Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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作品画像撮影とクリーニング

2013-11-25 14:55:47 | Lotus Seven S2
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本日午前中には近所の交流センターさんの企画でCafeにて自分の仕事を紹介致しました。
人数はそう多くなかったのですが地元の方に私の仕事を理解して頂く事が出来て良いチャンスだったかな~と思います。
私の仕事って言うのは年配の方や女性の方には理解が難しい仕事ですからね~。

交流センターさんの初めての取り組みという事も有って地元のケーブルTVの取材も来られて賑やかでしたね。
ちょっと心配なのは地元のケーブルTVで繰り返し放送される事でしょうか!?
1度だけならまだしも・・・何度も画面に露出するのは・・・ちょっとね・・・(笑)
タレントじゃなく普通のおじさんなんだからね・・・しかも同級生とかに見られるのはちょっと恥ずかしいですね。

それが終わったらいよいよ本業の仕事です。
今日はセブンの撮影から・・・昨日撮影しようと思ったんですけど照明の調子が良くなくて今日に持ち越しました。
サンプル画像はこちら


ギャラリーにも画像をアップしましたのでご覧下さい。

撮影が完了しますとあとはクリーニングをして梱包します。
今回はエンジン付きのモデルなのでボンネットが外れますので輸送中の破損を防止する為にボンネットをテーピングをしておきます。

この後制作解説書を書きまして明日発送予定ですね。
火曜日は某ショップがお休みなので丁度良かったかもしれませんね。

今夜は近くの温泉でゆっくりお風呂に浸かりたいですね~!

そしてもう一つ始めます

2013-11-25 09:54:38 | Ferrari275GTB
一見した所 AMR?と思われるかもしれませんが、このキットは日本製のCamのメタルキットです。
275GTBにはBBR,AMR、など多くのキットが存在する人気のある車種ですね。
どれも甲乙付け難い物ですし皆さんの心の中にもそれぞれに最良のキットが存在するのかもしれません。

今回はCam製のキットを元にキットの素性を生かしたプロポーションモデルを希望されています。
少し気になる部分も有りますので手を入れながら制作をする事に致します。
ちなみにBestのミニカーは一緒に送られて来たサンプルです(笑)

新たな出発!制作開始キットのご紹介です

2013-11-25 09:43:39 | Vincent Black Shadow
某ショップの制作枠での制作になります。
今までプラモデルベースのバイクモデルは何台か作った事が有るのですがこのキットはSMTS製のメタルキットです。
外箱の写真を見るとなんか良い感じなんですが・・・(笑)

キットを見ると・・・汗が出そうです!
スケールは1/18!と言う事はほとんど流用出来る部品は無いという事でして・・・。
ほとんどがメタルのキャスト部品で僅かなエッチングとデカール、ライトレンズの透明レジンの組み合わせになります。
なかなか手強そうな予感がします・・・

長かったですね~やっと完成のご報告を出来ます

2013-11-24 21:24:32 | Lotus Seven S2
今日も天気が良く11月にしてはそこそこ温かい日だったですね。
中庭の芝生はすっかり枯れ葉色になりまして少々寂しいですね~こうなると雪ももうすぐ降って来そうですね。

今日はいよいよセブンの完成編をお届けする事になりました。
作り始めたのはいつからだったでしょうか?
古いブログをひっくり返してみると2012年8月6日にキットの状態でご紹介しております。
この作品は当初東京・南青山の某ショップの販売用完成品としてご依頼を頂いた物でした、販売用の完成品として比較的自由に作らせて頂いていました。
またショップの商品という事も有り他の作品の様にお客様が決まっていないので途中他の作品のペースによって一時的にストップする事も有りかなり時間がかかってしまいました。
いつ頃だったでしょうか、完成までにブログをご覧になっていたお客様がご希望になった様でその方の元に行く事になりましたのでボディを塗装仕上げから金属地を生かした仕上げに変更される事になり現在で至ります。
さて今日はいよいよ最終の作業をご紹介致します。

本体はもう完成していますのでスペーサーを削って展示ベースにも穴を開けて取り付けの準備です。
私が関わった作品の多くには作品の下に作品のフロント側を示す→とFのマークを書き込んでいます。
ショップかお客様の所で展示ベースから外す場合に作品がどちらに向いていたのかわからない場合が有ります、ビス穴の位置によっては微妙な場合も有りますのでこの印をつけておく訳です。

