Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

リアサスペンションを詰めてみます

2012-10-25 22:21:09 | Wolf-Ford WR5 1978
本日の山陰は大変良い天気でした。
10月29日から3日間九州長崎に出掛けますので髪を切りに行ったり、自家製のベーコンを作ったりしていました。
そうそう長崎に出掛ける3日間は更新をお休みしますのでよろしくお願い致します。
バイクで髪を切りに行って帰り約××km/hで走っていて突然リアが左右にブレて来ました。
何だろうと思って止まりますと、何とパンクしていました。
学生時代を含めると結構2輪に乗っていますが走行中にパンクをしたのはこれが初めてですね。
最近は道路も良くなっていますし、釘が落ちている事も少ないですから本当にまれな事じゃないでしょうか

WR-5のリアサスペンションはちょっと難航!?しています(笑)
リアのアップライトの上側のステーはちょっと小さいですが余り大きくするとホイールのインナーに当たってしまいますからそう大きくも出来ないんですが・・・。
そのアップライトを前側から支えている左右で4本のテンションバーの取り付けがちょっと難しいのです。
アップライト側はその小さなステーから前側に引っ張らないといけないのです。下側はダンパーの下側のステーから前側に引っ張る事になります。
前側のステーは上側はよく分りますが下側が良くわからないんですね。
実車はこんな感じなのですが・・・。

この画像は今の姿ですので翼断面の下側の板を外していますのでその下に入るのか上側に有るのかが良くわからないのです。
下側に留めるなら中央のシャーシの両サイドに留めたいのですがその為にはこの画像のもっとエンジンよりにロッドが伸びていないといけないのですが上下のロッドはほぼ平行になっていますので・・・。

こんな位置でしょうか?
まだロッドは付けていないのですが小さな穴が空いているでしょ!?この部分ではないかと・・・。
とりあえず片側付けてみました。

足回りの姿勢変化を考えるとロッドは長い方が良いのですが余り前側に持って行くと路面までのクリアランスが減ってしまいます。この位置ならサイドポンツーンの補強が有りますので構造的にも十分かも・・・。

やっと両方を作りました。
固定のためのステーはエッチングのパーツを使っていますしロッドの前側には寸法を調整する為の六角ナットを付けております。
余りにも小さいからよく見えないかもしれません。


上側のロッドを作る為にはエキゾーストと一定のクリアランスを取らなければなりません。
詳細な寸法を確認する為にはもう一度エキゾーストをエンジンに取り付けて仮組を繰り返す必要がありますからもう一度組み立てております。

洋白線だけを使いクリアランスを確認しています・・・何とか通りそうですね。

先程のロッドにエッチング製のステーをハンダ付けしますが向きを良く考えて如何にもアップライトのステーから生えている様み見えないといけませんね。

ここにも長さ調整用の六角ナットを付けますが0.5mmの洋白線をこの六角ユニオンの0.5mmの穴に通すのは難しいですからユニオン側の穴を0.55mmに拡大しておきましょう。

作ったロッドはこんな感じです。前側は真っ直ぐ差し込む形状にしておけば寸法を合わせるのが楽になりますね。


前側のステーは90度角度が違っています。
縦向きに付けてボディパネルに穴をあけておいて表に半分出る様な感じにするのが正解と思います。
キットではエッチングが1枚付いているだけなのでちょっと直してみたいですね。


実は大切なのはここからでしてこのロッドを付けたまま上側のカウルがきれいに閉まらないとダメですよね(笑)
こんな感じです・・・。


フェラーリ308レインボー

2012-10-23 20:37:14 | 只今制作の御相談中のキットたち
この製作は先日解除したオーダー受付中止よりも前からご依頼を頂いていた物ですがこの度少し進展が有りましたのでKさんにご報告がてらご紹介しておきましょう。
フェラーリ308レインボーは意外とキットに恵まれない車でして今ではほとんどキットを見る事は有りません。
製作のご依頼を頂いた時に何をベースにすれば最良の一品が出来るか考えましたがネットを検索しても旧エーダイグリップの1/43ダイキャストミニカーしかヒットせずこれをベーストするしか無かったのです。
そしてご依頼者のKさんに送って頂いたのがこの左側のミニカーです。


