Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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制作前の準備Ver.4

2015-12-19 09:00:30 | いすゞ117Coupe
今日も朝から雨が降っています・・・

ホイールは私が作っている訳では無く息子が作ってくれています(笑)
息子は東京の某ショップでミニカーを作る仕事をしていますので自宅に帰ってからデータを作って・・・削ってくれました。
素材は真鍮です
ご覧下さい・・・・!


大きさがわからないかもしれませんのでもう一度・・・
1円玉と一緒に記念撮影です

1円玉が500円玉に見えるのは私だけでしょうか??

このディスクがもう少しすると私の手元に届きますので届いたら旋盤でリムを挽きますとやっとホイールの原型が完成ですね・・・

息子ですか?
当然息子も私の作品!(爆笑)・・・冗談です。


最終組立てVer.15

2015-12-18 22:05:56 | Osca Dromos Zagato
昨日に比べたら今日は少し暖かいですね。
天気が良くて少し太陽も雲の間から顔をのぞかせましたから余計にその様に感じるのかもしれません。
本当は昨年の同じ日に比べますとかなり暖かいはずです、昨年の今日は雪が降って寒い一日だった様です。
gooブログは昨年の更新した日を振り返ってブログを書ける様にメールを送ってくるのです、それによると昨年は雪が降っていたというのが一目瞭然なんですね~。
私の場合このメールはほぼ毎日の様に来ます(昨年もず~っと書いていたからですね)

自宅の床貼りは昨日の夜のコーキングで完了しました、暮れに帰省してくる次男も喜んでくれると思います・・・。
ですが昨日と今日は慣れない筋肉を使った物で筋肉痛が酷いですね~。
太腿やお尻と腰も痛いです・・腕は畑で鍛えられている様で全然痛くない・・・(笑)
そう言えば北京のワタナベさんが帰って来られるらしい・・・何でも今日は恵比寿の方でオフ会だそうな・・・
同じワタナベなので一度お会いしてみたいのですがなかなかチャンスが無いですね。
時々私もコメントを入れます・・・早めの年末年始の休暇でしょうか!?それとも出張でしょうか・・・せっかく帰国されたので楽しんで頂きたいですね。


さて今日も制作・・・
今日からはいよいよバキュームパーツを切って削ります。
時間がかかる部品の一つですね・・・。
以前作ってあったのがこの部品です。
バキュームは2種類作っていましてライトカバーとリアのランプカバーそしてキャビンのガラス類ですね。
ちなみに画像の物はヘッドランプカバーとリアのランプカバーです。
手始めにこれを削ってみます。

簡単なテールランプのカバーから切り出します、1台や2台なら楽勝なんですが4台分も切って削りますと疲れますね。
切るのは簡単なんですが削ってボディに合わせてゆくのがなかなかね~。

おおまかに切っておいてボディにあてがってから油性のマジックでマーキング・・・これも大体の部分に付いていれば切り出すときの目安になります。
線で書くと見え難くなりますから僕の場合は点線で描きます。

切り取って削り合わせてから爪楊枝に固定して塗装です
実車はスモークブラックなのでクリアーにブラックを混ぜた物を塗りました。
ゴミが付くとゴミの部分にスモークブラックの塗料が集まってきますからゴミは厳禁ですね。

ウインドガラスやヘッドライトのカバーは数が足らない部分が有りましたので塗料が硬化するまでバキュームパーツを作っていました。
原型が有れば何個でも作れますからね~助かります。

塩ビ板に熱を掛けるのですが掛け過ぎると塩ビバンから煙が出ますし熱が少ないとバキュームの作業の途中で固くて変形しなくなってしまいます。
なかなか頃合いが難しいですね。

ヘッドライトのカバーを切り出すときもあてがっておいてマジックでマーキングです。
ほら!線で書きますと見え難いと思いませんか?
点線なら簡単ですよ。

ライトカバーを切り出しています。
やはり時間がかかりますね~まあ想像はしていましたが・・・
時間をかけてゆっくりやらないと削り過ぎは取り返しがつかないですからね~。

