kotoba日記                     小久保圭介

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オンライン春一番

2020年05月03日 | パンデミック



昨日からの暑さ
気温差が大きい

電気毛布の親分と
電気ヒーターの親分さんは
眠り
昨日から
夏の立役者
扇風機の大親分が登場

窓を開ける
花粉の時期は終わった

今年はとうとう花粉薬なしで
過ごした
やったー!

例年より
ヒノキ花粉が少ない
ヒノキにはいつもかなりどつき回されているので
マジ助かった

薬なしで過ごせた理由は
飛散量が少ないことと
もしかして
去年の10月あたりから
ワカメとヒジキとゴボウの他
通常のキノコと野菜と果物
海藻類をたくさん摂取して
腸内環境が
変わってきたためかも
とにかく
めでたい

急に暑くなったので
流行病に加え
熱中症注意

けれど
防護服で本当に想像を絶する労務を続けている
医療従事者の方
スーパー
ドラッグストア
ごみ収集の方
配送や聡
ドライバーに
ホームセンターの方
宅配と郵便
新聞配達員や銀行員

自粛の対象外になっている
すべての人たち
感謝とともに
暑さが。。。

特に
防護服の方々に
今後どう
影響するのかを
思う

---

自粛警察の登場は驚いた
今日の中日新聞で
やっと
311の時の言葉
『同調圧力』の太文字の言葉が登場

100年前のペストの時
日本で何が起きたかを
詳細に語る新聞
それは想像を超えて
遥かに
残虐だった

自宅待機を余儀なくされて
終えてしまう人たち
しまった人たちの
犠牲の上に現在
わたしたちに
軽症者受け入れのホテルが
やっと用意されはじめている

女優の岡江久美子氏が終えたのは
自宅療養を経ての
ことだった

志村けん氏が終えた時
日本中が本当に流行病に恐浮エじ
クラスター班の押谷仁氏は
「はじめて(死者の)顔が見えた」
と表情を変えずに
状況対応していた

岡江久美子氏が終えてはじめて
軽症者対策が現実化する

きっかけは
著名人の犠牲によって
という気がしてならない
要は世論だ

「100年経っても隔離しかない」

医学者が落胆していて
医学が100年経っても
進歩していないことを
自身の研究とともに
嘆いたのを
印象的に覚えている

---

ネットで専門家会議の動画を
改めて見る
リアルタイムで見ていたのだけれど
パソコンが古いので
動画が切れ切れになって見にくかったし
聞き取りにくかった
やっと今日
全部を見た
尾身茂氏の言葉を
表情を語り口を
見聞する

政府の会見より
よほど早いし詳細

今どのように
第二次(医療以外)の問題解決に向けて
専門家会議のメンバー
医療者
臨床の現場
感染症
統計数理学(8割提言)
公衆学者全般
ウィルス学者が
国民に問題定義と
問題解決への指針を
政府の会見より
ちゃんと
表明しているか
国民が懸念する問題のほとんどを
拾い上げ
説明する
そして尾身茂氏は言った
「自粛をしていただいている国民のみなさんのおかげであり、本当に感謝しています。これはわたしたちが言うことではないのですけれど」
と嫌味たっぷりのニュアンス
暗に政府を批判する姿勢

政府は今
憲法改正を言い出し
非難を浴びる
当たり前だし
特措法に伴い
便乗して
改憲とは何事か

わたしでさえ憤る

政治家というのは
どうして?
という疑問を持つ

けれど
こうして
学者たちが長い質問時間を設けて
真摯に向き合う姿勢
自粛に伴う経済の問題
DVの問題
検査と自宅待機回避の方向性の示唆
緊急事態宣言の有効期間
医療現場の改善と
迅速な具体的な対応の提示
学校の問題の具体的提言
各自治体への命令の具体
「ソーシャルディスタンスという言い方は社会との距離、分断という意味になるので、言い方を変えたい。フィジカルディスタンスが正しい」
と尾身茂氏は言う

ただ政府の関与
厚労省の軽症者受け入れの不備
エクモの操作医療者の少数
その上にあった
限定的な手段の
クラスタ―追跡班への
過度な期待を
政府が持ったのは明らか

「LINKが終えない(個発例)感染者が20人以上出た時、わたしたちでは対応できない」
と断言していた押谷仁教授の発言
20人を超え
そのあとは
8割のフィジカルディスタンスを避ける対策
本来これはクラスター班の仕事ではない
ただ政府はすべて丸投げ
「専門家の意見を聞いて」
を何度耳にしただろう

グローバルに沿ったPCR検査の徹底を
日本は選択幅に入れずに
クラスター班に丸投げの政府

政府と国民の間で
尾身茂氏は公衆衛生学者の
代表として
中間管理職的な
言い回しをせざるを得ない
学者なのに
気の毒だ
とさえ思う

疲れる毎日
わたしたちは
コロナノイローゼになる
ここはひとつ
情報から距離を取ることが賢明
逃げるは生きるため



雨が降る前に
スーパーに行く
安い
半額
人も少ない
この時間に行くのが正解


しなければいけないことを
ひとつずつ
やってゆく
今日も
気温差で体調を壊しつつも
少しずつ
できることから

---

いつもだったら
この時期
野外ライブ
大阪は春一番コンサートに行っている
そこで
オンライン春一番と
わたしは思うような動画が
配信された
この雰囲気は
春一番コンサートが始まった
1970年代を彷彿とさせてくれて
原点を見る思いでいっぱいです

日本のフォークソングが
以前から
ここまでラディカルで
現代詩の影響下
ここまでわかりやすくできた
歴史
この
平明こそが


文学はむつしいことを
むつかしくいうことに
反省がない
何故なら
学問だから

けれど
庶民の目線を
学者は忘れている
庶民も学者に興味がない

フォークソングは
最高のPop文学だ
それを
わたしは知っている

どんな分野の専門も
庶民への橋渡しは
大事ですね



「トンネルの唄」高田渡  詩・曲:朝比奈逸人

こんな長いトンネルってあるだろうか 
もう前にも後ろにも行かないよ
最後の汽車から降ろされて 
もうあの娘にも会えないな

オイラもそうだよ、ホントはさ 
だれでも家に帰りたがっている
都会は花盛りですって便りを出した 
ああ、そんなのウソだけどな

昔、プラットホームの上、灰色の 
煙の天使が浮かんでた
で、今になって思うんだ 
あいつら流されて来たんだ

朝はあしたの後ろ姿 
夜は夜で思い出を繕う
ねえ、トンネルってため息なのかい 
ねえ、トンネルってため息なんだろ

空も地面も何にもなくて 
長い長いトンネルの中
呼び合う声だけが聞こえるよ 
だれも姿は持ってないからさ

こんな長いトンネルってあるだろうか 
もう前も後ろもなくなった
最後の汽車から降ろされて 
もうあの娘にも会えないな
最後の汽車から降ろされて 
もうあの娘にも会えないな






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