Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ストラトス1号車最終組み立てVer.9

2017-01-26 20:27:27 |  Stratos JeansChicago

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本日は大変良い天気でしたね。
抜ける様な青空というのはこんな空を言うのでしょうか、この数日雪が降っていましたので鉛色の空しか見なかったので中庭に積った真っ白の雪とこの青さが目にしみますね。


ストラトスの方はフロントウインドウから製作を開始致しました。
ウインドウはバキュームパーツなので切り出して削り合わせますのでプラモデルの様に切り取ってぱっと取り付けという訳にはいきません。
削って合わせるのがなかなか時間がかかります。
削り合わせるのに何度も触っていたらウインドウが汚れてしまったのでこの後コンパウンドを使って磨いておきました。

ウインドを取り付けたら次はダッシュボードですね。
ダッシュボードはエポキシ系の接着剤を使って取り付けます、十分削り合わせて有りますのでウインドウを付けても取り付けはそんなに大変ではありません。

次はフロアの取り付けですね。
これもまた十分擦り合わせをしていますので問題が無かったのですが、一つ忘れていた事が有りました。
ボディを展示ベースに取り付ける為のビス穴を作っておくのを忘れてしまっていましたのでこの時点で作業をしておきました。
だから「フロアを取り付ける」と言う作業もぱっと出来る作業では無かったり致します。

次はバルクヘッドに内装を取り付けたいのですがその前にバルクヘッドに有るリアウインドウを取り付けておかなければなりませんでした。
早速アニメセルをカットして・・・接着しようとしますが、なかなかピッタリにカット出来ません。
何故なのでしょう?
今日は一枚のウインドウを切り出すのに6回もやり直しました、調子が悪いというのはこんな事でしょうか?
6枚目でやっと良い感じの物が出来ました。

ウインドウを接着してみました・・・が、画像を見ても透明なウインドですから見えないですね。
しかしこの状態でリアウインドウが取り付けられていますよ。

バルクヘッドの内装をとり付けてみました。
キットのオリジナルではこの部分には内装が付かなくてボディの内側がそのまま内装になっているのですがやはり別部品にしておいた方が組み立てやすい様に思いますね。

次はシートにシートベルトを取り付けるのですが先にヘッドレストを支えるステーを取り付けておきましてその間から肩ベルトを配置する事になります。

よく見てくださいヘッドレストのステーのシート側には実車の場合ハトメを使った金具が付いていますので金属リングを使ってハトメを作っておきます。


明日はシートベルトを取り付けてからシートをボディに取り付ける事になります。


Feeling43Ferrrai250GTO 1/43 Engine Kit & HIGH TECH MODELL Porsche3561/43Engine Kit

2017-01-26 11:41:43 | 最近手に入れたキットのご紹介

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250GTOはエンジン付きのモデルが限られています、メジャーな所ですとメイクアップのスーペリアやフェニックスのエンジン付きのキットが有名ですね。
あれほど沢山の250GTOのキットを出していたAMRブランドとしては確か出ていなかった様に思います。
フェニックスはルフ氏の原型ですがこれはフェニックスというブランドなので・・・
Hさんも多分沢山の250GTOをお持ちだったはずだからいつかはエンジン付きで・・・と思われていたのかもしれませんね。
たしかに250GTOのエンジン付きの作品はモデラーにとって一つの目標みたいな物かもしれませんね。

しかし、今まで私が知っていたフィーリング43のエンジンなら別にわざわざご紹介をしません。
見た目は普通のエンジンキットなんです・・・
厚紙の梱包は付いていなかったですが既に剥がされてしまったかもしれませんからわかりませんが・・・

内容は最後の頃(倒産前10年程位でしょうか)に発売されていた410エンジンと同じ様な感じですが・・・

なんとホワイトメタル製でミッションまで付いています。
私がプロになった頃に売られていた物は確か410エンジンにはミッションは付いていなかった様な気がしますし、410エンジンとして売られていた物はフィーリング43特有の黒い鉄粉を混ぜたレジンで出来ていたのです。
そう言えばエキゾーストの形状や部品の構成がどことなく違っていますね。

ミッションはオリジナルの原型の様でこの手のきっとによくあるメイクアップのスーペリアモデルのコピーでは無さそうですね・・・
この部分は一体でキャストされています。

キャブレターも単独で6個に別れていますからスーペリアのコピーでは有りません。
しかも昨日ご紹介したクライマックスの様にキャブのインテーク側には穴が開いています(凹みだけですが・・・まあファンネルを取付ける為には必要なんですが)
でもこの小さなキャブを6個エンジンの上に真っすぐに整列させる事はなかなか至難の業かもしれませんね〜。


そして珍しいのがこのHIGH TECH MODELL Porsche3561/43Engine Kitです。
1個しか無かったのですが、ポルシェ356のエンジンキットなのです。
ポルシェのエンジンは難しいのです・・・何が難しいかと言いますと見せ場が無いのです。
もし見せ場が有るとすれば繊細な空冷のフィンとか左右の上側に付くキャブレターになるのですが、繊細なフィンは空冷のシュラウドの中に隠れていますし下側はエキゾーストが有りますからまず見えません。
キャブレターは何とかいけるかもしれませんが・・・
余り聞かないメーカーさんなのでよくわからないですが・・・。

中身は意外ときちんとしています。
細かなモールドも再現されています、冷却のフィンは無いですけどね。

パーツも極めてシンプルです。
インストも簡単ですね。

ポルシェ356のキットはその内にご紹介しますがBBRのカレラパナメリカーナの物がいくつか有りましたからキットの脇にスタンドに載せてディスプレーするつもりだったのかな・・・!?
ぜひ自分で作られたら良かったです、私も見てみたいです。

私ならすぐに車体に載せたがるのですけどね・・・(笑)
妄想だけが膨らみますね。