Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ウレタンクリアーの研磨Ver.3ウレタンクリアー塗装

2017-01-08 21:06:52 |  Stratos JeansChicago

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本日は厨房のK子さんがお休みだったのでお昼は厨房係でした。
薪ストーブで焼くピザを今年からリニューアルしました、ピザ台の生地の作り方を変更しました。
僕自身は新しいタイプのピザの方が格段に美味しくなったと思うのです。
厨房係ですから当然ですが店内の薪ストーブでピザを焼くのも私の係りでしたからヒヤヒヤしながら焼きました。
慣れればタイマーを使って焼けますからそう失敗はありませんが、ストーブの温度管理が一番難しいですかね。

さて本日はストラトスも進めております。
もういい加減に研磨作業を終わらなければなりませんからね〜。
こんな小さなリトラクタブルライトの部品も研磨します。
小さな面なので気をつけないと下地が出やすいのです。

フロントフードのスリットはサフやボディカラーで埋っている部分が有りましてデザインナイフを使って綺麗に貫通させてあります。
必要な部分が剥げない様に気を付けながらの作業ですね。

ナンバープレートもウレタンクリアーを塗っていますのでペーパーをかけています。
これも小さいので角が剥げやすいので注意が必要ですね。
小さい物は両面テープで大きめの木片か板に仮止めしておいてから研ぐと楽ですね。

やっと全てのボディを研ぎ終えました。
再び持ち手を付けて2度目のウレタン塗装に備えます。

ウレタンクリアーを塗りました。
2度目のウレタンクリアーはシンナー多めのサラサラにしておいてからパラ吹きを繰り返して塗ってゆきます。
その理由はいつも書いていますのでここでは繰り返さないですが・・・。



さて明日は再び磨きをかけられれば嬉しいですが気温が低いのでもう数日置いておいた方が良いかもしれません。
このタイミングで280SEを完成させてしまった方が良いかもしれません。

最終組み立て開始

2017-01-08 20:36:19 | Benz 280SE

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今日は朝から雨ですね・・・そう強くは降っていませんが年末から比較的天気が良かったので久々の雨という感じです。
気温は天気の良い時と比べますと少し暖かいかな・・・。

制作の方はいよいよ最終組み立てに入りました。
と言っても塗装が全て終わった訳では無くここからは塗りながら組立てる事になります。
その塗装で思わぬ問題が発覚しました・・・何とこの忙しい時にクレオスのシンナーが在庫切れになってしまいました。
対か何処かに買い置きが有ったと思うのに・・・どこにも無いのです。
シンナーの為に片道20kmを車で買いに行くのも面倒なので今朝市内の模型屋さんに直行し購入してきました。
いつものガイヤの1Lは無かったけどクレオスの大ビンが有ったのでそれを購入・・・ちょっと高いけどガソリンを使ってわざわざ買いに行く程でもないという事です、年末に行った時に買っておけばこんな事は無かったのに・・・と悔やんでも仕方が無い。
買って来たシンナーで後部席の内装を塗り直しておきました。

さて最終組立てですね
ウインドウ関係を組み付けてみました。
最初のグリーンガラスよりも色は薄めでナチュラルな感じに決まりました。
この色相の方が私のイメージですね。
このグリーンが濃過ぎますとコントラストを強くした写真の様になってしまいますからその色相は重要です。

後はどんどん組立ててゆけば良い訳ですが、これがまた塗膜の厚みで少しずつ変わってきます。
調整をしながら組立ててゆきます。
ドアのサッシを付けてみました。

次はガラスを取付けています。
このガラスもグリーンガラスですよ、全部で6枚のガラスを同じ濃さに塗ってゆくのはなかなか大変なのですが、濃さを揃える為にも塗る塗料はクリアーを多めに入れて薄くして塗る事ですね。
粘度が下がり過ぎますと垂れやすいのでシンナーを入れて薄くするのではなくクリアーを入れる訳です。
最終的な粘度の調整はシンナーで行ないます、後は何回重ねて塗るかですね。

ドアの内張りにパワーウインドウのスイッチカバーを取付けてみました。
ここは元々ウインドウのレギュレーターがついていた場所です。

反対側のドアもサッシを取付けています。
ドアの内側も塗装をしましたのでサッシの位置を決めるピンに塗料が付いてしまってサッシの角度が一発で決まらずちょっと手こずりました。

