Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディカラーを塗りました

2012-08-25 18:20:13 | Heinkelキャビンクルーザー
本日は書けない制作が大詰めにさしかかっておりましてそちらに集中をしておりました(笑)
その作業が終わると同時に何やら荷物が到着致しました。
中に有ったのはこちら~!

ランボルギーニアベンタドールLP700カーボン仕様です。
詳しくは『新入荷商品のお知らせ』で後ほどアップ致しますが全身カーボン仕上げの1/43アベンタドールLP700は量産完成品ではありません。
当店唯一の専属モデラーがただ1台だけ制作致しました。
http://sinnyuuka.exblog.jp/

そしてアベンタドールが無事に着いたのでいよいよ制作開始と言う所なのですが、昨日からカメラの電源がONになっていた様でいきなりの電池切れ・・・そうなんです私が使っているデジカメはパナソニックの物なのですがスイッチを入れて何も操作をせずに一定時間が経過するとモニターが消えてスリープモードになってしまうのです。
そうすると今度はスイッチが切れているのと勘違いをしてそのまま電池を消耗してしまい使いたい時に使えない事もまま有ります・・・スリープモードが良いのか悪いのか・・・解り難くて困りますね。
仕方が無いので充電をしてからの画像です。

ハインケルはクリーム色を塗装済みだったのでホコリの付いた部分に軽くペーパーをかけておきましてマスキングを致しました。
ハインケルのツートンカラーはちょっと変わっていましてドアの部分は上側のクリーム色なんですね、イセッタのツートンはドアの部分も塗り分けてあった物が多かった様に記憶していますのでまあ変わった感じがして良いかもしれませんね。
それにしても可愛いツートンですね。


マスキングはこんな感じです。
時間がかかるのは室内にボディカラーのオレンジを塗りたくないので室内側もマスキングをしないといけない事でしょうか。
室内がオレンジ色だとちょっと落ち着かないでしょ!?


いよいと塗りに入ります。
まず気をつけないといけないのは塗料に硬化剤を混ぜてシンナー(気温が高いのでリターダーシンナーも入れた物)で薄めてやってからプロ用の濾紙を使って塗料を濾しております。
実車の板金屋さんが使う紙なのですがさすがに大きいので小さめに切って使っております。
この濾紙はS崎自動車のSさんに教えて頂いた物で塗料を濾して使うとやはり塗装の仕上がりが良くなります。
今までは空気中のゴミを拾っていると思い込んでいたのですが、実際には塗料の中にも結構ゴミとは言わないけど粒が混入しているのです。
Sさんにこの事を伺ってから濾す事を実戦しておりますが確かに仕上がりが良くなっている様に思います。
まあホコリは拾う事が有りますけど粒状の物は少なくなりましたよ。
注意すべきなのはメタリック系の塗装ですね、余り目の細かな濾紙を使うとメタリックが無くなってしまいます(笑)


やっと塗ってみました。
画像は電池がまだ完全じゃなかったので1枚しか撮れなかったのですが今回はオレンジ色を2回に分けて塗っております。
本来は下地にクリーム色を塗っておりますのでその上にオレンジ色を塗れば良いのですがこのオレンジ色は結構透け易い(調色に使った色の特性で)様でしたのでオレンジに少しホワイトを入れて濁りを出した物をクリーム色の上にワンコートしておきオレンジ色を塗っております。
特に今回はお客様にサンプルのカラーチップをお送りしておりますのでその色の再現性も問題になりますので慎重に塗装を行なったつもりです。



本日リハビリで~す(笑)

2012-08-24 16:18:56 | その他
早くも8月が終盤になりまして8月の足音が聞こえて来そうになっておりますが、一向に涼しくなりませんね~。
本日の島根は高温注意報とやらが出ている位暑くなっております。
飲食を扱う仕事をしておりますとまだまだ気が抜けない気温であります。

さて一昨日、昨日と夏期休暇として久々の連休を頂きましたので四国の高知に行って来ました。
何か特別なイベントが有った訳じゃないのですが妻が突然の様に四国に行きたいと言い出しまして高知県土佐市の国民宿舎に予約を入れてしまいました、本来なら畑のネギも気になるしブルーベリーも肥料をやっておかなければいけないし・・・バラも肥料が・・・塗考えるととても出られるタイミングではないのです。
時間が余れば家でゴロゴロしておこうかと考えておりましたが・・・。
この先の話題はダイアリーの方で・・・(笑)

さて本日の制作は2日程あけたのでリハビリから始めます。
留守の間に丁度LSJのロータスヨーロッパのフロントタイヤが外れてしまったらしく修理品が届きましたのでこれを直しておきます。


外れたのは左フロントのタイヤ/ホイールでして接着剤の部分から奇麗に外れておりました、特にシャフトが破損していた訳ではないので修理は簡単です。ご依頼者の方が修理を試みられたのかそれとも組立て時に余分な部分に接着剤が付いたのかとれたホイールの部分のシャーシに接着剤が付いていました。また反対側にも結構大胆に接着剤が付いた痕が有りますがどちらももう固く硬化してしまっていますので取れませんね。
この部分は修理の依頼を受けておりませんが少しタッチアップをしておきましょう。


ケースのベース部分から外しましたら本体の下側になっていた部分にはかなりホコリが付いていましたのでこれを掃除します。
まあ外したら当然ですね~!


