kotoba日記                     小久保圭介

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手帖とペン

2018年12月28日 | 生活


みどり





雪が
ちらほら

もう手帳に
言葉を書くスペースがなく
今年も
落書きだらけ

毎年
手帖は
予定や用事を書くためだけじゃない

言葉で記述するのだ
常に
どこでも
思ったら
記述するのだ

そうしないと
忘れてしまうから

一瞬の光を
必ず
言葉にする
そうやって
もう何十年過ぎた

最後の最後まで
わたし
ペンで
落書きをしていたい
それは生きる癖のようなもの

誰かといる時も
話の途中でも
「来た」ら
すぐに手帳を出して
ペンを走らす
殴り書き
時に
自分でも判読不明な文字がある
それもヨシ

たいてい
わたしの書き癖を
みな知っているので
黙ってそういう時は
ほっといてくれる
それがいつも
ありがたい

落書きの一行
単語が
詩になり
時に
小説になってゆく

手帖とペン
外出時の
わたしの道具
大切な
道具



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