Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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いよいよ最後の足回りリアスタビライザーですね

2012-10-26 19:40:39 | Wolf-Ford WR5 1978
山陰は明日から雨降りになるそうですが今日はいい天気でした。
明日は午後から3周年のイベントでしてその準備を少しずつしていましたが明日に迫って来ると少し焦りますね。

さてWR-5の制作の方はリアサスペンションの部分でペースが落ちていますね。
ただこの部分はシルバーラインのウィリアムズの部品を流用していますので難しくて当たり前でしょう実車と同じく新たに作っている様な物ですからね~。

本日の仕事のかかり始めはどうも気になるリアサスの上側のテンションロッドの前側のステーを直しておきましょう。
ここのステーの当時の向きを示せる資料はほとんど無いのですがここのロッドはサスペンションの動きを考えると主に上下方向に動きます。
よってステーも上下方向に動ける様な構造になっていないと変ですよね。また実車画像で上側のパネルにステーの一部が見えておりますがこれも縦方向にステーを配置すればどうしてもパネルを突き抜けて上側に出てしまうのは当たり前なんですね。
この小さなエッチングはキットの物ですが出っ張っている部分の後ろ側が丸くなっていますがこれは理論上有り得ない形状ですので四角に削っておきます。

ステーを縦方向にすると当年アッパーパネルよりも飛び出てしまうのは実車と同じ事です出っ張った部分を削って削り直したエッチングを取り付けてみます。

このままでは後ろ側のカウルがエッチングに当たって閉まらなくなりますのでカウルの部分をコ字型に切り取って合わせますともとからそうであった様に見えて来るから不思議ですね。


さて今度はリアのスタビライザーです。
このスタビライザーは製作当初リアアクスルの前側に有るのか後ろ側に有るのか随分迷いました。
原因は参考資料の実車画像の中に他の車種と思われる画像が混じっていた為です。
Webで見つけた物でWR-5/6と有った中に混じっていました。
この手の情報はよっぽど吟味しないと間違いを気が付かず・・・なんて笑えませんね。
どうやら実車はリアアクスルの後ろ側に有る様ですのでその様に作りましょう。
まずはスタビライザー本体を作ります。
昨日作ったテンションロッドより少し太い様ですので0.7mmの洋白線を使っております。
中央にはミッションに差し込む為のピンを付けますがこの場合は0.2×0.5mmの帯金を使い割りピン状にしてハンダ止めします。
このスタビは実車ではリアブレーキキャリパーの部分に共締めしてある様に見えますがキャリパーが邪魔をして確認は出来ません。そこで取り付けはピンを使いミッションケースの上側に取り付ける事にいたします。
ステーはブレーキキャリパーの後ろ側に伸びる様な物を作ってスタビ自身にと留めておく事にいたしましょう。


その後にキャリパーの後ろ側に付くステーを付けております。


このステーはかなりの強度を必要としますのでステーの断面がH型になっています。
その形状を再現する為に0.2×0.8mmの真鍮帯金をステーに巻き付けてハンダ付けします。

ミッションに付けるとこんな感じですね。
なかなか良い感じになって来た様な気がしますが・・・

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