リアのランプカバーの塗装が出来ましたので取り付けです。
少しスモークがかかっているのがわかりますね~。

今度はフロントのライトカバーも接着します。
そうそう油性のマジックで書いた切り取り線もシンナーで消しておきますよ。

これからウインドウ周りの部品を切って削ります・・・・明日一杯かかりそうですね・・・・

まずは1個やってみました、リアはまだ楽かな・・・
フロントは難しそうですね・・・まあやってみないとわからないですけどね。
明日も頑張りましょう。


製作前の準備Ver.3

2015-12-17 23:10:16 | いすゞ117Coupe
少し前から来年製作を始める117クーペの塗り直しの準備をしていますがただの塗り替えならそう難しい事では無いのですがホイールを交換してカンパニョーロホイールを装着しなければなりません・・・
其の部分が目処がつかないと安心出来ないのです。

その為にアオシマが売っていた1/43の西部警察のマシンXを入手しましたが其のホイールは確かにカンパニョーロホイールですが大きさがね~17インチではあまりにも大き過ぎる訳です。
117クーペは標準が13インチですので4周りもアップしたら雰囲気が全く違う物になってしまいますね。

まずシンナーに浸け過ぎてホイールを1個壊してしまったので残ったホイールを複製しておきます。
どうせタイヤも作らないといけないのでホイールのリムの外側に付いているリブを木工旋盤で削っておきます。

右側が未加工、左側は削った物ですね。
この後右側の物も削っておきました。

問題はこの破損してしまったホイールです。
これを使って力技で13インチにしてみようと言う試みです。

旋盤にくわえて余分なリムの部分を削ってしまいます。

右の様に中央部分だけ取り出しました、不要な部分は全部削ってしまいます。
外周も少し削らないと13インチのリムには入らない事がわかりました・・・なかなか大変ですね。

リムは13インチの寸法で削ってみました・・・これに先程のディスクの部分を組み合わせようと言う事ですが・・・この時点のディスクの形状でカンパホイールとは違った形状ですね。
元々の形状も良く無かった印象が有りまして・・・このホイールの不満な部分はモールドの奥行き寸法が少なくて平べったい印象なんです。

取合えず合わせてみますと・・・一応13インチのホイールはできますが何となくそれに見えないのはリムとディスクの素材が違うからでしょうか?

とりえずリムの内側に有るモールドを付けてみます、糸鋸で8分割に切り目を入れまして・・・

この後リムの一部が無くなりますから新しく削っておきます。

先程のリムの切り込みに真鍮板を差し込んでハンダ付けして削ります、この真鍮板がスポークの間に有るリブになります。
リムの端になる部分はすでに削っています。

裏側中央部分にシャフトを固定する部分を旋盤で挽いて作っておきます。片側は凸片側は凹型にしております。

3つ残った使えるホイールはそのままシリコン型に・・・

壊れたホイールのディスクの部分を削って13インチのリムに合わせたのがこのホイール、素材の違いがわからない様にサフを塗ってみました。
さすがに17インチのディスクに13インチのリムを合わせるとディスクの大きさが大き過ぎて雰囲気が違いますね。
ならば何度もシリコンで複製をすればリムの部分の変形も大きくなりますし、元々モールドの奥行きの少ない十分で無いホイールを複製しても良いものにはならないでしょう。
そこには複製のホイールでしか有りません・・・まあ良いものなら良いのですが私自身が十分と思わないのですから始末が悪い・・・(笑)


結局こういう事に・・・(笑)
但し最近流行の3Dプリンターでは細かなホイールのモールドに正確にペーパーを当てて表面を整える事は出来ませんので切削機で切削して作ろうと思います。
切削機なら送りの量やエンドミルの形状を使い分ける事できれいな面を作る事が可能です。


バラバラに分解してしまった117クーペですがこのブログの読者でいらっしゃる岡山県のAさんがキットを探して下さいました。
本日はそのショップさんからご返事を頂きましてキットが入手出来る事になりそうです。
ただ準備の為に少し時間がかかるらしいです・・・まあ急ぐ訳ではないので気長に待ちましょう。

有り難うございますAさん、私もDC5を予約しておきました(笑)
ついでに先日発売されたS500のキットは無いの?とおねだりしてみたり・・・ホンダ好きの私としては出たら良いな~とただただ願うばかり(爆)

