聖徳太子研究の最前線

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9月11日(日)藝林会第五回学術研究大会「聖徳太子をめぐる諸問題」

2011年07月24日 | 聖徳太子・法隆寺研究の関連情報
 聖徳太子について総合的に再検証しようという内容の学術大会が開催されます。

藝林会第五回学術研究大会
日時:平成23年9月11日(日)
会場:大阪・夕陽丘予備校(JR天王寺駅北口より徒歩5分)
主題:「聖徳太子をめぐる諸問題」

【四天王寺:集合見学(9:00~10:00)】
参拝案内・寺内説明: 南谷恵敏(四天王寺法務部長・勧学部長)

【大会総会(10:30~11:00)】
進行: 白山芳太郎(皇學館大学教授・本会委員)

【研究発表(11:00~12:00、昼食、13:00~15:00)】
司会: 清水 潔(皇學館大学学長・本会委員)

(1)「国制成立史から見る聖徳太子」(仮題)
      北 康宏(同志社大学文学部准教授)
(2)「対外関係史から見る聖徳太子」(仮題)
      石井正敏(中央大学文学部教授)
(3)「仏教文化史から見る聖徳太子」(仮題)
      武田佐知子(大阪大学大学院文学研究院教授)

【相互討論(15:00~16:30)】
(4)問題提起「聖徳太子研究の問題点」
      石井公成(駒澤大学仏教学部教授)

司会: 所 功(京都産業大学教授・本会代表)

以上です。

 会員以外の来聴も歓迎の由(参加費=資料代500円)。私も会員ではなく、この大会には急に参加することになったため、『藝林』誌や藝林会のサイトに載っていた予告プログラムとは、内容が一部変わっています。発表者の題名が確定するのは、9月になってからのようです。

 「相互討論」では、私が30分ほど現在の聖徳太子研究の問題点について話し、その後で全員による討論に移るそうです。発表者の諸先生や司会の所先生とは、これまでお会いしたことがありませんが、北先生の論文は、このブログでは着目して2度取り上げており、2度目の時などは3回にわたって紹介しています。

 相互討論では、専門も立場も異なる研究者たちが討議することになりますので、さてどうなりますか。
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