Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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リーフスプリングの組立て

2015-01-24 19:22:47 | Bugatti Type57SC Atlantic
数日前にトロップフェンワーゲンのカテゴリーを印刷しておりまして思い当たったのですが、日ごとのブログのタイトルが製作に関係のないタイトルだった場合後で製作の内容を確認するのに手間がかかる事がわかりました、それ以降のタイトルはその日の製作に準じた物にしております。
自分が見てもわかり難い物は他の方なら尚更わかり難いのでは無いかという事です。

さて今日は友人のお母さんが亡くなられましたので午前中は葬式に出かけてきました。
その友人は兄弟の中では下の方なのでお母さんは私の親と比べると少し歳が上になりますが、家族にとってはお別れは非常に辛いものでしょう。
謹んでお悔やみ申し上げます。
少し前には他の友人のお父さんが亡くなられたりしました。
そう言えば昨日は私の父が亡くなってから15年目の命日だったり・・・朝一出勤時にお墓に参りました。
人は生まれてきたら必ず死んでゆく物なのですが人の死が身近なものになってきた・・・そう言う年頃に近くなってきたのかもしれませんね。
自分が若い頃には全く考えもしなかったのですが・・・
たとえ普段は色々有ったりしますが・・・まあ親を自分の手で送ってあげられる事は有り難い事なのかもしれません・・・ね。

さてさて、今日も製作を始めましょう。
と言っても昨日の続きになるのですが。
やっと100本有るリーフスプリングの両端を丸く整形致しました。
形状がずれると変なので9本ずつ(一番下のは片側が丸くないので)まとめておいて削っています。
じゃあ100本じゃなくて90本が10セットだから10回削れば良いんじゃないの?って、いやいや最初はそれで良いのだけど9本をまとめて削ってから分解して一つ一つを確認しますとやはり少しずつムラが有りますのでそれは一つずつ修正を致します。
またこの洋白の帯金はシャーリングでカットしてありますので切り口(板厚の部分)が少し乱れていますのでこれもまた1000番程度のペーパーで修正します。
なにせこのリーフスプリングは組み上がりますとこのい板厚の部分が良く見えますからね、ここを仕上げておかないと意味が無い(笑)
でもとっても大変なんです~。

次にリーフの片側に穴を開けましてリーフホルダーに止めてゆきます。
穴の位置は治具を作っても少しずつ誤差が出ますからこの様に止めてから後端部分を揃えて削って合わせましょう。
その時の為に後端部分を少し長めにしておくのもアリかな~!

さっきと同じ画像か?と思った方は注意不足ですよ(笑)
一番長いリーフの先の裏側を良く見てみましょう~!
真鍮パイプをハンダ付けしておりますがこれがリーフとアクスルを支えるピンが刺さる部分です。
実車ではリーフの先を丸めてあるのかもしれません、なぜならリーフはバネ鋼ですから溶接でパイプを取付けますと熱が回って弱くなってしまいますからね。
丸く巻いて最後に熱処理をしてあるのかも・・・実車を見ていないので何とも言えないのですが・・・こんな理由から一番下側のリーフスプリングは端が丸めてなくて真っすぐのはず・・・。

かなりの時間をかけてやっと1本のリーフが形になりましたね~、こんなペースではいつ完成するのかな?
それでも2本目が出来ますと早速シャーシに取り付けてみたくなりますよね~。
なんて心配になりますが完成してお客様に手渡した時に喜んで下さる顔を想像しながら作ります・・・それが唯一のエネルギー源!(笑)

それから何時間か経過~!!
今日の製作はここまでですね~、あれだけ頑張っても1台半分のリーフしか完成しないとは・・・なかなか難物ですな~。

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