kotoba日記                     小久保圭介

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   『湖を見ている』

2024年06月25日 | 生活詩












    『湖を見ている』



友の優しい行動は
普通の土地から
水溜なんかではなくて
大きな湖に作ってしまう

友の優しい行動は
青い空に雲が生まれ 動き
海からここまでやってきた

南方のふるさとは
空が続いている

種も根のない場所で
知らぬまに
芽に出てくるのは
何だろう

ジェット気流に
届くまで
空をずっと高いところ
激しく高さへ
飛んで行くのだ

この大きな木とは 何だ
南方の木の大きさとは 何だ

何もなかった木だったのに
雪が降って
寒い東北の土地で
南方から強い激しさで
大きな木になって
高い木になって
暖かい木になって
大きな湖に出現したのだ

私はこの目で本当に見えた
本当にそういうことが起きれるのだ

本当にダメな時は
誰かが現れるという

誰も現れない時は
自分でも大丈夫

心を出した人
心を入れた人

その両者があって
優しさが生まれる

友は誇り
友情の宝
大きく強い光

湖を見ている




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