kotoba日記                     小久保圭介

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黒川

2007年01月03日 | 生活

今日も散歩に出かけました。
幸いに天気予報は当たらず、三が日はきれいに晴れました。
黒川沿いの道を上流に歩くことにしました。
ドーナツ屋の交差点を渡り、東へ川に沿って歩いていくと、岸にゴイサギがいました。
ゴイサギは背中を向けていて、携帯を出して、一枚撮ると同時に、羽ばたきました。
グレーで大きい鳥です。いつもの散歩道では見られない鳥でした。
高速道路にぶつかるので、歩道橋をぐるぐるまわり、高速道路を越えると、岸に下りる道があったので進みました。水は深く、橋の下にはホームレスの青いシートがあったりするので、あまり人は通らない道です。
ところがこの道は名古屋市が黒川美化運動の一環なのでしょう、板張りの道が続いて、
散歩道になっているのです。川は鯉がいたり、ゴイサギ、カルガモ、シロサギが水に浮かんでいました。志賀橋の所でこの岸の道は終わって、上にのぼって信号を渡り、
桜並木の道を行くと、もっと鳥の数と鯉の数が増えました。散歩する人の数も増えました。
水も透き通って、藻がゆれていました。立ち止まって川に手を合わせている人がいました。
きっとこの川で悲しいことがあったのか、それとも自然信仰の方なのか、どっちだろうと思いながら、僕はその人の前を通り過ぎ、振り向くとまだ手を合わせています。祈りの先に見つけたのは、対岸の道路にあるお地蔵さんでした。こんなふうに川をはさんでお祈りする人もいるんだな、と感心しました。「大きいモズだ。あれだったらカワセミも食べるな」と初老のご夫婦が桜の枝に目をやっているので、僕もモズを発見できました。瑠璃光橋を越え、夫婦橋の所で黒川は終わりです。帰りは対岸の道を戻りました。たくさんの水鳥がいたし、板張りの岸辺道も見つけ、新たな散歩道の発見です。

川を離れ、神社を見つけました。
良い感じがしたので、参拝しました。正月だからというのじゃなく、
僕は神社がすきです。相性の良い神社だけですが。
相性の善し悪しは、そこの神社が気持ち良いか悪いかで決めるそうです。
特にお願いすることもなかったので、名前を言い、挨拶だけです。
熊野本宮の宮司さんによると、
祈りはまず存在することに感謝すること、
そして願い事は自力でできるのだ、と言っていました。
その通りだと思いますけど、
僕はお願いしてばかりです。

コメント
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