Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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アルファロメオT33/2最終組み立てVer.4

2015-06-06 22:18:53 | Bugatti Type57SC Atlantic
今朝方まで雨が降っていまして、通勤の時間帯にも周りは黒く厚い雲が立ちこめていました。
天気予報の様にはとても良くなる様には見えなかったのですが昼前位から急に天気が回復して来ました。
午後からはいい天気になりまして日が射す所では少々暑いくらいでした。

今日は午前からず~っと製作をしていましたので結構製作が進みましたね。

今日は昨日作った所までを見直していたら姿勢が気になりまして・・・
フロントが少し低く後ろが少し腰高な感じがしたのです。

もう一度シャーシを外してリアの車高を少し下げる様に調整をいたしました。
下の画像は調整後ですが、ほんの僅か・・・気持ち程度リアが高い理想的な姿勢になりました。
後ろが低いと何かサスペンションがへたっている様な姿に見えるので個人的な好みですがほんの僅か・・・紙一枚くらいリアが高いのが良い感じではないかと・・・

今日はどこから・・・と思ったのですがセオリー通りフロントから進めてゆきましょうか。
フロントはライトカバーが残っていましたのでそれを取り付けています。
ライトカバーは本来ですと窓枠と共にエッチングを起して作るのですが予算の関係上市販のミニカーのジャンクから外して使用しています。
大変なのはこのカバーがきちんと取り付けられる様に形状を直すのがなかなか大変なんです。
形状さえ直しておけば取り付けるのは簡単なんですよ。

ちょっとピンボケなんですが・・・両方のカバーを取り付けました。

今度はフェンダーミラーの取り付け・・・ん!確か仮組の時点で細かなピンバイスで当たりを付けておいたのですが左右ともみごとに塗料で埋ってしまったらしくもう一度穴を開け直しが必要になりました。
マスキングテープの細切りを貼って採寸しておいて穴をあけております。

そうだ!フロントのスモールランプの画像を撮り忘れておりました、こんな感じに・・・カバーを取り付けた後では反射できれいに見えませんね。

次はフロントのウインドウを取り付ける為に合わせてみました・・・
モールの内側に赤いボディカラーが見えてしまいますね~この部分もフラットブラックを塗っておかなければ・・・

この部分は筆塗りでも良いのです、私は下地がウレタンクリアーになりますからラッカーのフラットブラックで塗っています。
ラッカークリアーをお使いの方はエナメルのフラットブラックで塗られると良いと思います。
バックミラーも本体を取り付けました。
まだミラー面は付けていません・・・念のため!

バックミラーの鏡の部分はアルミ板に瞬間接着剤で貼付けてバフ掛けをしてピカピカにします、その後アセトンで接着剤を溶かして分離して取り付け・・・となります。

フロントウインドウを取り付けました。
これも事前にウインドウの形状を変更してありますから何の問題も無く取り付けが出来ます。

サイドウインドウも取り付けましょう。

ウインドウが全て付きますと一層格好良く見えます。

最後にバックミラーの鏡を取り付けて本日の製作完了ですね。

Tilbury 1/43 Triumph TR-3A 

2015-06-06 16:36:47 | 最近手に入れたキットのご紹介
Tilbury 1/43 Triumph TR-3Aと言う聞き慣れないキットメーカーのトライアンフTR3Aをご存知でしょうか?
私もTilburyと言うメーカー名は全く知りませんでしたが、今回も友人からeBayにメタル製の魅力的な1/43 Triumph TR-3A のキットが出品されていると言うメールで始まりました。
この友人は全くタイムリーにまた悪魔の様に耳元で囁いてくれますので、こっちもついつい気になってしまいます・・・(笑)

TR-3は以前にMetal43のキットを買っていますが、その原型はシャーシ裏の刻印でMade in France by AMRと有りますのでルフ氏で有ると推測出来ます。
今回eBayにでているキットのボディはMetal43の物と非常に良く似ているのです、しかしながらどこにもAMRの文字もルフ氏が原型を製作した事を示す刻印が無いのです。
こうなれば画像から判断するしか無いのですが・・・オークションの終了日までにはそんなに時間が無いのです、判断は迅速に行なわれました。
結果メタルキットとしては妥当な金額で落札する事が出来ました。
(代理入札なので私が落札した訳ではないのですが・・・)
それがこのキットなんです。
外箱は何もラベルがついていません、段ボール箱で古いAMRの箱と同じサイズの物にペン書きした車名とTilburyの文字が有るだけですね。

ボディはこんな感じです・・・以前ご紹介したMetal43のキットと比較してみて下さい。

シャーシ裏側はこの通りです、Made in Franceとは有りますがAMRの文字は無し・・・入れ忘れか??

タイヤを支えるシャフトを保持するやり方はフェニックスなどの一連のAMR製と同じやり方ですね。

バキュームは黄ばみも無くそのままでも使えそうですね。
ただしこのバキュームはソフトトップとハードトップを再現した物です。

インストは2枚でイラストを含めてわかりやすく書かれていますね。
フェンダー上部にはモールを再現する為に磨くか洋白線を貼る様な書き方がされていますね。

では2つのキットを並べて少し比較をしておきましょう
ボディはMetal43の方が少し小さい様に感じます・・・

上から見ますとTilburyの方が幅が少し広いですね・・・

シャーシの方もほぼ同じですがシートの位置を決めるダボのサイズがTilburyの方が大きいですね
それ以外は余り替わりが無い様に見えます。

シャーシの裏側は全く違いますよ
かたやダンハウゼンのマークが入ります今回入手のキットはTilburyと車名が彫られてフランス製と言う事が記されているだけですね~。
このシャーシとボディから推測しますと、ボディがTilburyの方が先に作られて後々ダンハウゼンのキットを作る為にシャーシの裏にプレートを貼付けてダンハウゼンのゴム型を作ったのではないかと思われます。

2つのキットが原型を同じくするという証明はこのインテークの左側に空いたリューターの削り傷です、両方とも同じ深さで同じ位置に有りますね。

インストを含めて違うのはMetal43がスフトトップもハードトップも無いのですがTilburyでは塩ビのバキュームでこれを再現しています。

この様な状況から二つのキットは同じ原型から作られたのでは無いかと結論付けを致しました。