最終組立てVer.14

2015-12-15 18:16:50 | Osca Dromos Zagato
今日も雨が降ったり止んだりの天気でしたね。
実に山陰らしい天気です、でも気温が高くて過ごしやすいと言えばそうなんですが・・・パキ~ンと冷え込む夜が何だか懐かしい様な気もします。

明日は定休日の水曜日なので自宅の片付けと言うか息子の部屋の床を貼り替える予定です。
今までカーペットになっていましたのでそれを剥がしてフローリングを貼ります。
奇麗に出来れば良いのですが・・・(笑)
年末には帰省してきますから寝る所を確保する為にもこのタイミングで貼り替えないと間に合わなくなってしまいますね。
フローリングは通販で買ったチークの寄せ木タイプの物で普通15mmの厚みが有るのですがカーペーットを剥がした所に貼らないといけないので厚みには制限が有ります。
なので今回は10mmのフローリングに致しました。
巧く貼れれば良いのですが・・・
今日は朝から明日のフローリングの貼り替えなどの準備もしながら倉庫の中に有るフローリングや道具を自宅の方に運んでおいたり・・・から仕事が始まりました。
そんな中アトリエの中から中庭を見ますと何やら動く物が・・・
なんと青鷺でした。
中庭の脇に有る水路でお食事が終わったんでしょうか!?中庭に上がってきまして満足そうです。

そして年末も近くなりますと1~2月のイベントをお客様にハガキで連絡します。
12月は毎年年賀状を使いましてご連絡を致しますが・・・これをする様になりますといよいよ年の瀬も近くなって来た事を感じますね。
これを今日400枚印刷しまして裏側の文面もさくっと作りました・・・まあなにげに時間がかかっていますが・・・(笑)
はやくOscaを完成させなければと焦るばかりですね~。

昨日はヘッドライトのバルブにガラスビーズを使ってみましたがこのガラスビーズの大きさの精度が悪くて使えませんね~。
1.0mmである程度の誤差は許容する予定でしたが1.0mm以上の物が多くて最大1.45mmほども有るのです。
小さな物は0.95mm程ですが意外に大きな物の方が多くて使い難いのです。
そのうえOscaはヘッドライトの直径が小さいので反射板の奥行きが少なくなりますので具合がよろしくないですね。
と言う事で精度の良いスチールボールに逆戻りですね。
もし、ガラスビーズを使うならもう一段小さな物を使った方が良い様ですね・・・それでも大きさのバラツキが大きいのでしょうけれど・・・。

バキュームでヘッドライトのレンズを作ります。
ウインドウガラスを作った時に余分な部分が桃象のパンチングの穴からバキュームされます。
その膨らみの部分を利用してライトのレンズを作ります・・・

画像があまり良くなかったですね・・・
ピンセットの位置を変えてみました、ポンチでカットしたレンズは奇麗な球形になっています。
レンズカットが有る場合はカットする前に裏側からケガキ線を入れますが今回はレンズカットが無いのでそのままです。

ライトのレンズは出来ましたがその前にライトとライトの間に有るスモールランプを取付けておきましょう。
このランプはウェーブから出ている「Hアイズ」の1mmの物を使っています。
ライトハウジングの内側はセミグロスブラックですのでそのままこの透明な部品を接着しても全く目立ちませんので裏側をホワイトかシルバーで塗ってから取付けますと小さなスモールがくっきりと見えます。
実際には内側が白いく塗ってある事は無いのですがレンズカットが有りますので白く乱反射して見えるのです。
私の場合はシルバーよりもホワイトの方がそれらしく見えると思うのですが・・・これは好みの問題です。

続いてライトのレンズを取付けました。
画像ではほとんど見えないですが・・・しかも同じ様な角度なので代り映えがしないですね・・・(笑)

インテークのメッシュも取り付けましたがこれもまた手ブレが酷くてとてもメッシュが見れる様には撮れませんでした(笑)
残りはヘッドライトカバーのバキュームの切り出しとウインドウ関係、そしてアルミの窓枠あたりですね・・・もうちょっとだけどなかなか進まないですね。