タイヤ/ホイールを接着しますが気をつけないといけないのはこの様な完成品の場合はタイヤの取り付けの位置を調べて丁度良い位置にしないと車高が変化してしまう事が有ります。
これは色々な要因が有りますが取り付け時のシャフトとホイールのクリアランスの問題で少しずつずれてしまう事はまま有る事です。
これも何とかクリアーしまして接着完了、次はボディのクリーニングです。
お預かりした修理品はただ修理をするだけではなくてボディ全体を確認する意味で軽くコンパウンドをかけてワックスで仕上げますとかなり奇麗になります。コンパウンドで少し磨くとまっさらの綿棒が黒く汚れますから結構汚れが付いているのですね。
この事はこの完成品だけじゃなくてケースから出して飾っている場合は結構汚れて来るのです、たまには掃除をしてやりましょう。
但し壊さないで下さいね(笑)私の仕事が増えてしまいますから・・・。


次はケースのプラスチック製のカバーです。
こちらもやはり薄汚れて来ますと中の商品が良く見えませんから掃除が必要ですね。
プラスチックなどの樹脂類は静電気で細かなホコリなどを寄せ付け易いですから汚れ易いんですね。


文字で書くと直ぐに直った様に感じますが、発送が出来るまでには通常の作品と同じ出荷準備の工程を踏みますから結構時間がかかります
ですからリハビリには丁度良いかも~!(暴笑)

メッキの部品が帰って来ました

2012-08-21 19:20:36 | Heinkelキャビンクルーザー
画像の様にメッキに出していた部品がやっと帰って来ました。
今回は大きくはないですが部品点数は少し多めでしたでしょうか?お盆が有ったのでメッキに時間がかかっていましたが全て帰って来ましたので良かったです。
細かな部品が多いので途中で無くなってしまう事も有ります、他のメッキ屋さんでしたが1個部品が無くなってしまったり、細か過ぎでメッキを断られたりした事も有りますが今出しているメッキ屋さんは優秀らしくそんな事は全く無いですね。

モノコックが何とか使えそう~(笑)

2012-08-21 19:06:17 | Wolf-Ford WR5 1978
本日も雨が降りそうで雷も鳴ったのですが雨は降りませんでした・・・いい加減に雨が欲しい所なんですが・・・畑の事は後ほどダイアリーに書きます(笑)

明日からStudio_Rossoの夏休みで2日間更新をお休み致します。
まあ特に予定が有る訳じゃないですし、2週間もぶっ通しで営業しましたので少しゆっくり休みたいのです。

制作はまたWR-5です。
どうもキリが付く所までは作っておかないと心配な物でして・・・。


ウィリアムズFW-06のモノコックを流用しようと考えておりましたがどうやら何とか入りそうですね。
後側はもう少し小さめに削っておかないと塗膜の厚みのせいで入らなくなるかもしれません・・・。もう気持ち何とかしておきましょう。
モノコックの前側にはディスウェイアップのアッパーアームのサスペンションをハンダ付けしてみました。
これも又丁度良い大きさなんですよ。


シートもウィリアムズFW-06の物が奇麗に収まります。
またメーターが付くフロントのロールバーも丁度良い高さに収まりますね。


後のロールバーはメタルのパーツで準備されていますがかなりガタガタで削って使えれば良いのですが・・・少し盛ってやらないと使えないかも・・・。


少しメタルを盛って削ってやりましたらまあまあ使えそうになりました。
まだ少し手直しは必要ですが・・・。

エンジンが何とか納まると・・・ついつい欲が出て来ます(笑)

2012-08-20 22:12:25 | Wolf-Ford WR5 1978
本日も大変暑かった山陰です。
昨日は雨が降りまして畑は喜びましたが・・・今日は全く降らなかったですね。
本日は中庭の芝を3週間ぶりで刈りましたが思った以上に伸びていてなかなか大変でした。
実は芝刈りは1時間20分くらいなのですが芝刈り機のエンジンがキャブレターのオーバーフローでガソリンがダダ漏れになっていましてそれを直すのに2時間近くを費やしておりましてなかなか巧くいかないですね。
芝刈り機を直す時間で芝刈りが終わってしまうと言うのも何か本末転倒な気がします(笑)
中古の芝刈り機を安く譲って頂いたのですが・・・。

さて今日の製作はこれです!

ボディの上側はドナーになったシルバーラインのウィリアムズFW06のエッチング製のモノコックですがこれが使えないか検討する事にいたしました。
せっかくドナーになって頂いたので出来のいい物はどんどん使った方がいいですよね~。
都合の良い事に大きさは大体同じですしキットのモノコックの形状と良く似ています。


も一つ都合のいい事にこのモノコックを入れるともれなくシートも使えます(笑)
モノコックさえボディにフィットすればシートも使えると言う事になれば頑張らなくてはいけませんね(笑)


何故シートが使いたいのかと言えば・・・画像の右側の物がキットオリジナルの物でちょっとしょぼい感じがしますね。
そのしょぼさはシートベルトを布の物を奢ったくらいではリカバー出来ないくらいです。
長さは調整すれば良いのですから最終的には消火器などを積み込んで見てから判断する事に致します。


シルバーラインのシートもさすがに未加工では使えますん、両肩の部分だけを僅かに削ってやればすんなりと取り付ける事が可能になります。


ちょっと手間だったのは例の物コックがシャーシのと言うか床板に干渉してしまう事でしょうか!?
床板のほぼ中央を四角く掘り下げなければならないのです・・・
こんな場合にはフライスが役に立ちますね。
機械の力を借りてバリバリ削ってゆきますと簡単にモノコックが納まります。


現状の全ての部品を組み立ててみましたが今の所ほとんど問題が無いですね。
少し検討が必要なのはファンネルの位置が合わないのでエンジンの位置を少し後ろにずらすか、又はファンネルの突き出す穴の位置を変えるのか・・・くらいでしょうか!?
どちらにしても色々な部分に影響が出て来ますので慎重に検討する必要が有りますね。