ドアの内装に取り付けたパワーウインドウのカバーにスイッチを取付けています左側のドライバー側には2つのスイッチ(左右のドア用)右側のスイッチは1個だけですね。
スイッチの数が違いますから左右のドアで大きさが違う訳です。

ドアの内側にヒンジを取付けております。
ミニカーを塗る時はどうやらボディにドアを取付けたまま塗ったらしくヒンジに塗料が付いています。。
ミニカーの場合は量産なのでその方法がベストと思います、ボディカラーだけ1発塗りなのでこの方法で良いかもしれませんが、私の場合はエポキシ系の下塗り→ウレタンサフ→ウレタンボディカラー→ウレタンクリアーと4コートしていますのでドアもボディもトランクもバラバラで塗ってからその都度磨いて仕上げております。
よって全てを組立ててから塗るというのは奥まった部分にミストが付いてザラザラになってしまうとての施し様が無くなりますからね。

ウインドウが付いた所で今度は天井を取付けています。
さすがに大きなスケールですから天井まで再現してあるのはなかなか素晴らしい事ですね。

ボンネットを取付けました。
そうそう、ボンネットを付けてからではその後側に付く室内にフレッシュエアーを取り入れる部分のグリルが付かなかったのを思い出しまして一旦ボンネットを外して付け直したのは内緒です(笑)
普通は分解手順などはきちんと覚えている物なのですが・・・歳のせいでしょうか、忘れやすくなっているのです。

ドアを仮組しますと分解前には何ともなかったのですがどうもボディ面よりもドアが持ち上がっている様に見えます。
ほんの僅かなので気にならないくらいなのですが、どうも嫌な感じがします。
ドアヒンジの付く部分を塗装を剥がしました。
塗膜のぶんだけヒンジが持ち上がっていると思いましたのでこの部分を削っています。
こうする事で納まりは改善する事が出来ました、さすがに組立てたままで塗ってありますね。
組立てたままで塗ってあればここに塗料が付く事が無いからチリが合わなくなる事も無いのです。

次は白いデカールをパンチコンパスでカットしています。
何を作っているのかと言いますと、この実車はホワイトリボンのタイヤを履いているのです。
ミニカーは普通のラジアルですからタイヤのサイドは黒いままなのですが、やはりここはホワイトリボンタイヤにしておかないと見た目の印象が違い過ぎますからね〜。

まずはトランクの中に収納されているスペアタイヤで試してみました、ゴムのタイヤにデカールが通用するのか・・・?という疑問も有りますから試してみたかったのです。
それに一見簡単そうなリングのデカールを貼る作業なのですが、このデカールの直径や内径そしてホワイト部分の幅などが微妙にその仕上がりに影響するのです。
幅が広くなるとまた印象が違いますしタイヤの中でホワイトリボンの入る位置なども大きく印象に影響するのです。

リボンのイメージが良かったので他の4本のタイヤに同じ様に貼っています。
如何でしょうか?
そうそう、このタイヤですが表側にはリボンの入る部分に凸線がモールドされていますからタイヤを裏表入れ替えて貼っておきました。
凸線が無いとその貼る位置が自由にとれるのです。

リアのモールやテールランプなどを取付けてみました。
このミニカーのテールランプはバックランプの部分だけが透明で他はクリアーレッドに塗られています。
実車は一番外側の部分がアンバーなのかもしれませんがアンバーの色が濃い為にレッドなのかアンバーなのか判然としません。
クリアーレッドと見分けがつかないアンバーであれば敢えて剥がしてクリアーオレンジを塗らない方が良いと判断してレンズは塗り替えずそのまま使用しました。

リアバンパーを取付けてみました。
幸いな事にリアバンパーはミニカーと同じ形状なので助かりましたね。
違った形状なら作り直しをしなければならない所ですね。

フェンダーアーチにはステンレス製?のフェンダーモールが付いています。
このモールはミニカーには付いていませんのでボディカラーを塗った時に塗装でメッキを再現しておきました。
その塗り分けの部分・・・実車ではここに黒いパッキンが入っている様に見えますからここに細切りの黒いデカールを貼っておきました。
これで見た目の印象はかなり近くなってくれると思いますが・・・。