kotoba日記                     小久保圭介

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悲しみのセールスマン

2019年12月12日 | 生活
  

偉い人
偉くない人
いずれにしても
それぞれの時間を
過ごしている
幸も不幸も
実は境界などなく
まして
他者が決めることではない

沈黙は金

理には情
情には理

信号待ちをしている車の中から
沖縄民謡が聞こえてきた
きれいな音階
帰ってからYouTubeで聞いてみよう

---

子供の頃
お風呂に入ると
湯気で
すりガラスがくもった
わたしの頭の中は
フォークソングでいっぱいだった

くもったすりガラス
人差し指で文字を書く
湯船から立ち上がって

中学生になってから
ディランⅡの歌
『悲しみのセールスマン』の歌詞の一部を
適当にくもりガラスに
指で書いていた

「他人恨むにゃ むなしすぎて
 自分恨むにゃ 淋しすぎる
 行くあてなしの セールスマンが
 流れ行く先 ふきだまり」


歌詞は窓一面に
書かれた
鼻唄程度な気分で書いたは良いものの
数時間後
お風呂から出てきた
母が聞いた
「風呂窓に書いたあの詩、誰の?」
「……大塚まさじ……ディランⅡっていう……」

そっけなく答えた

母は息子の超ネガティブな落書きに
心配したに違いない。。。
そりゃそうだ(笑)
流れ行く先 ふきだまり
と中学生が書いちゃマズいよな。。。
いやいや
まてよ
多感な中学生だから
良いのか
良いんだ、うん。

そして時は流れ
わたくしは
こうなっているのでございます
ふきだまり
でもないけれど
まあ遠からず
ですかな!
万歳!








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