Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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サフを入れました~!

2014-11-24 19:22:53 | Benz Tropfenwagen
今日も暖かく良い天気でしたね、明日位から少し不安定になる様ですが・・・季節柄しょうがないかもしれませんね~。
昨日書きましたフェラーリ375MMのフル開閉キットですが本日連絡を頂きまして無事に引き取り手が決まりました。
この円安の中ご決断を頂いたお客様には感謝申し上げます、私の方は取り次ぎだけなんで余り関係がないと言えば無いのですが・・・まあ取り敢えず必要としてくれる方の元にゆきますので貴重なキットが生きて来るんじゃないでしょうか。

さて、トロップフェンワーゲンは今日中にサフを塗りたいのですがその前にまだやっておかないといけない事が沢山有ります。
まず後のナンバープレートの部分ですがナンバー灯が付いていますがその横に何やらハンドル(ドアハンドルの様な物)が付いています。
形状からハンドルにしか見えないのですがどこにも開口部が見えないのです・・・
先日ご依頼者の方がいらっしゃった時にちょっと相談したのですが
手書きのナンバープレートの部分の縁に開口部が隠れていて写真では見えないかもしれないと想像しておりましてそれに沿ってナンバープレート型の筋彫りを追加しておきます。
まずアルミ板をナンバープレートの形に切りましてガイドを作ります。
大きさも位置も確認しながら筋彫りを入れますのでこの方法が一番簡単で確実だと思っています。

アルミ板を瞬間接着剤でボディに貼っておきまして筋彫りを掘ります。
幅は0.15mmですね。

筋彫りを掘っていたらなんと右上の角の部分に穴が空いてしまいました~。
ここは再びメタルで埋めて掘り直しですね・・・。
後の画像が実車の写真でしてハンドルとナンバー灯らしい物が見えますね。
この時代にナンバー灯が有ったのか・・・わからないのですがヘッドライトが有ったくらいですからね。

不要な筋彫りは埋めておきます・・・
ボディサイドの下側に有るのは筋彫りだったのですがこの部分のボディパネルの継ぎ目は板材を貼ってあって盛り上がっていますので筋彫りは無い方が処理し易いのです。
ライトの中にもライトの反射板を付ける為の壁を作る為にパテを充填しています。
さすがに何も無い所にはライトの反射板が付きませんからね~。

やっとサフを塗りましたよ~!
ボディなどの金属部品は通常版のウレタンサフを塗っています。

先ほどのボディの継ぎ目に使う真鍮帯金やドアの開口部のパッキン(!?)に使うハンダ線は折り曲げた時に塗料が割れて剥離しない様に軟化剤を入れたサフを塗っています。
ボディカラーやクリアーも同様の塗料を塗る事になりますね。