goo blog サービス終了のお知らせ 

kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

胸の中まで空色になる

2011年01月18日 | 生活
今日も、
雪の影響で、
労働が中止になり、
途中で引き返しました。
あまりこんなことはないので、
え、と拍子抜けの気分と同時に、
きっと、
寒さを無理をしないように、
と、
かみさまが、
いっているのかもしれない、
と思いました。

氏神様に寄って、
お参りをしてきました。
とくにお願いしたいことはなく、
いつもありがとうございます、
とだけ言って。
まだ雪が残っている小さな境内で、
しばらく居ると、
余分なものが落ちる気がしました。
あー、守ってもらっているな、
という「気」がします。
調子の悪い時、
よく境内の中の石に座って、
邪気を払っています。
いつ来ても、
ここは気持ちが良い場所で、
ふっと軽くなります。

たまには、喫茶店でも入ってみようと、
観葉植物がたくさんある店へ行きました。
BGMで女性が歌う、
「悲しくてやりきれない」が、
流れて、
なるべく悲しまないようにしよう、
とコーヒーを飲みながら思いました。

今日、返却日の「パーマネント野ばら」を、
もう一度観ました。
やはり良い映画です。
主演の菅野美穂は、
NHKのナントカっていうドラマで、
正岡子規の妹役、「律」を演じているのを、
たまたま観て、
たいしたものだ、
とその演技力を思いました。
この映画でも、
菅野美穂の演技は良く、
また小池栄子も良く、
夏木マリが、
最後のシーンで見せる、
不安の表情から、
パッと明るい表情になる演技は、
抜群です。
菅野美穂が、
電話ボックスで、
「なんでこんなに寂しいが(のだ)」
という迫真の演技がありますけれど、
その言葉の意味が判る、
というのは僕の傲慢です。

夜、また散歩に出かけました。
ある方が、
映画「めがね」をDVDで買った、
という知らせが来て、
それは僕が以前、
「良い映画ですよー」
と知らせたのですけれど、
鏡というか、
自分が発した言葉や話題が、
その方に反射して、
こっちに戻ってくる、
そんな大切な方がいます。
だから、もう一度、観てみよう、
と「めがね」を借りてきました。

不思議だな、
と思うのですけれど、
その方が「本当にそうだよなー、と思う」、
と言ってくれたこのブログの内容を、
小説で使ってみると、
それがハマる。
今回の作品も、
その方の言葉を、
数カ所、
拝借させてもらいました。

それは、
「胸の中まで空色になる」
という、
美しい言葉です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪の輝き | トップ | ああ寒い »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。