kotoba日記                     小久保圭介

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墓参りツアー

2022年08月19日 | 生活

         

 

一昨日は

墓参りツアー

ナマステ先生と。

雨模様なので

自転車をやめ

名古屋駅から

近鉄で蟹江まで

ナマステ先生は

JR蟹江駅まで自転車で

墓地の入り口で待ち合わせ

小さな墓地に

ナマステ先生のご先祖様のお墓

わたしの母方のご先祖様のお墓があります

それもすぐ近く

ナマステ先生は毎月

お墓参りに来るので

たまにわたしのご先祖様のお墓も

掃除してくれているらしいです

ありがたいことこの上なし

しかも一昨日は

お花と線香、ろうそくまで用意してくださった

ナマステ先生はつい最近

ご家族でお盆のお墓参りを済ませていました

わたしの方の墓掃除もしてくれて

初めてわたしも濡れぞうきんで

掃除をしました

花を替え

墓石の横に卒塔婆が立っていました

ナマステ先生が何故、卒塔婆があるのか

教えてくれましたけれど、忘れました

ナマステ先生のご先祖様のお墓にも

お参りしました

コメダでアイスコーヒーを飲んで

今度は桑名へ

母方の実家の前を通り

昔の長屋もありました

道が細くて

壊すに壊せない事情

小さい時

古い長屋の母屋と

新築した母屋で

あそびました

ーーー

桑名に着くと

凄い雨

しばらく雨宿り

2年前に空に帰った同僚の

お墓参り

お寺に生まれ

庫裏に住んでいました

彼は永平寺で修行して

日曜日も休みなく働き

誰よりも早く労働場に来て

静かな場所を選んで

目を瞑っていた

桑名から20分の距離を

往復歩き

朝早くに庫裏を出る

思い出すたびに

彼はずっと修行僧だったように思う

お寺の住職こそしなかったけれど

常に丸坊主で自分で剃っていました

ーーー

駅から20分歩き

汗だく

餃子屋を見つけ

ごはんと餃子

冷たい水で

一休憩

お寺に着き

母屋のドアホーンを押しても誰もいず

御堂のまわりに墓石がないか、ぐるりを歩き

しょうがない

門を出て

ナマステ先生は外から

合掌して頭を垂れ

わたしは道路の向かい側のバス停で

合掌しました

「修行が足りないので出直してこい、ってことだね」

とナマステ先生

「そうですね」

わたしたちは、ほころんで

バスが来る間

御堂の方を見ていました

「たぶん彼は見てますね、わたしたちが来たことを」

そう言うと

ナマステ先生は何も言いませんでした

帰りはすっかり雨があがり

無事

家へ帰りました

その夜

寝ていると

風鈴が何度も鳴りました

ご先祖様か彼か

きっと墓参りありがとう

って言っていると思い

わたしも

風鈴が鳴るたびに

「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」

って言いながら

寝ました

ーーー

以前

友達が

「墓参りして、草刈りして墓石掃除すると、この世で自分の、ズレというか歪みが正されるような感じがする」

と言っていたのを思い出したのは

翌朝でした

何故か元気でスカッとしていたのです

ちゃんと墓を掃除するのも大事なのかな

と思いました

 

 


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