Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てに入りましたVer.6

2015-06-25 22:34:15 | Ferrari308GT Rainbow
本日は最高気温が30度前後まで上がるという予想でしたが、外は如何だったのでしょう?
私は相変わらず午前中は最後のジャガイモの掘り起こしと生姜畑の草取りを行ないましてアトリエに入りましたので本当にそんなに暑かったのかよくわかりません。
午後からはバイクに乗ってプリンターのインクを買いに隣町に・・・途中で郵便局に寄りまして埼玉県の方にキットをお送り致しました。この方多分ブログで暴露されますでしょうから(笑)インプレションを楽しみにしておきましょう~。
こだわりの有る方ですからきっと素晴らしい作品をお作りになると期待しております。

そして買って来たインクで何を印刷していたかと言いますと・・・
次のギャラリーの展示のご案内なんですね。
少しフライングですが・・・(笑)ご案内しておきましょう。


いよいよ完成が近くなってきましたが相変わらず細かな部品を作りながらの組立てですから時間ばかりかかりましてなかなか進まないですね。
どこに部品が有るのかわかり難いかもしれませんが
ワイパーのブレードを作っています、上側の一組はブレードにリンクの1段目をハンダ付けした状態です、下側はバラバラの状態・・・こんな部品構成にしています。
カマボコ型のリンクの部分は実車では分割されていますがここを分割してしまいますとハンダゴテを当てた時に分解してしまうのです。

2段目の(中央部分のリンク)部分もハンダ付けしてみました。
この場合のハンダ付けはチョンとコテを当てるだけですね、いつまでも当てていますとほぼ確実に分解してしまいます。

次はアームの組立て
0.3mmの洋白線を潰してL型に曲げた物に真鍮帯金の幅0.7mmの物をハンダ付けします。
真鍮帯金を取り付けた部分がボディ側の少し太い部分になります取付けになります。

次にブレードとアームをハンダ付けします
この場合も普通にハンダゴテを当てていますと全てのハンダが溶けてしまいまして分解してしまいますので注意が必要ですね。

作ったワイパーは寸法に注意して作っていますので取付けられない事は無いはずですが、それでも心配なのでボディに仮組をして曲げ具合などを確認しています。

そして塗装をします。
繊細な部品ですしサフを塗ると全体がポッテリとしてしまいますからこの部品はプライマーを塗布してセミグロスブラックを塗ります。
塗料もウレタンカラーですとサフと同様に若干塗膜が厚くなりますからラッカーで塗っています。

塗装が終わればボディへの取り付けが待っています。
取り付けますとその色の関係か全く目立たないですね・・・でも実車のワイパーもこんな感じですからね~。

次の部品ですが
実車は回転収納式!?のルーフですがこのルーフの前側には細長い窓が付いています。
まあガラスサンルーフの様な物に見えますが・・・本当は違う(様です)のです
このウインドウが無いとこのルーフを収納した時にバックミラーから後ろが見えないのです。
そのウインドウにガラスを嵌めましょう・・・
このガラスは少し厚めの0.2mmの塩ビ板をカットして接着する部分をブラックに塗りました。
実車もこの様になっていますので丁度良いかな。

作ったガラスを取り付けてみました。
面が揃う様に慎重な削り合わせをした事は言うまでも有りません。

最後の部品はラジエターですね。
穴が開けてありますからその部分にエッチングの板を切って合わせて接着・・・
ここは難しい作業じゃないからさっくりとね・・・でも黒いから画像ではほとんど見えません(笑)
まあ気持ちですよ。

これで製作だけに限って言えばほぼ95%完成と言った感じでしょうか・・・