Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ADB 1/43 Ferrari356GTC4

2015-03-03 23:35:26 | 最近手に入れたキットのご紹介
皆さんはFerrari365GTC4という車をご存知だろうか?
私の記憶ではずっと昔スーパーカーブームの時にコカコーラとかファンタの王冠の裏のパッキンを外すとそこにスーパーカーの絵が印刷してあってカウンタックや365BBはなかなか無かったけどこのGTCやマセラティボーラやメラックは沢山有った様な気がします。
パッキンを剥がしても剥がしてもGTCばかり出て来た記憶が有ります。
そんな事で私はFerrari 365GTC4を覚えているのです。
そして社会人になってからはカウンタックを持っていた頃に同じ車屋さんでこの車を買った方がいらっしゃって・・・確か四国の方だったはず。
白いボディを持ったその車は12気筒の良い音で走り去ったのを覚えています。
同じ12気筒でも私のカウンタックとは違った音がしていましたね。

ではこのキットが目にとまったのは何故か・・・
少し前に大阪の某方に送って頂いたメイクアップニュースにこのキットの紹介が載っていたのです。
確かに一般的にはマイナーな車だったのですが私にとっては実にメジャーな(コーラやファンタの裏で・・・)車だったのです。
そう言えば同じキットがヤフオクに出ている事を思い出しまして・・・何度も入札しようと思いましたが、タイミングが合わず気が付いた時にはすでにオークションが終了していたり・・・
最終的にはご縁が有ったらしく私の手元にまいりました。

ボディはこんな感じですが・・・原型はどこでしょう??
この様なパターンでは1/43の世界ではボディはどっかのキットをコピーして中身は作り直すというのは珍しい事じゃないですが・・・そんな失礼な事を考えてしまいました・・・(笑)
キットとして存在したのか定かでは有りませんがミニチャンプスの本には完成品が存在したらしくその写真が有ります。
まあ原型がそこに有るのかどうかはもうわからないでしょうね~。
このボディの形を見ていますと少し大きめの造形からルフのイメージを感じるのですが・・・ルフの様にボディの厚みが有るボディからフルディティールのボディを作るのは困難なお話なのですが・・・。
実際にこの車は結構大きいのです。

コチラがパーツの入っている袋ですが、シートとか結構大きめですね。
体の大きな人でも大丈夫そうです・・・(笑)

パーツの袋に入っているエンジンですがメタルのボディに入れる為に上下寸法は少し短めにしてあります、365GT4デイトナと同じエンジンですね。

ドアの内装がエッチングというのはちょっと頂けないですね、もう少し厚みが欲しい所・・・
ヒンジもこれで良いのか??この時代の物でウインドウの枠がエッチングなのは少し嬉しい構成かもしれません、なにせ旧いキットですからね。

ここもAMRとの共通点を感じる部分です、このホイールは旧いAMRと同じホイールが付属しています。

コチラもエッチングですが・・・ブレーキディスクはこれではちょっと使えないしキャリパーはどうするの?ワイヤーホイールなので全部見えてしまいますが・・・。
Ferrariのエンブレムもちょっと大き過ぎますね・・・。

少しずつの不満な部分は有りますがせっかく入手した物ですからデイトナ辺りと並べたいですね。

Auto Stile 1/43 Alfa Romeo Disco Volante

2015-03-03 22:57:06 | 最近手に入れたキットのご紹介
このキット何度か私のブログに出ていていますのでご存知の方も多いはず。
但し何度か制作した訳では無くヨーロッパからデッドストックの品を見つけて来て新たにエッチングパーツを加えて新入荷商品のページでご紹介したものでした。
実はあの時に在庫の数を間違えてしまいまして時分のキットまで売らないといけない羽目になった・・・(笑)
ので手持ちのキットが無くなってしまったのです。

