kotoba日記                     小久保圭介

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ソーシャルディスタンス

2020年04月24日 | パンデミック
  


ある場所まで
いつもは地下鉄で行くのだけれど
少しでもリスクを避けようと思い
35分かけて自転車で
ゆく

これって
走ってみると
案外良い感じ

栄付近の人通りの少なさを
目撃できたし
信号待ちしているときも
みんなソーシャルディスタンスっていうんですか
2mの距離をとっているし
だんだん周知されてきたんだなあ
と安堵感

春の景はどこも素敵

帰りにいつもとは違う野菜がたくさんの小さなスーパーでも
レジのところで厚手のビニールシートがあって
飛沫阻止予防
栄あたりの大きな小さな店もほぼほぼ
閉店していて
こんなことは初めてなので
目で見ておきました

街ではウーバーイーツと書かれた
宅配のバッグを背負って
町中を自転車で走る若い人たちの姿が
労働場付近でも目立って
今ウーバーイーツは
特需らしく
月40万になるとも書いてありますね

こないだ
動画で
フリーランスの人たちの生活を見ました
彼らはフリーのデザイナーであったり
ミュージシャンであったり
ジムのインストラクターであったりします
ほぼ仕事がなくなった
そんな人たちが
スマホで仕事を探し
行き着いた先の一つが
ウーバー(配達委託)関連
一件400円から500円
一日で6000円に満たない日もあるというから
配ったら配っただけの世界
体力がつくかも

わたしの友人にも自由業の人たちが
わずかにいて
心配しているのですけれど
いろんなふうにして
なんとか
生き延びているのだろう
と思います

こんな人々の失職も
閉店もソーシャルディスタンスも
パンデミックになって
はじめて見聞きする
事柄ばかり

それでもたくさんの
草花は本当にきれいで
「あ、撮ってほしいやろ?」
って話しかけてスマホでパシャリ
「ありがとな。おまんらはほんとにきれいや。ありがたいありがたい。このよに生まれておまんらに会えたのが
ほんまに良かった。ありがとうな」
ってぶつぶつ言いながら
文字通り
道草をして
かえりました

GW、みんな家にいてくれるといいんだけどねえ
興味ない人はいくら言っても
興味ないし
しょうがない

けれど
興味ある人たちが凄くたくさん出てきたので
日本は海外に比べて
死亡者が断然少ない

強制ではなく自粛要請でありながら
みんな気をつけているし
ナントカまだ
感染爆発まで至っていない
海外なんてすごい爆発してますもんね

クラスタ―班で一波の感染者追跡を徹底したことも
諸外国に比べて良いところ
検査を渋っていて
よくない
という意見ももちろんだけれど
見えない感染者よりも
数字ではっきりでるのは
死亡者の数

ただし今はLINKの追えない
感染者が20人を超えたので
クラスタ―班では無理
そこで出てきたのが
行動変容

そしてクラスター班の2本柱の一人
数理モデル実践者の
8割おじさんの西浦博さん
の8割削減作戦

日本はあらゆる意味で
海外と比べて
清潔な国民性もあり
土間の文化もあり
恵まれている

日本人の右ならえの
性分が
戦争中は悪い方向に出たけれど
今回は良い方向で出ていますね
今のところは
ですけれど

気をつけていないと
オセロのように
いっきに白が黒になる
すべてが反転する

右ならえが
危険な方に向かうから
ここはしっかり
注意していないとね

さすが
島国共同体
助け合わないと
生きてこられなかった
日本列島

今回でも
GWに出かける人がたくさんいるでしょう
けれど
その数より
圧涛Iに
ルールを守る人の数の多さ
「よくわからないけど
まあみんなそうしてるから」
というのも
島国の特徴であり
農耕民族であるがゆえ

結果
死亡者数の増加を海外に比べてだけれど
抑え気味ですんでいる現状
これで日本が世界のモデルになったら
クラスタ―班と潔癖な日本人
ひとりひとりに
ノーベル賞だね

ただ今の政権は
それらを自分たちの手柄として
利用するだろうから
監視して批判しないとあかんよね

二度と
右ならえを
利用されたくない
そうわたしたちは
教えらてきたのだから

だから今
冷静に
感情ではなくて
科学に注視すること



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