ところが少し前にひょんな事からキットが入手出来たのです。
それがこのキットです

細かな事は書けませんがこのキットをコピーして使う事が出来そうなのです。
このキット自身は使う訳に行かないので・・・。
ミニカーと比べると少し両サイドの絞りが効いていてこの方が自然に見えますね。
ミニカーの方は両サイドが並行でほとんど絞ってない・・・どっちが正しいのかはこれから調べなければならないのですが多少は絞ってないと不自然でしょうね。

ただ問題も有ります。
上下の分割ラインがちょっと中途半端な部分に有ります。
この部分の分割は最終組み立てで苦労をしますので変更が必要ですね。


まだ製作は先になりますが・・・実際に製作を開始するまでに色々と準備が必要になる事も多いですね。
時間がかかるのはこの辺りの問題も有るのです。
徐々に準備をしておきましょう。
Kさんこのキットはいかがでしょうか?

今日はちょっと考える日にしました

2012-10-23 20:24:51 | Wolf-Ford WR5 1978
本日は、いつもコメントを入れて下さる親子連れさんがお一人でお立ち寄りくださいましてこんな本を持って来て頂きました。
先日コメント欄にも書いておられた「名車列伝vol.6」とオートスポーツのバックナンバーを持って来て下さいました。

この中にWR-5の詳細画像が載っておりまして大変参考になったんです。
実は今Web上で出て来る詳細画像は現在の車を写した物が多く当時の姿とは違っているのです例えば先日直したエキゾーストの下側の翼断面の構成をするパネルですが今の物はレギュレーション上取り外されている様で付いていません。
下の画像はリアサスペンションの部分ですがタイヤの前側のパネルは翼断面の下側のパネルよりも下側に伸びている事が分ります。

そんなこんなも有りまして本日は全体の構成を考え直してみようと思った訳です。
ですから本日の作業はとりあえず進んでおりません、こんな事も必要なのです。
なにせフルディティールですから全体のバランスは大変大事なんです。

やっと更新です(笑)

2012-10-22 22:44:50 | Wolf-Ford WR5 1978
本日は朝から製作をしていたのですが1~2枚撮影をしただけでカメラの電池が無くなってしまって充電する為に画像を撮影する事が出来ませんでした。

画像の無い部分は文章だけになりますが・・・(笑)雰囲気だけでも・・・と言う事ですね。

さて本日は難しかったリアサスペンションを作らなければいけません。
この部分はただ作ればよいという物ではなく実際にストロークするのでは??と思える様な構造に、もちろん実車の構造やデザインを思わせる物でないといけません。
ウィリアムズのミッションを流用したのでサスペンションもそれに倣った構造になっているのはもちろんですね、でもこれが結構難しい・・・。
WR-5の場合リアサスペンションのロアアームは多分2本ですが上側はアップライトの上側中央にブラケットが有るのです。
ウィリアムズの模型の場合は中央じゃなくて前側に寄った部分に上側のアームが付いているのです。
どこにアッパ-アームが付くかで見た目が随分違いますのでアップライトを削って加工する事にいたしました。
右側が削って中央にブラケットを付けた物で左側がウィリアムズのキットそのままです。


ここで電池が切れてしましました、スイッチを入れた途端にピピピピ~と警告音が響いて数分で自動停止してしまいました・・・。

ここから色々作っていたのですが何も記録する物が無く・・・。

午後からはアッパーアームの他にもダンパーの取り付けを考えなければなりません。
下側はキットのままにしても不自然さは無いので上側のブラケットを作ります。
1.0mmの洋白帯金と0.6mmの洋白角線を使いブラケットを作りました。この後中央部に0.6mmの穴をあけてミッションケースへの取り付けピンをハンダ付けいたします。

ダンパーを付けてみました。見え難いですけど良い感じになって来ましたね。


今度はエキゾーストパイプを取り外しておいてリアサスペンションのアッパーアームをとり付けてみました。
このブラケットの上側にエキゾーストパイプが通る事になります。


リアサスペンションが決まったのでリアホイールを付けてみました・・・がサイドポンツーンの翼断面になっている下側の板に当たってしまいます・・・こんな場合には真鍮が硬く感じますね。
削るの大変な様な気がします。