だけど・・・また再び入手する事が出来ました。

まあご縁が有ればレアなキットでも再び入手出来るのですね~


但し塗装済みのお手つき品なのです
少し朱色系のレッドに塗られていますが筋彫りも直してないので剥がして塗り直しの方が良いかな・・・

部品の袋を見ますとホイールは太いスポークのオリジナルメタル製の物が付いています
最初に私が持っていたのはスポークの部分をステンレス線で編んだ物が付いていましたが・・・アレはアフターマーケット物もだったのでしょうか・・・そう言えばデッドストックの物もメタル製のホイールが付いていた様な気がします。

まあホイールは自分で編んで作る事が出来るので余り気にしていないのですけどね・・・
エッチングもまだどこかに在庫が有った様な気がするけど・・・

シリコン型の製作

2015-03-03 22:03:32 | Ferrari308GT Rainbow
随分久々のFerrari308Rainbowです。
今までの状態を説明しておきますとボディの内側に油粘土を詰めてベースの板から持ち上げておきまして、周りにプラ板で枠を組んでシリコンを流しています。
つまりボディの表側のシリコン型をとった訳ですね。
今日は下の板を外して油粘土を掘って取り出しています。

だいたい取り除く事が出来ましたがまだ油粘土がこびりついていますので奇麗に取り除かなければいけません。

爪楊枝やヘラなどを使って細かい所に入り込んだ油粘土を取り除くのはかなり時間がかかります。
コツコツと作業を進めるだけですね、それ以外にこの問題を解決する事は出来ないでしょう。
最終的にはブレーキクリーナーを使って油粘土を溶かす様にして取り除きます、但しこれを使いますとアルコール分がきちんと蒸発するまでは作業を中断しなければなりませんしダイキャストボディなど金属の物をではアルコールの蒸発で潜熱を奪いますので表面に結露が出ますから金属が常温にもどって結露が無くなるまでは次の作業に移る事が出来ません。
実はこの次の作業はシリコンバリアを作る為にワックスの塗布をしなければならないので水分は邪魔なんですね。

そしてシリコンを流します。

これで今夜一晩置いておきますと明日の朝には脱型出来ますね。
明日は定休日なのでレジンの匂いを気にせずにキャストが出来そうです・・・(笑)

タイヤのシリコン型を作ります

2015-03-03 21:47:14 | Bugatti Type57SC Atlantic
昨日は大変良い天気でしたが、今日の予報は午後から雨らしい・・・何故か時間ごとの天気では朝9時以降は雨のマークが付いていました。一体お昼っていうのは何時の事なんでしょう??
朝になってどんよりと曇った空を見ますといつ降ってくるのかわからない様な微妙な天気でした。
アトリエに到着してもそんな天気だったのでブルーベリーの植え替えをしようかそれとも製作の仕事を進めようか迷ったのですが、北の遠くの空は暗い雲が有りましたが真上は少し明るくなって来た様な気がしましたので植え替えを始めました。
2つ終わった所で雨がパラパラ降って来ましたがこれも一過性の物ですぐに止んでしまいました。
結局予定通りに3つのブルーベリーを植え替えてアトリエに入ったのが12時過ぎ・・・入ると同時に雨が本格的に降って来ました。
全く危ない所でした・・・(笑)

そんな事で午後から製作開始です。
昨日はタイヤの原型を作りましたので今日はシリコン型を作らなくては製作が進みませんね、シリコンの作業は余り好きじゃないんですが・・・(笑)
まずは原型をこんな感じにプラ板の上に留めております。
原型を支えているのは0.5mmのブラ板を切った物でここからタイヤの材料を流し込む事になります。

同様のプラ板でまわりを囲いまして・・・
この時プラ板を使い回したいので接着はせずマスキングテープで組み立てています。

シリコンを流しました。
流してから真空で引いていますので泡が若干残っていますがこれはその内に消えてしまいます。

これで今日のアトランティックの作業は完了です、短い様ですがこの後308レインボウのシリコンを流します。