外出禁止令に近い「不要不急以外は外出を自粛して下さい」と御触れが出たので家人は神社にも行くのを自粛したが、毎日の習慣が制約を受けると調子が狂ってくると言う。神社にはお願いやそのお礼、それに運動も兼ねている。朝６時半からのラジオ体操を主に来る人もいるが、家人は運動は従である。でも、テーマを持って歩いているらしい。踵〔かかと〕から地面に着地し、次に足先を着き、その足先を地面につけたまま踵を上げてさらに膝〔ひざ〕を上げて次の一歩に移る。足の各部をそれぞれ動かすことでその役割を感じながら歩を進める。だから普通に歩くよりスピードは遅いがフィジカルトレーニング（ physical training）になっているのでヌボーとした足がスマートに引き締まっている。要は使えば使うほど何事でもスマートになるものらしい。考える事、話す事、書く事、走る事もそうだと思う。基本的な所作を分解しそれぞれの役割を再認識し組み立てる。それは茶道、剣道に通じているように思え、全体として美しい姿になる。道と言うことにとらわることもない。体操競技などもそうだと思う。身体を鍛えるから美しい技が生まれる。こう考えていくと脳も含め身体の各部を細かに鍛えずに今まで何もしてこなかったと気付き、もったいないと思うし、自分の身体各部に申し訳ないと思った。
今日の夕食は、
◆かつおのたたき ◆天ぷら ◆炊き合わせ ◆ 三つ葉のえのき和え◆ご飯
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追記： 来年度前期の子ども料理教室は新型コロナウィルスがまだ終息しそうにないので取り止めとなった。残念であるが仕方ない。１０月下旬頃に別の子ども料理教室の予約が前年度に引き続き単発で入った。頑張らねばならない。落ち着かない日々が続いているが、その時々で準備をしっかりしていきたい。なお、私たちが作った来年度用の食事サービス献立集の小冊子が届いた。４月度はないかも知れない。
２０２０東京オリンピック・パラリンピックが延期になった。中国から始まって当初、日本でもクルーズ船の感染状況が世界に報告されている状況でこれほどまでのパンデミックになるとは想像していなかったけれど、本来、WHOが早い段階でパンデミックになりそうだと素人的にも思えたのに中国への忖度か、政治的圧力によりそうしなかった。日本は感染予防の検査体制が不十分であり、しかもオリンピックを控えていたせいで検査の母集団を制約してきた。オリンピックが延期になった現在でも検査の母集団を制約している。だから、感染者数も新型コロナウィルスによる死者も少ないが、検査対象を広げると本当はもっともっと多いと推測される。検査母集団の拡大を主張すると医療崩壊を起こすと識者・専門家は脅すが、見える化をして正しい対策が初めて打てる。私たちや周囲の人だって無症状だけど罹っているかも知れない。検査しないから分からないだけである。こう考えていくと簡単には終息しそうでないように思える。新型コロナウィルスという0.1ミクロンの物質に人類は右往左往させらている。オリンピックを１年延期しても新型コロナウィルスの終息が前提である。処方薬やワクチンなどの開発により終息を願うしかない。
ＮＨＫ ＴＶで昨夜１０時から８９歳の女性が７年前から一人暮らしをしているが最近、高血圧で倒れた後、長男（６１歳）と長女（５８歳）が心配して今回の場合、長女が一緒に住もうとの提案を受け、静岡から東京に出てきて数日間のお試し同居暮らしを始める。そしてあるタイム リミットの日までに結論を出さねばならない。老女の葛藤があり結局、同居を選んだ。私たちはどうするか既に決めているが参考になった。だから、何事も前向きに考えて心を強く持ってしっかり生きていかねばならないと思っている。朝、二人で古い本箱を燃える大型ゴミ収集場所に出した。また、午後からは家人の背広やズボンの整理をし、何着も捨てた。なお、家人が神社へ行ったら、関西大学の桜も少し咲いており、神社の桜も咲き出したと写真を見せてくれた。大阪の桜開花日は昨日であったからあちこちの桜がこれからドンドンと咲いていくだろう。この桜パワーで新型コロナウィルスの影響を抑えられたよいのにと思うが…（神頼みと同じですよネ）。
夕方、風が強くて帆を張ったような足場が大きく前後に揺れて倒れるのではないかと心配した。家人が足場の鉄柱をベランダに紐で括り付けた。午前中に足場でお隣に迷惑を掛けているので解体した後お礼に行かなければと持って行くお菓子をデパートに見に行った。大体、どんな品を渡すかを大まかに決めた。午後から家人が足場に上って傷の塗装をチェックしたが完全ではなかったし、ネジ穴がネジを付けていない箇所にも試しに開けた穴が数カ所あったと言う。家人が足場を下りてから思ったことは足場組み立てが作業を考えて組み立てられていないから体が窮屈でペンキを塗る姿勢が取れない。組み立て時間は早かったが単に壁の近くに足場を組み立てただけの代物だったと私に愚痴をこぼした。作業をした瓦屋さんは大柄で肥えた人だったので大変だったのではないかと想像した。また、家の壁に穴がたくさん開けられていることが心配になった。
大阪の桜開花日は予想では昨日であったが近くの桜並木ではチラホラと咲き始めている。気象庁のホームページでは京都が今日で大阪はまだ空欄でした。標本木で5～6輪咲いた状態が開花日となるが毎年、近くの木は開花日より遅れて咲く。それなのに見ると５輪どころではないので不思議に思う。今年は想像していないことが起きたり、思いが外れることが多いから標本木を攻める気もない。たまたまの偶然であろう。こうやって桜が早く見れたことを喜んでいる。満開に向け、花見はどうするか、どうなるか（造幣局の桜の通り抜けは中止になったので他の名所でも？）、気がかりである。
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