展示ベースに止めてみました・・・フロント側には某ショップで売られた事を証明するエッチング製のプレートが付きますので前側を少し広めに空けてあります。

最後にフロント側のナンバープレートを取り付けて完成しました、この後作品画像を撮影しておきます。
あとはクリーニングと梱包そして発送する事になります。


さて、セブンが完成してホッとした所でしたが・・・
某ショップより新しい依頼が届きました。
こちらは4点は修理品でして以前制作したライレーと340メキシコのタイヤが油を吹いてしまった様でして交換又は新たにタイヤを制作してほしいという事でした。
また私の作品では無いですがF-1のカウルが外れてしまったとの事、こちらも塗装が必要なら塗装をして再組み立てを致します。色を塗るなら色の合わせは大変難しい物になります。
外れた元々の接着剤の位置もそのままに修理します。
第三者の手が入るのは作品の為によろしく有りませんからね~その辺りは僕も尊重して修理を致します。
古い作品らしく他の部分も接着剤が緩んでいた様ですね・・・あちこちはずれていました。

最後は世界の巨匠!某氏のアルファロメオですがこちらも部品が外れたらしいので修理です。
こちらはまだ内容を見ていないので何とも言えないのですが、モデルカーレーサーズの本ではいつも紹介されていましたね~あの本を最初に見て衝撃を受けたのは間違いないでしょう。
で無ければ今のスタジオロッソは有りませんからね・・・。
アルファ以外は比較的簡単な修理なのでセブンと一緒に修理して送りましょう。


また机の上が一杯になっています・・・(笑)


やっと完成が見えて来ました

2013-11-23 21:30:14 | Lotus Seven S2
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今日は昨日と比較するとずっと暖かい一日でした、日も当たり窓を見るとこの所の雨で窓ガラスが最高に汚れています。
見てしまうと気になってしまう性分なので取合えず内側から掃除をしましたが開店と同時に5台程のポルシェ911のお客様がいらっしゃいまして・・・掃除をしている場合では無くなりました(笑)
内側は完了したので明日は外側を掃除しましょう。

さて完成間際のセブンも気になりますので早速始めましょう。
リアのナンバープレートは両端にナンバー灯の付いた台座にとめられていますので、まずはこの台座を作らなければなりません。
このタイプの台座は英国車にはよく有りましてオースチンやモーリスなどのミ二一族にも同じ様なスタイルでナンバーが付けられています。
台座は真鍮板を切って整形しています、ナンバーの大きさが2mmX10mmですので台座は2mmX12mm程にしてあります。
シャーシのスペアタイヤの下側の受けの部分に接着しました。
スペアタイヤの様に斜めになると変なので接着剤が硬化するまで紙を2枚重ねて挟んでおきました。

ナンバープレートはクリアコートしておきましたので後になって剥がれてしまう様な事も無いのではないかと思います。

台座の中央部分にナンバープレートを接着しておきます。
まあこれは難しい事では無いですので説明は不要なんですが・・・斜めにならない様に気をつける事くらいかな(笑)

両端にナンバー灯を取付けます。
ナンバー灯はキットには付属していないので0.8mmX0.8mmの洋白角線を使って削り出してみました。
バフをかけていますのでピカピカにしてあります。
ナンバー灯を1個だけ中央上部に付けたタイプも有りますが、ここは好みでこのタイプにしました。

後は問題のテールランプです
セブンS2の画像を検索すると色々なタイプのテールランプが取付けられているのです。
理由はわかりませんが想像ではキットカーの形で売られていたセブンは色々なタイプのランプを同梱されていたのではないでしょうか?
ランプによっては縦に付けられたり横に付けられたりしていますがレンズの形状から取り付け方向がまちまちだったのではないかと思われます。
下の画像は当時のカタログの様ですが縦に付けられていますね、日本で一番レギュラーなセブンの模型はタミヤの1/24ですがあれもこのタイプのテールランプの様ですのでこのタイプを作る事にしましょう。
この辺りも好みでしょうね。

ちょっと難しいのはテールランプの台座の部分が複雑な形状なので2個同じ物を作るのは少し骨が折れます。
在座の持ち手は真鍮の丸棒で台座の形状に削ってあります。
先の銀色の部分がメタルの部品です。

フェンダーは斜めになっていますので取り付けが斜めになる様に削っています。

こちらは先程の部品では有りません、レンズのベースになる様白の板です。
これも座の部分の形状に合わせてあります。

レンズは赤いアクリル板を削って作っています。

同じ物を2個作るのは大変です(笑)

何とかテールランプを取付けました・・・

今度はフロントのフェンダーの上に有るウインカーです、細い方は取付けピンで砲弾型の部分がウインカーのボディですね。

取付けるとこんな感じですウインカーの本体の一番太い部分でも1.0mmです、取り付けピンは1.0mmの線に0.5mmの穴をあけて取付けますが表側にハンダが回ると磨いても黒ずんでしまいますので気をつけなければなりません。

ウインカーボディの前側に透明なレンズを付けてやるとウインカーらしく見えて来ます。

後はフロントのナンバープレートや少々の手直しで完成しそうですね。