鋏は鋏の刃物の部分が黒いテフロン加工(?)がしてあるのです。
これはマスキングテープなど粘着質のテープなどを切る場合に粘着成分が鋏についてしまうのを防ぐ為でしてタミヤのデカール用の鋏などにも加工されています、ですが古いトライツールの鋏にはこの加工が無いのでメッキになっているのです。
アウトラインを書いたマジックは黒だったのでこの鋏の黒にかぶってしまってカットラインが非常に見難かったのです。
ちなみに曲線鋏はテフロン加工がしていない物だったのでこんな感じによく見えます・・・

こんな微妙な事ですが数が4台分となりますと結構な時間になりますから少しづつの時間ロスが大きな物になってくるのですね。

次はフロントガラスです。
このフロントガラスはリアに比べて合わせなければならない面が2辺多いので時間がかかります。
そして1枚目のウインドは何も目印がない所からの切り出しなのでかなり時間がかかります・・・いつもの様にボディに当てておいて外側からマジックで書き込みまして・・・カットします。
そして何十分か掛けて削って合わせます。
この時少し小さめにしておくのがポイントかな~そうなんです最初の一枚はきちんと合わせる所から少し小さくなる様に削るんです・・・

理由はこれです・・・
2つ目のウインドウの上側にマスキングテープで貼付けておきましてマジックでカットラインをいれておきます。
少し小さめにしておくのはマジックの線が丁度の大きさになる様になんです・・・。

ですからここから作るのが作品のウインドウに使う物です。
つまり最初の一枚は作品には使わないのです・・・ガイド用という事ですね。
4台分合わせる為にはこのやり方の方が効率的なんです。

それでもやり直しをしないといけ無い事も有ります。
このウインドウですがバキュームをする時に何かゴミが付いたらしくプツッと表面が盛り上がった物が有りますね。
これは使えません・・・

もう一度バキュームから・・・
こんな時にバキューム型が有りますと何度でも作れますから楽ですね。
キットの中に入っていた物がたまたまこんな部品だったら型を作る所から始めなければなりません・・・

次に作りますのは
リアウインドウの前側に有るアルミ地のロールバーの部分ですね。
ここは元の完成品ではシルバーで塗っただけの物でした、これではポイントになる部分でもありますのでアルミの金属地を生かした仕上げにしたいと思います。
まあ最初の時点でこの部分を削り取ってしまっていますのでもう塗装表現には戻れませんからね~
アルミ板を叩いています。

塗装したボディに当てて整形をする訳にはゆきません、傷が付いてしまいますからね~。
予備のボディを持ち出してきましてそれに合わせて整形しています。
これなら大丈夫ですよね~いくつか予備が有って良かったです。

基本的に同じボディなので予備ボディで整形した物を塗装済の物に装着しても何の違和感も無いです・・・