カテゴリーを何にしようか迷ったのですが・・・

今日は朝から曇っておりまして少し涼しい・・・いや少し寒い朝でした。
昨夜、随分考えまして・・・取り敢えずエントリーリストを見てみようかと思いました。
実にそうそうたる参加車が並んでおりましてその中の１台が目にとまりました。
そうカテゴリーにも有ります様にブガッティです！
しかもT57とT35Bがエントリーされています。
他にもベントレー4.5ブロアーとか・・・
普通には見られない車が沢山並んでいます・・・もう行くしか無いな～と思いながら寝ました。

朝一番でアバルトを外に・・・少し早めに行って温泉に浸かってから待てば丁度良いと・・・。
開店準備だけ手伝っておきまして・・・出発！！です

昼食の為の集合場所の近くになりますと警備担当の方が立っていてどんどん進めと案内をしてくれますのでどんどん走ってゆきましたら何と参加車の駐車場に案内されてしまいました。
そう言えば私のアバルトはゼッケンが貼って有りますので参加車輛と間違えてしまった様です（笑）
参加車輛じゃない旨を伝えて隣の普通の駐車場にパークしました。
それでも一般車両は近くの臨時駐車場に案内されてお客さんはマイクロバスでピストン輸送されていましたから破格の待遇かも・・・（爆笑）
立っていたのが現地スタッフなのでわからなかったのかも・・・

温泉に入ろうかと思ってパーキングの角を見ると既に目当てのT57がいるじゃないですか！
なめる様に見回して・・・したに潜って・・・写真を撮り・・・完全に怪しい人と化しておりました。
気になったのはこのフレームです。

興味の無い方にはわからないかもしれませんがデフの両端にドライブシャフトが出ていますがフレームは写真の中央上側からドライブシャフトの上側を通って後ろ側に達しています。
実はこの車私の知っているT57のフレームとは形状が違うのです。
ちなみにご依頼者の方からお借りした資料本にはフレームの図面が付いていましてそれによればフレームのリア側のデフはフレームに空いた穴を貫通してタイヤハウス側に出ています。

ちょっと写真が小さいかもしれませんが実車ですとこんな感じ・・・

他の車ですが拡大するとこんな感じ・・・

ちなみにCMCの1/18ミニカーですと・・・わかりやすいでしょ？

そうなんですよT57からはフレームが変わっているのです。
ちなみにT57までのフラッグシップであったT50では・・・

あっ、そうそうこれはポケールのプラモデルのインストなんですが・・・
これですとリアのデフの上側をフレームが逃げているのがわかりますね。

ではこのフレームはT50なのかと言われると良くわからないのがデフ本体ですね。
最初の画像を見て頂くとわかりますがCMCのミニカーの物と同じフィンが付いたデフケースが付いています。
ちなみにT50はこんなフィンの無い物らしい。確かウイングローブさんが作られたブガッティもこんなつるっとしたデフを作られていた記憶が有りますね。

だからどうなの？と言われると困るのですがあくまでも模型と実車の比較なので実車がどうかとか言う物では有りません、どうかそこの所はお間違いなく。
昔のメーカーは前の車の部品を組み込む事なども有りますし、デフもエンジンもそうなんです。
T50のフレームにT57のエンジンが載せてあっても全く不思議ではないのです・・・お客様の希望でなんでも有りの世界だったと思います。
それくらいこの時代の車はというのはオーダーメイドだったんでしょうね。

他に興味を持った車達をダイジェストで・・・
ブガッティT35Bですね、この車はもう何の説明も要らないですね。

「B」で有る証明です！

これはスーパーチャージャーのブローオフバルブですね、ボンネットに穴をあけて出ています！

コチラが磯野あわびさんご希望のSVZですね。
ちなみに私の知人もこれと同じ物を1台所有しています。

こんなのも来ていましたが・・・もう圧巻でしたね～。
ベントレー4.5ブロアー！！

なかなか細かなディティールもお洒落です。

こんな部分も如何にもイギリス物らしい・・・

コチラがブロアーたる所以です！

このベントレーを作るならグリルやウインドの枠、ライトケースなどをクロームメッキをしてはいけません、実車はクロームではなくニッケル鍍金で少し黄色みを帯びた鈍い光り方だったのです。
この辺りは実車を見ないとわかりませんね～

ちなみにこの車、縦列駐車をしていましたので出発の時に前後を見ながら誘導していたらこんな物を頂きました。
見ず知らずの私ですが・・・ぶつからない様にちょっと見ていただけなのに・・・
特製のピンズですね。
その下はマツダファミリアロータリークーペに乗っていた方にも頂きました！
何やら頂き物が多かったです！