kotoba日記                     小久保圭介

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詩の三行

2017年07月26日 | 読書
詩集を読んでいると
バキッと
はまる言葉がある
それは
谷川俊太郎著『詩に就いて』の中の『隙間』
という作品の三行



  わたしたちはこうして生きているのだ
  心配事を抱えながら
  束の間幸せになりながら


谷川俊太郎はいくつだろう
そんなことをふと思う



読者は必死に本の中に自分を見つけようとする
歌でも
絵でも
音楽でも
映画でも
写真でも
そこに
自分を必死に探している

件pだけじゃない
誰かとしゃべっている時も
相手の言葉の中に
自分を必死で見つけようとして
安心しようとするのが
人間の本質である
「同じだ」
と思った瞬間
共感と親しみを感じる

その線上先には
避けては通れない
差別もまた
横たわっているのだ

「自分とは違う」
と思った時
警戒と不審と敵視が起きる
差別が生まれ
その先に
差別への思慮が起こり
「自分とは違う何か」

経験の中に取り入れてゆき
自分とは違う何かが
自分の生命を脅かさないと確信すると
受け入れが起こり
融和する

融和した自身と同じものを
また探し出す

その繰り返し







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言葉を書く手段

2017年07月26日 | 生活
久しぶりに
朝の喫茶店へ

窓を開けていた
家に帰ると
風が通り
神風だと思う

空気の良しあしとは
こんなに
違うのか

改めて



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