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kotoba日記                     小久保圭介

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超fake

2012年09月22日 | 文学


写真は、
街灯です。
昔のランプの姿をしていて、
強い風には、
揺れるようにしてあります。
てっぺんは、
かもめ、
を現しているのでしょうか。
みなと町、
というほどではないけれど、
小樽のようではないけれど、
伊藤整文学記念館もない町ですけれど、
時折、
潮風が吹き、
ボオオ、
と、
汽笛が聞こえます。

今朝は4時半に起きました。
秋分の日です。

名前(言葉)って、
死んでからも、
消えない。

肉体(タクシー)は、
魂の器。

そんなことを、
朝、考。

嬌声を遠くに聞いて。
言葉が友達、味方。

暑い秋、
秋の暑さ。
秋の日の中の、
暑さ。

ーーーメモ

映画「悪人」について。

きききりん、さんの、
バスの中の演技には、
圧巻。
それは表情のみ。

 役者が作った現実
 作者が作った現実

    ↓

 演技でしか作れない現実
 言葉でしか作れない現実

それはFAKEなんだ、
ということ。

「悪人」の中の、
長回しの、
バスの中のシーンについて。

判った!
と思った。
きききりん、さんの演技は、
角田光代が小説言語で、
現した現実、
「その子はまだ朝ご飯食べてないの」
に、
対応する。

内面は、言葉(小説、文学)
でしか、あらわせない。
きりんさんは、
演技でそれをやった!

現実 → fake → 超fake。
これが正しいプロセス。

きりんさんや、深津絵里には、
別の言い方をすれば、
言葉がある、
と言える。