最終組立てVer.13

2015-12-14 22:39:26 | Osca Dromos Zagato
今日は朝の内は雨が残っていましたがお昼頃になりますと雨もやんで晴れ間が出てきました、そして午後からは気温も上がってきまして15度くらいは有ったのかな~かなり暖かくなりました。
山陰でもこれで12月か??って言う感じの天気でしたね。
まあ天気が良いのは良い事なんですが通常の12月なら気温が低く寒いはずなのに・・・これは完全に異常気象です。

いくら暖かくて天気が良くても今日は本業が優先ですね、畑の仕事もしなければならない事は多々有りますが優先順位はこっちが先ですね。
本日朝一でやった事は店頭のショーケースに並べているアイドロンやヴィジョンのミニカーにデカールを貼りました。
今まではお客さんが決まってからデカールを貼れば良いと思っていましたが、毎日見るにつけタバコロゴが無いと何か様にならないと感じてきましてね~、遅ればせながら貼る事に致しました。
インターネットで画像検索をしまして貼る位置を確認し・・・ますがCamelのデカールを貼った物は何枚か見ましたがどの画像を見てもスリットの部分はデカールが浮いたままですね。
私が同じ様に貼ればお客様の元に行ってから剥がれやすくなりますね。
そこでスリットの処理をする事に致しました、まあ筋彫りの部分のデカールを切って落とし込むというのは余りにも当たり前の仕上がりですから・・・でもそこをやるならこのスリットの中に落とし込むのもやって欲しいじゃないですか・・・!?
右側の仕上がりはこんな感じ・・・

当然左側もね~。

何故皆さんこれをやらないのか・・・!?考えてみました。
これをやるには一度展示ベースからモデルカーを外して加工しないといけないからですね。
と言うのもそのままではデカールを切る為のデザインナイフが展示ベースに引っ掛かってしまうんです。
外すとボディを持たなければならなくなりますので展示ベースに戻した後にクリーニングが必要になりますからね、それじゃあ壊してしまう可能性も有りますし手間ばっかりかかりますからね。

今日も製作にかかりましょう。
今日最初の仕事はフロントフェンダーのウインカーの上側に付いてるエンブレムですね。
このエンブレムはボディをデザインした方の物ですね。
少しオーバースケールになるけど無しという訳にはいかないので・・0.5mmの洋白板を4枚(2台分ね!)重ねてハンダ付けしておいて同じ形状に削ります。

次はフロントフェンダーのウインカーですね。
コチラは0.2mmの洋白板を8枚重ねて一気に削ります。

エンブレムは表面を水滴型に削りたいので1枚ずつにバラしてから裏側に0.8mmの真鍮線をハンダ付けして表面を削りましょう。

ウインカーのベースになる洋白板は1枚ずつにしてから表側と裏側をペーパーで研磨して平面に直します。

ご紹介の順番があちこちしますがご容赦を・・・
水滴型のエンブレムは表面を削って水滴型にいたしました・・・わかりますかね~?

ウインカーのベースはマスキングテープに仮止めしておきまして表面に透明なエポキシ樹脂を盛っておきました。
余りたくさん盛りつけますと形状が不自然になりますから程々にね。

エポキシ樹脂が硬化するまでに時間が有りますから水滴型のエンブレムにバフをかけておきました。
ピカピカですね~。

早速ですが作った部品を取り付けてみました。
ウインカーはポキキシ樹脂が硬化したらクリアーオレンジを塗っておきます。
ウインカーはエンブレムよりも小さいのでバランス的には良いかな~と思います。

次はライトの反射板を作ります。
これはいつもの様にアルミ板をプレスして作っています、反射板ですから内側を綿棒で磨いておきましょう。

作ったライトの反射板も早速取り付け・・・取り付けておいた方がこの先楽ですからね。

この小型のライトですが良く見ますとプロジェクターの様なレンズが付いておりました。
見た感じはプロジェクターライトなんですが・・・ご依頼者の方には聞きそびれました。
次にお会いした時に聞いてみましょう。
ライトのバルブは今まではスチールボールを使っていましたが今回はガラスビーズを使ってみました、特にプロジェクターライトのレンズの様な表現には丁度良いのではないかと思います。
スチールボールよりも存在感は薄いかもしれませんが・・・