Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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昨日の制作は全てキャンセルされました

2014-11-09 18:59:00 | Benz Tropfenwagen
今日は一日中ずっと雨が降っていまして、昨日のラリー日本に参加された方々はいかがお過ごしだろうと心配になって来ますね。
山陽方面への山越えのルートは気温も低いでしょうし、雨が降ったら体感温度はどれ位なのでしょうか?皆様ご無事で神戸に到着されたでしょうか?
特にナビで同乗されている女性の方大丈夫でしょうか・・・と心配になって来ますね。
運転している方は一生懸命なのでそう寒さを感じないかもしれませんが・・・ナビの方はね~寒いでしょう。

さて今朝は昨日の制作を更新させて頂きましたが、今日の制作では作った物を全てキャンセルさせて頂きました。
と言うのも一晩寝て新たな目でそれを見ますと少々ゴツい感じがしましたので全部作り直しを致します。
まずは開けた穴を一度メタルで埋めてゆきます、中央のメタルの盛り上がりは中央に入れた真鍮線を取り外しましたので大きく盛る事になったのです/
ここの部分に真鍮線を植えると穴が開け難いんですね。

リューターでザックリと削り取りまして・・・

ペーパーを木片に貼り付けた物を使って削ります。
いつもの事なので紹介は要らないかもしれませんが・・・

筋彫りも掘り直しています・・・

中央にウインドフレームの固定用の穴を開けまして、そこにコンパスを立ててコクピット両サイドに振り分けます。
左右で長さを揃えたかったんですね。

本日のウインドフレームは支柱の部分を0.4mm下側のガラスを固定する部分を0.4mmの洋白線で作っています。
これくらいの寸法ですとかなり細く見えますね~。

丸い部品が見えますか?
この部品は直径が1.8mm、厚み0.3mmの丸い板でしてウインドの角度を調節する為の物ですね。
このツマミはガラスの下側のステーの先端に付く様になっています。
ウインドをやり直したのはこのツマミが思った部分にちゃんと付かないから・・・やり直したと思っている部分も有りますね。

先ほどのツマミをウインドフレームにハンダ付けしました。

次にリア周りのアクスルがボディに貫通する部分の穴を修正致しました。
真鍮線でガイドを作ってから・・・

ここでもメタルを盛りまして・・・

削って削って・・・

リーフスプリングを作りましょう。
この車のリアサスペンションはリーフスプリングの1/2を斜め後に突き出しましてその先にアクスルを留める様な構造をとっています、
1/2ずつ使うので1本分しか要らないのですが中央部分も左右ともに要りますから1/2を2本作る事になります。

斜めにリーフスプリングが出て来る穴の上下寸法を修正致します。
真鍮線を入れておいてメタルを盛ります。

ほとんど見えなくなりますがリーフスプリングを取付けました・・・

明日の為にダンパーのエッチング部品を準備しておきました。
明日はタイヤも作りたいですね~。

この更新は昨日の仕事です~!

2014-11-09 11:14:00 | Benz Tropfenwagen
今日は11月9日ですので今頃は横浜の大桟橋埠頭はホビーフォーラムで盛り上がっている事と思います。
この所出かけてゆく事が多かったのでホビーフォーラムは自粛しました、昨日のラリー日本でさえもかなり考えての見学でしたからほぼ2日間を要する横浜は・・・ちょっと難しいですね。
Lさんやおささん、デモドリさんなどなどともお会いしたかったのですが・・・ここは我慢です。
代わりに息子が会場に行っているはずだから何か有れば連絡が来るでしょう・・・(笑)特派委員はちゃんと仕事をする様に!・・・(大爆笑!)

さて今日の一発目の更新は昨日の制作ですね。
ラリー日本の事を書いたら昼間の疲れが出てしまいまして寝てしまいました・・・。
沢山の方とお話をするとやっぱり疲れますね、普段は寡黙に仕事をしていますからね~環境が変わると疲れる物です、歳のせいか??

さてご紹介を出来なかった制作編ですが、ウインドスクリーンのフレームを作りました。
まず実車の画像をよく見ると細長いガラス板を2枚使って比較的簡単な構造の様に見えますが・・・

しかしボディの上側のスクリーンが付く部分は3次曲面を持っていますから下側が真っすぐに切ってあるガラスではボディに沿って取付ける事は出来ません。
そこで他の画像を見てみると・・・

スクリーンの下側のフレームの下に陰が写っていますね・・・つまり中央部分はボディに密着していますが両端はボディから浮いているという事ですね。
これなら構造上無理は無いですね。
早速洋白線や帯金を使ってフレームを作ってみました。
まだ片側なんですけどね・・・・

両側付きました・・・
後は角度調整用の丸いダイヤルを付ける事を考えなければなりません。


昨日のラリー日本の見学で時間が少なくなった制作ですが・・・
理由はまだありましてここからが昨日のメインイベントなんです~。
私が行っていたのはイベントの昼食会場でしてその間だけゆっくりと車が止まっている訳でしてその間ゆっくりと観察出来るのです。
ですから2時にはもう車が出発してしまいますのでそれから温泉に入り・・・確か2時半過ぎにはアトリエに帰ったのですが・・・それなら制作時間には余り食い込まないはずでしょ?
ここからが縁は異な物!と言う物でして・・・
実は参加車の1台がリアサスペンション辺りから異音が出るという事で応急修理をされていたんですね。
僕のガレージの隣を貸しているS君はアルファロメオ乗りでして「どうしたんですか?」と声をかけた所からドラマが始まります。
緊急的に出雲大社の方面のCPをパスしてショートカットして私のアトリエの横に有るS君のガレージに入院して確認する事になったのです。
ジャッキで上げてリアサスペンションやデフオイルの交換ブレーキまで確認しました(S君がやったんですが・・・僕は何もしていないですよ)
S君は自分のアルファロメオを全バラしてレストアした強者ですので淡々と作業をしていましたね、さすが安心して見ていられますね~。
さすがに時間が無くてデフの中身までは見る事が出来ないですがその他の部分は異常が無かった様です、それでも確認してから走行するのと確認無しで走行するというのは安心感が違いますからね~。
修理確認をしている間に友人が私のアトリエにご案内をして頂きまして名刺交換をしてびっくりです。
以前ポルシェ935を、また1989年には962Cをルマンで走らせて3位入賞(ちなみにプロバンスからキットが出ています・・・笑)した会社の社長さんでして・・・
実に気さくな方でした、この後も何とか楽しみながら無事にゴールをして頂きたいと思っております。

縁結びの出雲大社には行けなかったけどしっかりとご縁を結んで頂けました。