昨日WR-5の制作に区切りがつかなかったので・・・今日もやってます。

2012-10-21 19:01:13 | Wolf-Ford WR5 1978
今日の山陰は晩秋を思わせる様な涼しいけど良い天気でした。
今夜はオリオン座流星群のピーク日だそうで沢山の流れ星が見られるかもしれません、50を過ぎるともう自分の為に何もお願いをする事も無い訳でしてまあせめて子供たちが健康で元気にいてくれれば良いと考えております。
こんな事を考えるなんてやっぱり秋ですね~(笑)

制作に入る前にもう一つ違った話題を・・・。
今度バイクを買おうと思っています。
今年の春に友人の奥さんが乗っていたヤマハMR50という超古いバイクを頂きまして足代わりに天気を見ながら乗っていたのですがこれが結構楽しいのです。
MさんやAさんがバイク事故に遭われて大変だったなどという話を聞くと自営業は体が資本ですからケガをしないというのが一番でして私の様な仕事をする人間にとっては乗らない方が良い事はわかっています。
しかしそう飛ばさなくても田舎道をトコトコ走るのは楽しいですし私の場合は中型などの免許を持っていませんので原付という枠が有るのです。
ただ原付なら安全かと言えばそれは全く違います、危険性は変わりません。
古いMR50に坂道を上がれというのはちょっと酷なのでもうちょっと力を持っている物を買い足そうと考えております。
ついでにちょっとレストア気分を味わえれば尚良いですね。
いよいよ購入バイク名の発表です(笑)・・・カワサキのスポーツバイクしかも原付という事になればそう沢山有る訳じゃないですね。
大学生の頃にホンダMB50とヤマハRZ50社会人になってからホンダMBX-50を乗った私としては当時買えなかったカワサキのAR50が欲しいのです。
当時京都にいた私は峠を越えて(確か山中越えと言っていましたね)大津のサービスエリアのレストランでバイトをしていまして中古のMB50ではヒートしてしまうのです。
なのでRZ50かAR50が欲しかったのですが水冷バイクというのが決め手になってRZ50を購入しました。
但しスタイルはAR50が好きだったんですが・・・
だから今回はAR50ですね。
30年前のバイクなのでさっと乗れる訳では有りません、少し手を掛けてやるとやっと乗る事が出来る程度の物を買う予定です。
おまけに少しドーピングをしてやろうかと・・・まあそうパワーは要らないでしょう(笑)まあ素人がする範囲ですから・・・。

前振りがかなり長くなってしまいました。
早速取りかかります。
本日は1.0mmのアルミ板を0.7mmに変更する事から行なっています。
いつものロールでのしているのです。


サイドポンツーンの部分には大きな穴が空きっぱなしです。
このキットにはここを塞ぐ様な部品は何も無かったので穴が空いたままにしようかと思ったのですが実車画像を見るとアルミ板で壁が有るじゃないですか・・・ではと言う事でアルミ板で作ってみました。


昨日真鍮板で作ったサイドポンツーンの翼断面形状の部分をシャーシにハンダ付けして様子を確認しています。
こんな場合は一度にハンダ付けをせずにピンポイントで止めて様子を見ながらハンダを流してゆきます。


バランスを確認しましたが大丈夫そうなので下側からのみハンダ付けを致します、上側はハンダを流したくないので下側だけなんです。
でもしっかりと溶かし込みますので表側までしっかりとハンダが回っています。


ボディに取り付けるとこんな感じです。


今度はエンジン前側の燃料タンクの部分を作りますがここはメタルの形状が実にいい加減な物になっていますので洋白板を使ってきっちりとした形状に仕上げてゆきます。
ここはボディカラーの様なので洋白でなくても良いかもしれませんけど・・・後ろ面はアルミの質感を生かしてやります。
画像では上面を塞いでないですがこの後上側の面も洋白板で塞ぎます。


途中の細かな画像を撮り忘れましたがエキゾーストマニホールドが完成しております。
素材は1.2mmのハンダ線で出来ればヤニ無しが良いですね、集合部よりも後はシルバーラインのウィリアムズの物を切って使っています。


ボディをかぶせると・・・良い感じじゃないですか~!

今度はリアサスペンションですね・・・これが出来ると一区切りなんですが・・・つまりやっとブルーバードに行ける訳です(笑)