kotoba日記                     小久保圭介

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定型について

2016年02月28日 | 生活
定型ということを
再考していた
スーパーで買いものをしながら

定型をこわそうと
不定形をめざす
とろこが
不定形とは
文字通り
定型を土台にしている以上
定型から離れることができない

常識は大事だ
生活者である以上
常識は大事だ
お金が大事だ
生活者である以上
お金が大事だ

「お金なんて」
という言葉がある
お金ではない価値観を
持つ人がいる
それは
お金以外の価値観である以上
お金から離れることはできない

アナーキー
反逆

定型を破り
不定形となって
それが常盤となるとき
不定形であったものは
それ自体
定型になっている
という逆説が生じる
そこがミソ

だから
常に変わらなければ
子供がすぐに何かに飽きるように
子供がわけのわからない言葉を言うように
そして忘れるように
そのような姿勢が大切
と書くと
すでに頭でっかち

あらゆる因習から逃れよ
という
武満徹の本の題があり
結局
逃げ切るしか方法はないのだろうか

答えはノウ

逃げ切ることも
定型を破ろうと
思ったこともない
人物が
一人いた

誰の影響も受けず
全速力で37歳で終えた
東北は花巻の男
宮澤賢治
彼は
おそらく
地球人ではなかった

コメント (2)
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